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鉄風のあらすじ&ネタバレ!最終回(結末)はどうなる?

鉄風

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 鉄風
原作・漫画 太田モアレ
出版社 講談社

体格、運動神経ともに
ずば抜けたものがあり、
どんなスポーツをやっても

うまくいくために不完全燃焼な思いを
持っていた石堂 夏央は、

校舎内で格闘技をやらないかと
女の子に声をかけられ……。

殺伐とした雰囲気と熱い
格闘描写を持つ、新感覚女子格闘漫画です。

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鉄風のあらすじ紹介

百八十センチを超える長身にして
運動神経抜群の高校生、
石堂 夏央。

彼女は明らかにスポーツにおいて
勝ち組で、高校から始めたバレーで
すぐさまレギュラー候補になるほど

ずば抜けたものを持っていましたが、
それ故に努力を重ねた故の充実とは

縁がなく、精神的
不完全燃焼の状態にありました。

そんなある日、夏央は学校で、
一緒に格闘技をやらないかと、

小柄でやたらと眉が太い女の子に
声をかけられます。

幼少時から空手を習い、そこでも
抜群の実力を誇っていた夏央は
簡単に仕留めてやるつもりで

手合わせをしますが、
その結果は意外なものでした。

鉄風のネタバレと今後の展開は?

百八十センチを超える身長と抜群の
運動神経を持つ、石堂 夏央。

高校から始めたバレーボールでも
瞬く間に頭角をあらわし先輩から

レギュラーを奪い取る大活躍を
見せますが、当の夏央はあまりにも

何でもできるが故に
やり切れなさを抱えていました。

そんなある日、校舎内で「格闘技部」の
勧誘をする女の子、
馬渡ゆず子と出会います。

幼少の頃から空手を
やってきたこともあり

妙な引っかかりとともに
「興味」を抱いた夏央は、
彼女と手合わせすることに。

途中で邪魔が入ったものの、立っての
やり取りだったにも関わらず

出血した夏央は、他人の充実を
許せない自らの気質を認識するとともに、

自分に純粋に「期待」を持つゆず子に
闘志をたぎらせます。

常に圧倒的な勝利をしてきた夏央には、
恐れも嫉妬もない彼女の態度は
全く満足いくものではありませんでした。

日を改めた夏央は、今度は
マットを敷いた状態、つまり寝技の
ある条件で再戦します。

以前よりも明らかに不利な条件の中で、
あっさりと敗北を喫する夏央ですが、
それも想定の内でした。

新たな目標を持った夏央は、
いよいよ本格的に格闘技に
取り組み始めます。

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鉄風の読んでみた感想・評価

ゴリゴリと重低音が響いてきそうな、
本格格闘漫画です。

常に満たされていないような夏央が、
ゆず子という正反対なタイプと出会い
総合格闘技に目覚めるまでの過程も、

事が起こると拳で解決しにかかる
メンタリティも、まさしく期待を
裏切らないもので、夏央たちが単に

「格闘技をやっている女子高生」
ではないヤバさを持っていることを
うかがうことができました。

女の子たちは皆かわいいですが
そのルックスを全面に出すのではなく、

あくまで格闘一本に絞った芯の太さ、
もみ合いと複雑な動きが多く描写しにくい、

リアルな総合格闘技に焦点を置いた
造詣の豊かさや知識を支える画力、

どれを取っても今までの格闘漫画を
大枠では踏襲しながらも新たな
領域に踏み込んでいる雰囲気があり、

特に、ヤンキー系漫画とも違う独特の
殺伐感は、本作でなければ
味わえないものではないかと思います。

キャラの描き分けも極めて
しっかりしており、一目見ただけで

その特徴や性格が分かり、しかも
その違いがストーリーにも

絡んできたりと、無駄にしている
ところがないのも
非常に好印象を受けました。

鉄風はこんな方におすすめな作品!必見

最近はカッコ良く女の子が
戦うという作品が増えてきましたし、

さらに言えばプロレス以外の
女子同士の戦いを題材に
したものも少なくありませんが、

本作は強烈に殺伐とした、
ザラついた感じが特色です。

画力が高く、迫力ある格闘シーンや
筋肉描写だけでなく、登場する女の子たちも
しっかりかわいいのが嬉しいですが、

彼女たちの行動原理や精神性は
完全に格闘漫画に出てくる
男性のそれなので、「萌え」などの

要素が苦手な方でも安心して
読むことができるのが特徴です。

また、筋肉や技だけではなく、
総合格闘技の試合や練習に対する
ディティールが極めて細密で、

グレイシー旋風の頃から
ずっとウォッチしてきたような

年季の入ったファンでも大満足の
仕上がりとなっています。

結局、路上を意識した格闘術は
すべて広義の総合格闘技なわけで、

どんな戦い方をしても「間違い」と
いうことはあり得ないのですが、

本作では真っ向からイキイキと
本物の総合を描写しており、

その距離感は今までありそうで
なかったレベルにあるとも言えます。

同じく長身でズバ抜けた運動神経を持つ
女子高生の活躍を描いた格闘漫画に
「エアマスター」がありますが、

エアマスターに登場する主人公、
マキとは違い、本作の場合は家族に

トラウマを抱いているあたりも本人の
人間味を強調することに
貢献していると言えるでしょう。

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