タイトル | 食糧人類-Starving Anonymous- |
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原作・漫画 | 蔵石ユウ イナベカズ |
出版社 | 講談社 |
地球温暖化が進み3月でも
猛暑になってしまった日本。
世界では温暖化の影響で
人が住める場所が減っていく。
その中でも人間は生きるために
食物を育て食さないといけない。
だが人間は増える一方。
しかしこの地球上では人間を
食べる生物がいることが判明する!
その生物に人間を提供するため
人々は捕えられる食物にされる。
人類はどうなっていくのか・・・。
食糧人類-Starving Anonymous-のあらすじ紹介
主人公の伊江は友人のカズと
店で軽く食事をして帰宅するために
バスに乗り込んだ。
将来の夢を語り合いながら
帰る2人だったが突然
カズが意識を失い倒れた!
そして続々乗り合わせていた
人達も倒れていく!
理由はわからない・・。
バスの運転手に近寄り
話そうとしたら運転手は
ガズマスクを装着していた。
一体何なんだ・・・・。
そして自分の意識も遠くなる。
次に目を覚ましたのは
人間が冷凍されている
工場だった!
一体ここは何なのか!?
食糧人類-Starving Anonymous-のネタバレと今後の展開は?
目が覚めた伊江はこの異様な光景に
言葉を失っている。
そのとき伊江等を運んでいた人間が
伊江に話し掛けてきた。
ここからは絶対に逃げられないから
覚悟を決めたほうがいいと・・・。
伊江は聞き返すと同時に
その人間は伊江に対して鎌を
振り上げ伊江に突き刺す!
そして伊江のことをⅡ型だと言い
別の部屋に投げ込まれる。
そこで見た光景は管を口に入れ
何かを飲んでいる太った人間達!
その中に友人であるカズもいた。
カズに駆け寄り話しかけるとカズは
管から口を外し伊江に勧めてくる。
その時!
何者から羽交い締めにされ
飲むことを制止される。
その何者かが言う。
「これを飲むと人は考えることが
出来なくなりおかしくなってしまう」と。
すると目の前から男が現れ
3日前からここにいるため
ある程度のことが分かると言う。
伊江は尋ねる。
ここは何なのかと!
「人間の飼育室だ」
彼は笑いながら言った・・・。
彼等は一体何の目的で
ここにいるのか!?
そして何故人間を飼育しているのか!?
食糧人類-Starving Anonymous-の読んでみた感想・評価
ここ最近の漫画ではかなり面白い
作品だと思います。
少々グロいですがあっという間に
読み進めました。
未だ明確ではないですが何かの
怪物に対して人間を食料として
提供するための工場。
これ想像するだけでも結構
怖いですよね。
私達人間も肉を食します。
食べない方もいると思いますが
大体の人間は食べると思います。
その屠殺する作業をする方は
とても大変なお仕事ですが
もう流れ作業でやっているはず。
それがこの人間でやっていく
描写にはかなりの恐怖感を感じ
ドキドキしながら読みましたね。
冷凍人間が工場のラインにのってきて
マグロを切るように人間が捌かれて
いくのはヤバかったです。
他にも様々な描写が出てきます。
でもこれを見ても人間も同じことを
して生きているのかと思ってしまい
なんか複雑な気分になります。
肉の量や内臓を太らせ食すのは
とても残酷ですが・・・。
こんなこと言ってしまっては
何も食べれなくなりますので
変な偽善者みたいなことは言いません。
色々な思いが交錯しとても
楽しめる作品です。
食糧人類-Starving Anonymous-はこんな方におすすめな作品!必見
ホラー・ミステリー好きの方におすすめです。
今回はかなり趣向が違う
マンガですので大変おすすめです。
最初はカニバリズム物かと思いましたが
ぜんぜん違う方向に進み楽しませて
もらえます。
かなり前の事件で外国の肉屋で
人間を提供していた事件が
あったのを記憶しています。
その肉屋の主人は殺人鬼と
同時にカニバリズムであった。
そして人間の旨さをわかってもらう
ために人間の肉を提供しました。
その肉は何の肉かは表示されずに
売り出し興味半分で買った人が
数名いるようです
その食べた人の反応はかなりよく
数年間売り続けたとの記事を
読みました。
これには本当に恐怖を感じました
信頼していないわけではありません。
でも普通の肉として売り出されて
いればそれを買い食しますよね。
何かこの事件を知った以来
海外産の肉を敬遠するように
なってしまいました。
このマンガを読むとちょっと
変な方へ考え方がいってしまい
ますが内容は抜群です。
かなり面白いので是非
読んでみて下さい。
今までとは違ったミステリーを
みれますので読んで損はない
作品です!