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燃える!お兄さんのネタバレと感想です!どうなる結末は!?

燃える!お兄さん

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 燃える!お兄さん
原作・漫画 佐藤正 167
出版社 集英社

あることをきっかけに、離れ離れになった
憲一は、山で育てられたことで、
超野生児になっており……。

ハイパワーなケンイチを筆頭に
強烈なギャグがハイテンポで続く、

その一方で家族の絆や
日常系の平穏さも含まれている、
アニメ化もされた傑作ギャグ漫画です。

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燃える!お兄さんのあらすじ紹介

遊びに行ったところ、
父親の憲吉がクシャミをしたことで
川に流され行方不明になった

国宝 憲一は、

山で空手家のおじいさんに拾われ、
「妹」のかえでとともに
野生児的な生活を送っていましたが、

それから十三年後、実は
おじいさんとは親子でなく
かえでとも兄妹ではないという

衝撃の事実を告げられてしまいます。

隠し続けていたおじいさんへの
腹立ちはあるものの、ともかく
本当の両親のもとに帰ろうと、

動き始めた憲一ですが、
人間社会のルールを知らないため
街を歩くだけで大騒動を起こしますが、

そこで偶然にも本当の妹である
雪絵と再会することができ、

国宝家の一員として
学校に通い始めることに。

しかし、非常識極まるパワーと、
意外な抜け目なさを持つ憲一は、

何かにつけて大暴れを続け、

ヤクザの息子の火堂や、
変わり者のロッキーとも
妙な友情を築いていきます。

燃える!お兄さんのネタバレと今後の展開は?

オモチャを買うお金がないため
ショップで無料体験のゲームを
遊びまくる憲一。

しかし超規格外のパワーで
延々と遊び続けられるため、
お客は寄り付かず売上は激減。

そこで店長は、出て行ってくれるならと
憲一に一枚の宝くじを差し出します。

そんな中雪絵がやってきて謝罪し、
憲一を連れて帰りますが、

憲一、かえで、おじいさんと
一気に三人も増えた国宝家の家計は
大ピンチな状況です。

もはや憲吉のボーナス頼りですが
憲一はそのすべてを
宝くじへと交換していました。

一攫千金に賭けた憲吉ですが、
やはり思った通りにはいかず、
一つもかすりさえしない有様で、

生活はいよいよピンチに
なるとも思われましたが、
何と憲一が貰った一枚が、

五千万円に当たっていることが判明。

大騒ぎの末換金した国宝一家は、
その後の財テクでも大成功を続け、
瞬く間に大富豪になりましたが、

そのことと引き換えに
雪絵以外の家族は
皆堕落してしまいましたが、

再び状況を変えるきっかけが
生まれてくるのでした。

(天国と地獄!
最低人とーちゃんのマネーゲーム)

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燃える!お兄さんの読んでみた感想・評価

ずっと昔本誌で読んでいた時は、
とにかく時間を忘れて
爆笑してしまっていましたね。

友情、努力、勝利の
ジャンプ方程式全盛期の中で、
とにかく憲一たちの動きは強烈で、

基本的に邪念がないにも関わらず、
笑顔で色々と人間や社会を
壊してしまえるタイプのヤバさを

滲み出している部分が何故か
爆笑を誘いましたし、

現在のテンポからしても
のんびりさを感じない速度で
叩き込まれる展開と、

どうにも予測のつかない
エピソードの数々が
普通ではない勢いを出していました。

平昌のオリンピックが話題ですが、
憲一もソウルオリンピックに
強引に挑戦する話もあったりと、

当時と見比べられる部分も
今となっては面白いですね。

また、パワー系のギャグだけでなく、
一から十まで無茶苦茶な
憲一と憲吉に困りまくりながらも、

決して距離を置いたりしない
常識人の雪絵ちゃんと憲二君の
見守る感じの距離感など、

家族や友人の暖かさを感じさせる
いいエピソードもあったりして
胸が温かくなったりもします。

恋愛や浮気などの関係が
主要キャラには基本的になく、
ギスギス殺伐としていないのも、

今の日常系にもつながる
ゆったりとした感じが
楽しめる部分でもありますね。

燃える!お兄さんはこんな方におすすめな作品!必見

特にコメディ系の作品では、しばしば、
主人公とその家族の「距離」が
開いていることがあります。

もちろん見捨てたりはしないものの、
巻き込まれてしまうとどうしても
当事者になってしまうため、

これも妥当な距離感だと言えますが、
「燃える! お兄さん」は完璧に
「家族」の物語なんですね。

主人公の超野生児である憲一と、
その父親である憲吉は明らかに、

ベクトルは違うものの
ヤバい側の存在なのですが、
それでも妹にして母親代わりの

雪絵ちゃんは決して見放さず、
距離を置いたりもしません。

ヒロインが主人公の妹なので
基本的に浮いた話もまるでなく、

今時の作品のように兄妹で
「近過ぎる」感じにもなりませんが、

その分家族ならでは、
気のおけない友人ならではの
安心感が満喫できる作品でもあり、

フィクションにおいて少し
「恋愛疲れ」してしまった方には、
とても適した作品かも知れません。

かつて一世を風靡しただけあり、
ハイパワーのギャグラッシュや
テンポの良さはさすがの一言で、

憲一たちの行動も色々と容赦がなく、
力づくで読者を笑わせるような、
激烈なインパクトに満ちています。

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