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【雀鬼サマへの道 実践!雀鬼流手ほどきの書のネタバレ】とあらすじ!感想や無料試し読みあり!

雀鬼サマへの道 実践!雀鬼流手ほどきの書

この記事は約 4 分で読めます。
タイトル 雀鬼サマへの道 実践!雀鬼流手ほどきの書
原作・漫画 谷口亜夢
出版社 竹書房

麻雀界の生きる伝説、
『雀鬼』こと桜井章一氏は現在
道場を開き指導者として活躍中。

その麻雀道場『牌の音』に入門し
初心者の視点から『雀鬼流』を
感じたままに描く体験ルポ。

キュートな画風で読み味もさわやかな
もっとも初心者に親切な
麻雀入門書としても有用!

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雀鬼サマへの道 実践!雀鬼流手ほどきの書のあらすじ紹介

少女マンガ家の谷口亜夢先生が
実際に『牌の音』に入門。

雀鬼による生の指導を、
道場での日々をエッセイ風につづる形で
わかりやすく紹介する。

平和で雀頭作りを後回しにしたり
無闇にカンをしまくったりと
亜夢先生は本当の初心者。

だからこそ質問は直球。

長年『牌の音』にいた雀士たちが
質問できなかった、
疑問にさえ思わなかった基本を問い

見過ごされてきた雀鬼流の真髄を
どんどん引き出していく。

雀鬼サマへの道 実践!雀鬼流手ほどきの書のネタバレと結末(最終回)は?

単なる手作りや精神論だけでなく、
半荘を通した戦略論も
最初から惜しみなく出てきます。

・マルA(3人凹みの単独トップ)を
避けるために2着にサシコミ。

・トップを楽にさせないために
2着からの直撃は避け、
場合によっては見逃しまでする。

徹底して貫かれているのは
ゲーム全体を見通し他家を操る
非情なまでの大局観。

ですがそれは裏を返せば
ラス目でもやることがある、
自棄になるのは早い、ということ。

作中では『仕事』と表現されますが
『仕事』をこなし展開を作っていく面白さに
亜夢先生も目覚めていきます。

大局観・戦略性は手役作りにも及びます。

雀鬼流と言えば有名な
『第一打の字牌・ドラ切り禁止』。

単に他家が鳴くと面倒、というだけではなく
それによるゲーム展開の崩れ。

特にトップ目にドラを叩かれると
2着が萎縮してしまい、
マルAが容易になってしまう・・・

初心者の亜夢先生だからこそ
ズバッと質問し、
わかりやすい解説がなされるのです。

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雀鬼サマへの道 実践!雀鬼流手ほどきの書の読んでみた感想・評価

正直、雀鬼流の印象と言えば
例の『第一打の字牌・ドラ切りは禁止』
などのように制約が多く面倒で、

何やら意識高い系なことを言っている、
敷居の高いイメージがありました。

そんなイメージを払拭してくれたのが
この作品のわかりやすさ・公平さ。

たとえば雀鬼流では
ロン上がりよりツモ推奨ですが

亜夢先生はそれを
「1人1人の負担を減らす」
優しさと受け止めています。

普通ならそこで終わり。
読んでいるこちらは
その情報を受け取るだけ。

しかしこの作品ではきちんと
直前の雀鬼サマの発言が
セリフで表記されています。

「ツモなら3人を同時に倒せる」

この作者の意図と異なる発言を
カットせずにいてくれているのが
素晴らしいところ。

描き手の感性を押し付けてくるのではなく、
客観的な事実を提示した上で
どう感じたかを表現してくれる――

繊細な感性を要求される
少女マンガ家だからこその
丁寧な配慮なのでしょう。

本当にストレスを感じず
楽しく読み進めることができました。

こんな方におすすめな作品!必見

タイトルとは裏腹に
特に雀鬼・桜井章一氏のファンならずとも
楽しめる内容になっています。

むしろ
アンチ雀鬼な方にこそ
読んでもらいたい!

桜井氏や雀鬼流を紹介する作品・記事は
巷に数多ありますが、大きく分けて

・イカサマの腕や裏の技術

・麻雀を超えた桜井氏の精神性

このどちらかに特化したものが多く、
前情報のない状態で読むと
激しい誤解を生むかもしれない、

下手すると
カルトの一種と思われかねない、
ヒートアップしたものがあります。

(それらの作品・記事も
桜井氏について多少知った上でなら
問題は感じないのですが)

『雀鬼サマ』との素のやり取りから
エッセイ風に描かれるこの作品に
そんな敷居の高さはありません。

余興がてらにイカサマを披露するような
お茶目な部分が描かれるくらい、
肩の力を抜いた姿が出てきます。

そして何より
亜夢先生による可愛らしい絵。

他では絶対に見られない
キュートな桜井氏は
一見の価値アリです。

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