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聖・ドラゴンガールのネタバレと感想です!結末ってどうなる?

聖・ドラゴンガール

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 聖・ドラゴンガール
原作・漫画 松本夏実
出版社 集英社

呪術の達人竜牙と拳法の使い手桃花は、
幼馴染であり、大切な人を守る
仲間でもありましたが、

竜牙の術式に偶然割って入ったことで、
桃花は龍の力を身に宿す
ドラゴンガールとなってしまい……。

痛快なアクションとワクワクな展開、
可愛いキャラが登場するのも嬉しい、

明るく楽しい格闘ラブコメ作品です。

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聖・ドラゴンガールのあらすじ紹介

横浜育ちの拳法少女、桃花。

若くして実家の師範代になるほどの
腕前を誇っていましたが、
その実力は親友の春蘭を、

守る役目から磨かれたものであり、
大きくなった今でも彼女の周囲には、
色々な騒動が巻き起こります。

幼少時から桃花と呪術の達人竜牙は、
春蘭を守り腕を磨いてきましたが、
そんな二人でも難しい相手が、

次々と登場してきます。

まったくの事故から龍の力を
憑依させてしまった桃花ですが、
彼女を狙うのは妖魔の類とは限らず、

時にはただ殴り倒せば良いわけではない
人間を相手にすることもあったのでした。

聖・ドラゴンガールのネタバレと今後の展開は?

仙堂桃花、十五歳。

まだ若年ながら拳法の達人で、
実家の道場では師範代です。

そんな彼女の幼馴染が、
中国人の煌竜牙。

呪術の達人で邪気を祓い、
人を守る力を持っており、

桃花と竜牙の力によって、
強い霊感体質で狙われやすい
竜牙のいとこ、春蘭を、

ずっと守ってきました。

しかし、長い眠りから覚めた
「蛇王」は、強力な二人の
ガードをものともせず、

春蘭に襲いかかり、その力を
見せつけていきました。

そこで竜牙は祈とうを続けた末、
龍の力を憑依させることを決意。

しかし偶然割って入った桃花に
その巨大な力が乗り移ってしまいます。

とは言え龍の力は竜牙でも、
抑えられる性質のものでしたが、
問題は春蘭を狙う蛇王です。

宣言通り再び現れた蛇王は、
人を操り力を駆使して
竜牙たちを窮地に陥れ、

そこで桃花は龍の力を覚醒させ、
改めて蛇王に挑みます。

やはり龍の力は物凄く、
蛇王を一瞬にして普通の蛇に
戻してしまうほどでしたが、

一度使ったから消えるものではなく、
その後も桃花は内なる龍と外敵に
挑み続けることになるのでした。

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聖・ドラゴンガールの読んでみた感想・評価

王道の恋愛物の雰囲気がありながら、
エンタメ格闘アクションとしても
完成されている良作でした。

まず本作の背景として、
中国流の拳法を基盤としつつ、
舞台は横浜という、

「中華街的中国感」が
何とも読者の心を
くすぐってくれます。

現在の経済大国となった中国でなく、
そのちょっと前に日本人が
イメージしていた「中華」像が、

嫌味なく全面に展開されていて、
観光しているようなワクワク感が
楽しめるのが嬉しいですね。

言わばうっかりミスの形で
龍に憑依されてしまうという
重い背景を持った桃花ですが、

サクっと封印が効くこともあり
深刻な話にはなることはなく、
明るく楽しく悪者をやっつけます。

また彼女たちが使う拳法や術も、
リアルなヤバさがある中国拳法や
呪術の遊びのなさは少なく、

あくまで香港映画で観たような
胸がすくカンフーや術であり、
殺伐とした感じはありません。

もちろん物語展開的に、
悪者が襲ってきたりはしますが、
敵方にもどこか愛嬌があって、

憎めないというか、そうそう
ひどいことにはならないという
安心感があるんですね。

そのため桃花たちの大活躍を
安心して満喫することができ、
読んでいる側としては嬉しいです。

パンダや猫ちゃんなど、いかにも
中華っぽいキャラクターが、
敵味方両サイドに出てきたり、

メリハリが効いた展開が
全編に用意されていたりと、
「らんま1/2」を彷彿とさせます。

しかし本作の主人公は、なかなか
恋に決断できない乱馬ではなく、
キップの良い桃花ですので、

より明快に恋愛漫画を
楽しむことができて、
スッキリした気分を味わえます。

聖・ドラゴンガールはこんな方におすすめな作品!必見

活動的な女の子が威勢良く戦う作品も、
最近は多くなってきましたが、
鑑賞対象として言うなら、やはり、

中国系のカンフーが華やかでいいですね。

しかし、「バーチャファイター」などの
超リアルな中国拳法のアクションや、
格闘描写のリアル志向などから、

最近ではあまり映画風のカンフーは
作品では登場しなくなってきました。

その点本作は、桃花ちゃんの格技と
龍を由来にした術が敵を倒す、
実に王道的なカンフーを見せてくれて、

「らんま1/2」などの漫画で
ワイワイとした格闘を楽しんだ
往年のファンにも納得の仕上がりです。

あらゆるジャンルでの研究が進み、
合理性が作品にも反映される中で
あえてファジーでソフトな

「漫画らしさ」を見せてくれる本作は、
どこか古典名作に触れた時のような
嬉しさを感じさせてくれます。

一方で胸キュンな展開も色々あり、
少女漫画の文脈を抑えつつも、
テンポ良く勢い良く進む爽快で、

過激な展開も少ないため、
ある意味では親子で読める
少女漫画という雰囲気もあります。

恋愛の駆け引き感を本筋には
持ち込ませずリズムを維持するなど、
取捨選択の妙も光っています。

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