タイトル | 禁断の恋でいこう |
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原作・漫画 | 大海とむ |
出版社 | 小学館 |
月の力を借りて一匹の黒い狼は
人間の男になりました。
緋佐子・・・
何処かで誰かの呼ぶ声が
聞こえてきました。
夜斗は人に変わったので、
眠っている緋佐子の元に行きました。
起きて・・・
明日早いからと言う緋佐子ですが、
どこか嬉しそうです。
禁断の恋でいこうのあらすじ紹介
黒く大きな狼。
月の光が照らすと狼は人間になることが
出来るのです。
名前は夜斗、
緋佐子の恋人です。
本当はもっと愛し合いたい
でも月が出ている時間は短いのです。
夜斗は緋佐子と一緒に暮らしています。
緋佐子が務める骨董品屋さんにも
一緒について行きます。
夜斗は緋佐子を守っているのです。
いつでも側にいて、緋佐子を
安心させてあげたいと思っています。
ある日、緋佐子が務めている
骨董品屋さんにお客さんが現れました。
相馬遥と名乗る男性です。
禁断の恋でいこうのネタバレと今後の展開は?
相馬遥の肩書きは経営コンサルタント。
でもそれは、あくまで表向きは
という感じがしました。
骨董品として売りたいと、
遥が持ってきた品物
それはピアスでした。
何とそのピアスは、夜斗が付けている
ものと同じだったのです。
この人はどうして夜斗のピアスを
持っているんだろう・・・
緋佐子は胸の中でザワッとする何かを
感じて不安になりました。
遥は他にも売りたい品物があると
言っています。
それは絵と懐中時計でした。
どれも100年から200年前の
しなものです。
本当の目的は何?と、緋佐子が遥に
問いました。
すると・・・
そこにいる狼が欲しいと言いました。
遥は夜斗が月の力を受けながら、
何百年という長い間を生きている事を
知っていたのでした。
緋佐子は、絶対に何があっても
渡すことは出来ないと言いました。
骨董屋のオーナーが遥に帰って欲しいと
伝えてくれて、何とかこの場は
収まることが出来ました。
「俺は欲しいものは、どんな手を
使ってでも手に入れてみせる」
そう言い残して去って行った
遥かに対して、緋佐子は
拭いきれない不安を感じました。
禁断の恋でいこうの読んでみた感想・評価
もし愛する人が狼だったら、
自分はそれを受け入れられるのかな?
そんな風に考えながら読んでいました。
確かに人間に変身した夜斗は
カッコいいです!
背も高いし、しっかりした男らしい身体
とても魅力的だと思います。
でも人間になれるのは、
月が出ている間だけなんて・・・
ちょっと寂しすぎる!と思って
しまいました。
でもいつも傍に居ることが出来ない
わけではなくて、狼の姿としては
いてくれてるんですよね!
うーん・・・でもどうなんでしょうね。
昼間とかにデートが出来ないのは
やっぱり寂しいかな・・・
緋佐子は狼の時の夜斗に抱きついて、
お腹にモフモフとして寝ていました。
思わず、それはやりたい!と
思ってしまいましたよ!
二人が愛し合っている姿は、
恋人として素敵だけれど
刹那的なところも有ります。
何故ならそれは・・・
添い遂げることが出来ないからです。
夜斗は狼として何百年も生きてきました
その時々できっと出会いが
あったはずですよね。
緋佐子の肌の温もりを
たくさん求めるのもこの先の別れを
時に回想してしまうからなのかな?と
考えてしまいました。
禁断の恋でいこうはこんな方におすすめな作品!必見
狼に対して、本気で恋しちゃうって
ちょっと想像つかないですよね。
でもこの漫画を読んで見て
有りなのかな?って思いました。
もちろん人に変身出来ることが
前提ですが・・・!
一風変わったテイストのこの漫画は
興味を持ってしまうと思いますよ!
そして犬派の人には楽しめる作品だと
思いました。
もしも飼っているワンちゃんが
人に変身するなんて事があったら・・・
ちょっといいな!って思っちゃいます。
ワンちゃんが常日頃何を思っているかも
聞きたいし、自分のことを好きなのかも
聞きたいですよね。
緋佐子は狼の夜斗と一緒に住んでいます
月の光で!人間に変身して
くれるだなんて羨ましいですよね。
フサフサの長い毛にモフついている
緋佐子は本当に幸せそうでした。
そしてそうされている夜斗も
幸せそうでしたね。
憧れちゃうストーリーです。
恋人どうしの素敵な漫画で
気持ちが温かくなりましたよ。
たまにはいつもと違ったテイストの
恋愛の漫画を読んでみるのも
楽しいですよね。