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私のステキなダンナ様のネタバレと気になる結末は?あらすじや感想もあり!

私のステキなダンナ様

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 私のステキなダンナ様
原作・漫画 さかたのり子
出版社 講談社

広告代理店のキャリアウーマンが、
自分磨きの果てに選んだのは、
トドのような巨漢男性!?

美形とはほど遠く、
才能もあるようには見えませんが、
ひたすら優しく包容力がある夫に、

ゆっくりと惹かれていく妻を描いた、
異色のハートフル・コメディです。

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私のステキなダンナ様のあらすじ紹介

広告代理店の営業職として、
バリバリと働いてきた、中橋 由乃。

仕事だけでなく女性としても研鑽を続け、
大企業の跡取りの心を射止めかけますが、
しかし彼に結婚前にフられてしまいます。

その後、何度もお見合いをした由乃は、
友人からの紹介で、
桃瀬 比呂史と出会います。

しかし比呂史はイケメンとはほど遠い、
まるでトドのような巨漢で、
しかも才能もありませんでしたが、

付き合っていくうちに由乃は、
ついに結婚という選択を決断します。

私のステキなダンナ様のネタバレと今後の展開は?

有力広告代理店、電報堂で、
バリバリの営業職として働く、
中橋 由乃、30歳。

有名レストランチェーンの跡取りと
結婚を間近に控え、幸せの絶頂でしたが、
突如その彼氏からフられてしまい、

その反動からお見合いを何度も
繰り返していました。

そして友人から桃瀬 比呂史を
照会されることになったのですが、

比呂史はまるでトドのような巨漢で
冴えたところもない男性でした。

彼の卑屈なところを指摘し、
立ち去ろうとした由乃でしたが、

発奮した比呂史から、
幸せにすると言われて、
成り行きで結婚することに。

とは言え由乃としては
彼を愛しているというわけではなく、
自分の選択に確信は持てません。

そんなある日、結婚式の映像撮影で
足を運んだビーチで、
由乃は元彼と再開します。

式のために延々と頑張った比呂史を
介抱することもできずに、
自分の思いをぶつける由乃ですが、

比呂史はそんな由乃を前にして、
改めて自分の思いを見せますが、

由乃は決断し切れず、
結婚式をキャンセルしてしまいます。

さすがに気がとがめて、
比呂史の様子を見に行った由乃は、

自室で倒れている彼の姿を
目撃することになってしまうのでした。

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私のステキなダンナ様の読んでみた感想・評価

強気で仕事もできるタイプの女性が、
年齢的に「いい時期」を悟り、
自分に見合う男性を探していく。

本作の導入はまさにこんな感じですが、
読み進めるのはかなりキツいかなと
考えてしまいました。

自分という恵まれた「条件」を軸に、
さらに優れた異性を求めるという思考は、
どうしても弱肉強食の部分があり、

見た目が華やかでも殺伐とした
嫌な雰囲気になりがちなんですね。

実体験でも漫画でも、そうした
妙な展開は嫌だと思っていたのですが、

本作では意外にも、ダンナ様は
体重120キロクラスで美男でもない、
まるでトドのような比呂史さんで、

とにかく優しくて誠実な彼に
読んでいる私たちも癒されるような
構図になっています。

人間顔じゃないと良く言いますが、
確かに、比呂史さんほど純粋で、
しかも優しい人だったら、

もはやルックスをどうこうする
感じには決してなれませんね。

広告代理店でバリバリやっている
由乃が、何だかんだ言いながらも
惹かれてしまうのも納得です。

とは言え、健康面など考えると、
比呂史さんの体重は明らかに過剰で、
痩せる方法を早々に考えた方が、

将来的な幸せにつながるのも
間違いないかなとも思いますが……。

私のステキなダンナ様はこんな方におすすめな作品!必見

結婚、と言うよりは婚活をテーマにした
作品も最近多くなってきたように感じます。

しかし、できるだけ「良い相手」をいかに
射止めるかというだけでは、どんな物語でも
読み手としては息が詰まってしまうもの。

値踏みをしまくるということは、
どんな状況でも査定されるのですから、
ちょっと都合が悪くなれば捨てられる的な

シビアな価値観が根底にあるわけです。

しかし本作においては、「値踏み」は
途中から意味をなさなくなります。

何故なら本作で選ばれた「ダンナ」は
特別に才能があるわけではない
体重120キロの巨漢であり、

「男らしさ」とも無縁の存在です。

収入もハイレベルとは言い難く、
今後社長になるような野心も
まったく見えるタイプではありません。

しかし、彼、桃瀬 比呂史は、
徹底して優しいのです。

奥様に対してだけではなく、
同僚にも心を尽くせる器量があり、
本心から人を心配できる、

そんな人として大事なものを
たくさん持ち合わせているのです。

その上家事も完璧なのですから、
本当に「いい人」と呼べる存在で、

今までの漫画にはあまりいない
タイプの男性像と言えます。

タフでビッとしている男性を
紙面で見るのがきつくなった、
そんな思いを持つ方たちには、

本作の比呂史さんの優しさは
がっちりハマるのではないでしょうか。

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