タイトル | 溺れる吐息に甘いキス |
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原作・漫画 | 如月ひいろ |
出版社 | 小学館 |
2013年~2015年に
プチコミックで連載された作品です。
単行本は全5巻です。
こちらの作品の4巻と短編作品を
同時発売するという異例を果たし、
読者や編集部からすごく期待されている、
2010年にデビューした
如月ひいろの作品です。
溺れる吐息に甘いキスのあらすじ紹介
イベント会社で働く主人公の優木陽菜には、
5年間同棲していた彼がいましたが、
仕事が忙しくすれ違いになってしまい、
振られてしまいます。
恋愛することに疲れ、早く結婚をして
身を固めたいと思い、
陽菜は係長にお見合いを頼みます。
係長には相手は誰でも良いからと
言いましたが、お見合いに現れたのは
職場の上司で「鬼の湯川」と呼ばれる
主任の湯川亨でした。
付き合おうと言う主任ですが、
職場での主任しか知らない陽菜は
困惑します。
でも、仕事の時の顔とは違う
プライベートの時の主任の素顔を見て、
陽菜は少しずつ主任に惹かれていきます。
溺れる吐息に甘いキスのネタバレと今後の展開は?
どんどん主任に惹かれていく陽菜。
自分でも主任を好きになっていることに
気づき始めていた時、
本当の見合い相手は湯川ではなく、
違う人だったことが判明。
湯川は陽菜のことがずっと好きだったが、
自分が厳しい上司だと分かっていて
普通に申し込んでも無理だと思ったので、
見合い相手になりすましていたのです。
本当の主任の気持ちも伝わり、
陽菜も主任のことを許し、
2人は付き合うことになります。
それからは、本当のお見合い相手だった
朝倉さんも登場し、
陽菜を気に入りますが、
自分が惹かれていたのは主任のこと
が好きな陽菜だと気づき、
身を引きます。
そしてお互いの元カレ、
元カノも登場します。
陽菜の元カレは少しストーカーみたいに
陽菜とよりを戻したいと近づいてきますが、
陽菜が自分たちは終わったことを
はっきり伝え、元カレは
陽菜のことを諦めます。
最後は、結婚を迫る主任に
陽菜は少し反抗しますが、
2人が始まったお見合いした所で、
婚姻届に押す印鑑を差し出して
ハッピーエンドです。
溺れる吐息に甘いキスの読んでみた感想・評価
社会人の恋愛漫画で上司と部下が
好き同士になって…という
この手の内容はよくありますが、
絵が可愛いところとか、女性がキュンとなる
男性をしっかり描かれているので、
何度も読み返してしまう作品です。
主人公も普段は大人しく、
ほんわかとしたタイプですが、
芯がしっかりしていて、
意外としっかりした性格で、
仕事も積極的に頑張るタイプで、
応援したくなるような
主人公で可愛かったです。
主任の嫉妬するところや
溺愛しすぎなところも、
普段の鬼の湯川からは想像できず、
そのギャップが良かったです。
少し心が狭いところなど、
完璧な男ではないところが
リアルで良かったです。
プライベートでしか話さない関西弁も、
女性のツボだと思います。
話もダラダラとしていなくテンポが良く、
一話一話がしっかりしていて、
主人公の心境なども丁寧に
描かれている作品だと思います。
現実離れした、甘々すぎる
オフィスラブではないので、
こんなオフィスラブをしてみたいと
思わせてくれる作品だと思います。
溺れる吐息に甘いキスはこんな方におすすめな作品!必見
オフィスラブのお話しなので、
やはり働く女性にオススメしたいです。
働く女性はこのような状況に
憧れるものだと思います。
学生の淡い恋愛はもう経験することが
なくても、大人の恋愛は
まだまだ可能性はあります。
そんなオフィスラブに憧れる
女性に読んでほしいです。
同じオフィスラブの作品で、
一井かずみさんの
「さあ 秘密をはじめよう」が
オススメです。
社内恋愛が禁止の会社で
社内恋愛をするお話しです。
上司との恋愛で、ありふれた設定ですが、
こんな秘密の社内恋愛してみたいなと
思える作品です。
もう一つ、ドラマ化もされた、
北川みゆきさんの
「せいせいするほど、愛してる」です。
こちらも社内恋愛ですが、
「溺れる吐息に甘いキス」や
「さあ 秘密をはじめよう」とは
全く違って、
既婚者の男性を好きになってしまう
お話しです。
この主人公は仕事にも生きがいを
感じていて、ただの恋愛だけじゃない
内容で、話の展開も面白く、
少し重たい話ではあるのに
どんどん読み進めてしまう作品です。