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麻雀プロ物語Bのあらすじとネタバレ!最終回が早く見たい漫画!

麻雀プロ物語B

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 麻雀プロ物語B
原作・漫画 ほんまりう
出版社 ビーグリー

腕はある、そして度胸も
動体視力もある村社 鉄。

しかし、カメラマンのアシスタントでは
稼げず、しかも個性や華も見い出せない
状況で、プロ麻雀の世界も難しく…。

昭和の匂いが色濃く漂う、
プロの技と意地が各所で垣間見られる
硬派な麻雀漫画です。

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麻雀プロ物語Bのあらすじ紹介

麻雀の腕もカメラの技術もある、村社 鉄。

しかし、アシスタントとしての
月十万円未満の給料ではまったく食えず、
そこで麻雀プロへの挑戦や、自分で
スタジオを借りてモデルを撮影したりと、
様々な挑戦に乗り出していました。

しかし、師匠に無断で写真を撮るという
行為はタブーであり、そのことを
バラされたために鉄は謹慎を言い渡され、

しかも「自分のコピーに過ぎない」と
師匠に言われてしまいます。

そこで鉄は麻雀プロ試験に全力を
投じようと最終試験に臨みますが、

やはりそこでもプロの壁に
苦しめられるのでした。

麻雀プロ物語Bのネタバレと今後の展開は?

師匠に無断でスタジオを借り、モデルに
向かってシャッターを切るという

作品作りをしていたカメラマン
助手の村社 鉄。

同僚に腹いせのようにそのことを
バラされたために三ヶ月の謹慎処分となり、
することがなくなったために、

もう一つの目標、麻雀プロ試験に
挑むことになります。

技術にも経験にも問題がなく、
最終試験まではどんどんと進んで

いけた鉄ですが、プロになるための
最終関門はやはり相手が厳しく、

おまけに「華がない」と本業と
同じ注文をつけてきた受験者が
いたことなどもあってうまく乗れません。

トップを走っていた人が体調不良で
失格となりましたが、それでも合格には
点が足りませんでした。

しかし、微差での落選であったために
プロからの推薦を得られ、見事村社は
プロになることに成功しますが、

麻雀にハマり過ぎたために
彼女に振られてしまったり、プロ初戦では

散々にやられてしまったりと、なかなか
厳しい状況に置かれてしまいます。

そんな中、アシスタントを正式に
辞める決意をした鉄に、師匠から
仕事場への呼び出しがかかります。

しかし、師匠と先輩たちが仕事を
していたのはスタジオではなく、

高速のレースカーが走り回る
サーキットでした。

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麻雀プロ物語Bの読んでみた感想・評価

熱い男の世界ですが、ううむと
唸らせられるようなものがある
作品でもありました。

主人公の村社 鉄は二十四歳、
カメラマンとしてはまだまだ

修業中の身ですが、自分の未熟を
理解するだけのセンスと経験があり、

より上の存在になるためにもがける
人間です。

そんな彼が謹慎処分を食らったことも
あってプロ麻雀、競技麻雀の世界に入って
いくわけですが、確かに厳しい勝負の

場である一方で、会って間もないのに
居候させてくれるバンプロのような人が
いたり、麻雀の「何切る」問題を解いたりして

原稿料を手に入れたりといった経験が
あったりと、辛いばかりの状況でないのは
いいですね。

登場人物も良い意味で実に男臭く、
小者ながらも必死で戦いを挑んでくる
務台や、一流の仕事を続けながらも

時代の流れを感じ、鉄の可能性を
明らかにしてみせる師匠、懐の広い

バンプロなど、ゴツゴツしていて角が
取れていない人物像が実に
熱かったですね。

闘牌に関しても、極めて理詰めで
進みながら、キャリアを誇る競技プロ
ならではのケレン味があるハメ手や、

カメラマンの中でも一流の動体視力を
持つ鉄がプロ麻雀に馴染んでいくところなど

緊迫感と説得力に満ちたやり取りが
麻雀好きには嬉しいです。

かなりテクニカルな面もあるので、
分かりにくい部分もないとは

言えませんが、雰囲気だけでも
十二分に楽しむことができます。

麻雀プロ物語Bはこんな方におすすめな作品!必見

プロフェッショナルというのはとても
魅力的な単語であり尊敬を意味する

言葉でもありますが、確かな
腕を持っている「プロ」が、

生活できるほど稼げているかどうかと
なるとまた別問題です。

多くは納得するだけの報酬が
得られないという現実が確かに
ありますが、このリアルをなかなか

漫画や小説の中で目にすることは
少ないように思えます。

それは、書く側こそがまさにその
「プロ」であり、メジャーである

ということはその厳しい現実に
打ち勝った証だからという見方も
できますが、本作は「プロ」の

稼げない現実が赤裸々に
示されている珍しいものに
なっています。

まだデジカメがなく、携帯もなく、
写真撮影が特殊な技能だった
時代のこと、師匠に無断で写真を

撮ったらクビという厳しい縛りの
中でも抑えきれず、完璧にプロとしての
形を整えて撮影に臨んだ、鉄。

しかしその写真は師匠のコピーに過ぎず、
自信のあった麻雀でも、自分よりも

小者のような打ち手に華がないと
言われるなど、本当のプロになるには

技術以外の「何か」が必要なのだと
思い知らされる一作とも言えますね。

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