死神くんのネタバレや結末（最終回）が気になる漫画！

えんどコイチ先生がフレッシュジャンプ→
月刊少年ジャンプで連載した1話
完結型のオムニバス形式の漫画です。

人の「死」を題材にした作品ですが、
死にゆく人の心情や生きてほしい

気持ちなど、ヒューマンドラマ要素が
多々あります。

嵐の大野智氏主演にてドラマ化もされました

死神くんのあらすじ紹介

死の間際や自殺を考えている人、
またそれにかかわるの人の前に

スーツを着て蝶ネクタイを着け、
帽子を被った少年が目の前に現れます。

彼は自分のことを「死神」と
自己紹介します。

死神の役目は死にゆく人の魂を
時間通りに霊界に送り届けることです。

しかし、そんな彼死神「413号」は
ただ死ぬのを見届けるだけでなく、

時には励まし、時には勝手に死ぬことを
怒り、人間を助けることもあります。

果たして彼に今日はどんな出会いと
別れがあるのでしょうか…。

死神くんのネタバレと今後の展開は？

死神は本来霊界に魂を送ることを
仕事としている。

死神413号は本来死ぬべき人間を
励ましたり、死のうとする人間を怒ったりと

人間に肩入れすることが多く、とうとう
最後通知が彼に来た。

次に何か大きな規則違反を犯した場合、
クビにすると。

死神のクビ宣告。

死神には死の概念が
ないためそれは自身の消滅であった。

自分にはこの仕事が向いてないのでは
ないかと悩みながらも次の仕事へ
向かう死神と相棒のカラスのカア助。

ある男が2年後に死ぬ予定の世界平和を
願う女性の命を狙っている。

それを阻止しようと来たが、必要以上の
死と関係ない人間との接触は

禁じられているがそれでも死神は
防ごうとする。

その最中にカア助が銃で撃たれ倒れ、
自身は悪魔の力で飛ばされてしまった。

邪魔者はいなくなったと女性を殺そうと
するも、その場に倒れてしまった。

死神は急いでその場に戻り男の魂を
抜き取ったのだ。

男は女性殺しを悪魔に頼むのだった。

死神は女性を守るために最後の
手段として思いつめた表情でハサミを

取り出し男と繋がっている
魂の紐を切った。

これは生きている人を勝手に死なせる
という重大な規則違反だった。

男は悪魔に女を殺すように頼むが、
死んでしまったものの願いは

聞けないと女性の今の死は
無くなったが、死神は霊界裁判に
かけられることになった。

全会一定で最高刑（死神の消滅）を
言い渡されたが、彼を見てきた主任が

裁判官から言いたいことが無いかを
問われ、語り始めた。

「413号は全く規則を守らず
私も手を焼いてました

人間の味方になって死亡時間も
守らず人間のいいなりになる

死亡予定の人間を勇気づけて予定を
延ばしてしまったこともあります

我儘で自分勝手ですぐ人間の味方になる
彼の行動は死神としては失格です！

はっきりいって彼は死神には向いてません！
しかし…彼のやったことはすべて

正しいことだと信じます！
彼は人間を理解し人間の心を読み

人間のために尽くしました
彼は人間のために一所懸命仕事をしました

彼の仕事におけるミスは総て
人間のためのもので

彼個人のミスではありません
彼と関係のあった人間はなんの問題もなく
安らかに死を迎え

あるものは勇気づけられ生きる
気力を取り戻したのです

彼こそが一番人間の心を理解している
死神といえるでしょう！」

判決の後、その場にいる死神。

彼は主任の言葉により助かったのだ。

その後新たな監察として相棒のカア助が
改めて着いた。

「お前はまだ死ぬ予定ではない」と…

死神くんの読んでみた感想・評価

生と死という難しい題材でよくここまで
毎月いい作品が描けたなと思います。

第一話では、不良少年が事故で
死にかけたときに母親が自身が

代わりになるからと投身自殺を
してしまうのですが、本来自分が

死ぬはずだったため息子は母親の
死を悲しみ、初めて自身の悪かったところに
気づき、人生をやり直すために真面目に

働きだすところとかが印象深く
残っています。

このようにただ「死」を扱って
いるのではなく、どのように人が

立ち直っていくのか、自分が助かって
どのように生きていくのか、代わりに

生きていく人のその後の歩み方など
時には優しく、時にはコミカルに、
時には切なく描かれていると思います。

特に名作と言われている「心美人」は
ドラマの第1話の原作でもあり、自分が
可愛くないと劣等感を持っているが

とても優しい人が、重傷を負った友人の
ために死神にとあるお願いをして、

亡くなったあとその友人がその人のことを
言った言葉には涙なしでは語れないです。

死神くんはこんな方におすすめな作品！必見

今、生きるか死ぬか迷っている方には
是非読んでいただきたいです。

生きたくても生きられない方が
多々いるのに、自殺したい

死んでしまいたいと思ってる方も
いると思います。

そのような方々に主人公の死神や、
主任が最後に言っている

「お前はまだ死ぬ予定ではない」という
言葉を突き付けてあげたいです。

また、「ついでにとんちんかん」で
えんどコイチ先生が好きになった方も、

ギャグだけではない全く違う作品が
描けるということを知ってもらいために
読んでもらいたいなと思います。

その他はヒューマンドラマが好きな方や
死生観に興味がある方、オムニバス形式の

漫画が好きな方、そして
「感動する漫画が読みたい」という方には、

この「死神くん」は是非とも
おすすめしたい作品です。

他の同じような漫画は「幽遊白書」を
挙げたいと思います。

連載初期に似たような感動系や
考えさせられるようなエピソードが

多々ありますので、
併せて読んでいただければと思います。

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