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私は子連れおっパブ嬢のネタバレと実際に読んでみた感想!すごく結末が気になる!

私は子連れおっパブ嬢

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 私は子連れおっパブ嬢
原作・漫画 池田ユキオ
出版社 小学館

キャバクラよりもずっときつく、
しかし多くの風俗のように
下半身の接触があるわけではない、

「おっぱいバブ」。

この独特のサービス業に、
出産間近いはるかも
参加しているのだった……。

子連れの状態で風俗店に勤める、
極めてハードな状況をリアルに、
そしてハードに描き切った、

多くの風俗もののお約束には
あまり縛られることはないが、
その分本音が見える良作です。

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私は子連れおっパブ嬢のあらすじ紹介

夫と事情があり離れ、子連れの状態で
歌舞伎町のおっぱいパブで働くはるか。

しかし彼女は妊娠しており、
下着姿ではお腹を隠すこともできず、
店から戦力外を通告されます。

とは言え身を粉にして働いたことで、
出産に関わる必要経費については
何とか目処が立った状態でしたが、

ある悪意のない事故が原因で
さらに追い込まれてしまうことに。

貯金がない状態で実家にも頼れず、
しかし子供を産み育てるために、
はるかは一つの選択をします。

私は子連れおっパブ嬢のネタバレと今後の展開は?

新宿歌舞伎町の某店。

胸を露わにして客に触らせる
「おっぱいパブ」で働く、
木島はるかは、その日、

タチの悪い酔客に絡まれていました。

ただはるかは妊娠しており、そのため
下着姿だと非常にお腹が目立つのも、
また事実と言わねばならず、

店側からはしばらく休むようにと
戦力外通告を出されてしまいます。

同僚たちは温かく彼女の出産を
応援してはくれましたが、
昼間のバイトは続けねばなりません。

その中でも小さな息子翔太は、
心から赤ちゃんの誕生を
待ち望んでくれていましたが、

嫌な上司に嫌な家主と、
神経を削ってくる大人が
周りにはたくさんいました。

そんなある日翔太が、
お母さんのためにと
レトルト食を作ってくれましたが、

袋から出さずに温めたために、
そこから発火し、アパート全体が
半焼する事態になってしまいます。

失火の賠償責任を負わされ、
蓄えがなくなってしまったはるか。

貯えもすべて失ってしまい、
親にも頼れない状況で、
翔太のためにとやる気を出しても、

肝心の仕事がない状況でしたが、
働いていたおっパブ店の上司が、
ある仕事を紹介してくれたのでした。

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私は子連れおっパブ嬢の読んでみた感想・評価

簡単にスカっとする展開には至らず、
読んでいくとキツい部分もありますが、
だからこそ読んでおきたい一作ですね。

通常の「夜のお仕事」的な話とは違う、
シビアかつリアルな面が多く
考えながら読むことができました。

キャバクラやイメクラ、そして
デリヘル等々の風俗業は、
最近とてもメインになっただけあり、

色々な働き法を見て取れますが、
本作の場合は既に「子持ち」、しかも
「おっパブ」での勤務とあって、

他の「夜の店」でのお話とは
随分趣きが違います。

冒頭第一巻のはるかにしても、
子供がいる状態でしかも、
お腹も随分大きい状態で、

店に立たなくてはいけないとあって、
その悲壮感は際立っていますね。

自分には落ち度もないのに、
周りから白い目で見られて、
しかも悪いことが重なるなど、

本当にきつい状態が続きますが、
だからこそいちるの望みというか、
大事な人からの愛が染みますね。

一方で構造的にブラックな
職種であるが故に、上司からも
使い捨てのように考えられていたり、

小さな子供がいるという状況に、
十分なフォローがなかったりと、
考えさせられる作品でもありました。

私は子連れおっパブ嬢はこんな方におすすめな作品!必見

夜の仕事の中でも風俗店と言うと、
とにかくハードである一方高収入で、
荒稼ぎしているという印象を持ちがちです。

しかし、多様化細分化する「サービス」は
その収入レベルにも大きな差をもたらし、
画一的な判断は通用しなくなっています。

本作の主人公たちもまた、
子供を養いながらも、いわゆる
「おっぱいパブ」で働くという、

かなり変わり種の人々ですが、
そのリアルさは生々しいですね。

最初の夫とは死に別れ、
後の夫ともうまくいかず、
「おっパブ」を選択する女性。

辛辣すぎる夫と、自分には
愛情を示してくれない娘という、
辛い前提を持つ女性の挑戦。

本作で描かれているのは、
楽して大儲けできるといった、
一般的な風俗のイメージとはかけ離れた、

働いても容易には先が見えないような、
「沼」のような風俗嬢生活です。

オイシく気持ちよく、しかも姫扱いで
大金をゲットできるといった、
男性側のイメージとはまた違う、

より実感のこもった現実を
満喫したい方には最適な一作で、
微妙な心理の揺れも見られます。

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