タイトル | 究極超人あ~る |
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原作・漫画 | ゆうきまさみ |
出版社 | 小学館 |
R・田中一郎を中心に物語が動いていく
コメディ漫画。
田中が在籍することになる春風高校では、
多数の人物が登場していきます。
中盤から後半にかけて
バトルも多く登場しますが、
全体としてはコメディ要素が豊富です。
究極超人あ~るのあらすじ紹介
光画部の部長鳥坂は
部員のさんごと堀川達を連れて、
野外撮影会を行っていました。
さんご達が休憩を兼ねて湖を見ていた時、
田中が自転車で湖から登場。
1学期の終わり頃、
転校生としてやって来た田中は、
春風高校の2年生となります。
田中は超人的な能力を持っていたため、
各クラブから誘いの声が出ました。
ですが、OBのたわばの一声により、
光画部に所属することになりました。
この選択は
田中の運命を大きく変化させていきます。
究極超人あ~るのネタバレと今後の展開は?
春風高校で体育祭が開始され、
田中もパン食い競争や
徒競走などの競技に参加しました。
その最中に鳥坂の攻撃を受け、
アンドロイドだと正体が発覚する事態に
なっていまいます。
田中の家を訪れた光画部員達でしたが、
そこで田中とそっくりな
少年に出くわしました。
少年は田中を作成した博士の息子だ
と名乗りました。
田中が巻き起こした騒動は、
生徒会にいる西園寺の耳にも入りました。
そして田中は西園寺と
生徒会長の座をかけて争うことになります。
激しい攻防の末、
1票差という激戦を制したのは西園寺でした
生徒会長の西園寺は光画部つぶしを企みます。
それに対抗するため部長の田中は
部室に立てこもり、
部室明け渡し請求を拒否します。
自作した特殊な機械を使って
防衛をしようとしましたが、
田中は鴨池により攻撃され敗北します。
部室を取り上げられた光画部員達は、
新しい部室探しをしていました。
その際に木造校舎を発見しました。
校舎内にある教室の柱には、
光画部と書かれた札がかけられていました。
究極超人あ~るの読んでみた感想・評価
物語序盤の田中が
湖から出てくる場面はびっくりしました。
そして「お腹が空くじゃないか」と
その場の空気とはかけ離れたことを
言い出したため、大爆笑しました。
しかも、どこかへと自転車で
去って行ったので面白かったです。
ただ、高校への転校生として
再登場する場面は普通過ぎる気がしました。
田中が鳥坂と一緒に
高速道路へ移動した場面は凄かったです。
自転車で高速道路を走るのは、
あり得ないことなので笑ってしまいました。
そして同級生達よりも
素早く駅に到着をした田中でした。
電車よりも素早く移動したため、
さんごは驚いていたみたいです。
ここまで来ると何でもありかなと
読みながら思いました。
鳥坂が光画部の部室で
寝泊まりしている場面はおかしかったです。
そして布団から起床して、
髭を剃ったりスーツを着用して
仕事の準備をする鳥坂。
その行動を見ても
平然としている部員達も変でした。
日常生活では起こりえない風景ですが、
鳥坂らしい行動なので
結構気に入っている場面です。
究極超人あ~るはこんな方におすすめな作品!必見
一昔前に流行った数々のネタが
沢山登場するため、
やや大人向けな漫画です。
特に古い戦隊物の話や、
生徒会長がコスプレをする場面は、
懐かしいと感じて笑ってしまうと思います。
それに、先の展開が知りたくなる
魅力も備わっているので、
その日のうちに読み終えてしまうはずです。
読み終えたら、作品の中で気に入った
部分を探してみると良いでしょう。
笑える要素が沢山詰まっているので、
本を読んで笑いたいと考える人には
うってつけな作品です。
奇想天外な行動をする田中の動きは、
予想するのが難しいため、
読んでいると自然と爆笑できるはずです。
面白いと感じやすいのが
この漫画の特徴でもあります。
美男美女だけでなく、個性的で
魅力のある登場人物も多数出てきます。
序盤は田中と鳥坂、中盤以降は
元幽霊の新部長とその祖母など、
妙な人物が多く読者を飽きさせないです。
また、シリアスな部分はほとんどないため、
それほど緊張せずに読むことができます。