【絶対可憐チルドレンのネタバレ】とあらすじ！感想や無料試し読みあり！

エスパーが活躍する
仮想の歴史・世界を舞台に

最強の超能力を持つ３人の少女と
上司兼保護者役の青年が活躍する
王道アクション。

『ＧＳ美神　極楽大作戦!!』の
椎名高志による、
圧倒的ボリュームの大長編！

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絶対可憐チルドレンのあらすじ紹介

エスパーが社会的に認知され、
政治・軍事上の大きな戦力として
国家の行く末に関わる世界。

明石薫
野上葵
三宮紫穂

国内でこの３人しかいない
最高ランクの超度７を誇る
彼女たちは、まだ小学生の少女。

現場運用主任・皆本光一は
薫ら３人のチーム『ザ・チルドレン』を
担当することになる。

少女たちの扱いに手を焼きながらも
数々の任務をこなし、
互いに信頼を深めてゆく皆本。

だがそんな４人が絶望に陥る未来が
予知能力者によって明示される・・・

絶対可憐チルドレンのネタバレと結末（最終回）は？

エスパーたちが社会に反乱し、
非能力者との戦争になり
薫はエスパーの『女王』となる。

薫と対峙する皆本は
社会のために薫を銃撃、
自らの手で殺害する――

それが皆本に見せられた予知でした。

絶対に公表できない予知として
その内容は薫たちにも当然伏せられ
皆本は１人苦悶することになります。

エスパーの予知は変更可能だが
無理に結果だけを歪めることはできず
未来の分岐点を探す必要がある・・・

時を同じくして
皆本と『チルドレン』の前に現れる
反社会エスパー・兵部京介。

国のためにエスパー兵士として戦い、
信頼する上司に射殺されかけた彼は
エスパーの解放をうたい、

来るべき非能力者との戦争のため
薫を『女王』として
迎え入れようとします。

絶望の未来を変えるために
兵部をしりぞけ、
保護者としても奮闘する皆本。

しかしあまりにも強い能力がゆえに
薫たちは時に社会の脅威とみなされ

また数々の任務を経ていく内に
薫は確実に『女王』として
覚醒していくのです・・・

絶対可憐チルドレンの読んでみた感想・評価

超能力といっても万能ではなく、
非能力者にも対抗手段があるのが
本作品の特徴です。

また薫たちも最強の能力者ではあるものの
対抗手段は無数にあり、
緊張感があるバトルが展開されます。

またバトルだけでなく
人命救助などのミッションが多く、
物語が平坦になりません。

事故や災害から人々を救う時、
どんなに強い力があっても
全てを救えるわけではない・・・

繰り返し頻出するこの展開は
薫たちの限界を示すのと同時に

まだ子どもである『チルドレン』の
成長の物語にもなっています。

成長と言えば
兵部が保護する反社会エスパーにも
子どもがいるのです。

その子どもたちと薫たちとの交流が
本当に心温まる展開。

この時ばかりはクールな兵部も
父親の顔をしていて
ほっこりさせられます。

反面、敵対している薫に
兵部側のエスパーたちが
すぐに心を開いてしまうことが

後に『女王』となる素質の開花だと
危惧する場面もあって・・・

この、いろんな方面に話がいきながら
しっかりまとまってる点も
本当によくできた物語だとうなってしまいました。

こんな方におすすめな作品！必見

名作を生み出し続けてきた
椎名高志先生だけに、

この作品も王道を押さえつつ
読者を飽きさせない見事な出来で、
どんな人にもオススメです。

バトル・ラブコメ・陰謀・覚醒・・・
美味しいところの盛り合わせで
面白くないわけがない！

バトルシーンの特徴を挙げるなら
『非能力者が活躍する』
というところでしょうか。

作中では超能力を制御する装置があり
この有効半径を巡る駆け引きが
非常に熱いところ。

また現場運用主任である皆本の
指揮能力が前面に押し出されていて、

単なるパワー勝負ではなく
頭脳戦こそ燃える、という方には
特に楽しめるでしょう。

超能力のパワーこそ低いけど
複数の能力を巧く組み合わせて
力を発揮するキャラもいて、

状況によっては
薫たち最高ランクのエスパーより
有用になったりするのも見所です。

腐女子キャラが出てきたり
超有名作のパロディがあったり
今風なノリをものにしながらも

古き良きサンデーの昔のノリも
しっかり楽しめる作品。

昔、サンデーが好きだったという方は
さらに楽しく読めると思います。

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