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11月のギムナジウムのネタバレと実際に読んでみた感想!すごく結末が気になる!

11月のギムナジウム

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 11月のギムナジウム
原作・漫画 萩尾望都
出版社 小学館

ある日ギムナジウムに転校してきた
エーリクは、そこの学生たちから
トーマに似ていると言われます。

最初はなかなか打ち解けられない二人が
様々な経験を通し心を通わせる物語です。

ラストは切なく、そして衝撃的です。

 

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11月のギムナジウムのあらすじ紹介

ギムナジウムに転校してきたエーリクは
クラスメートから「トーマに似ている」と
言われ困惑します。

実際にトーマに会ったエーリクは
本当に似ていて驚きます。

生意気なトーマに平手打ちをする
エーリクですが、委員長からトーマは
ここのアイドルだから

逆らわない方がいいと告げられます。

家庭に問題を抱えているエーリクは、
ある日クラスメートのオスカーから

「お前の母親は浮気をしている」と
冗談を言われた事から感情が爆発し、
ここからストーリーは急展開していきます。

11月のギムナジウムのネタバレと今後の展開は?

自分そっくりなトーマと出会った
エーリクですが、トーマの傲慢な態度に
怒り彼に平手打ちをしてしまいます。

委員長から「彼は学園のアイドルだから
反感を買わない方がいい」と
忠告を受けます。

その後もなかなかクラスメートと
打ち解けようとしないエーリクを
トーマを慕っている上に

自信過剰でかなり生意気なところがある
オスカーはよく思いません。

そんなある日、平手打ちの件を知った
オスカーはエーリクを呼び出します。

そしてオスカーは新入生歓迎の儀式といい
平手打ちの仕返しに

エーリクの髪の毛を
無理矢理切ろうとしてしまいます。

現場にはトーマ本人がいた事もあり、
やり方に腹を立てたエーリクは
オスカー達に反撃します。

その場は何とか解決しますが、
この事をきっかけにトーマは

エーリクの事が気になって
仕方なくなります。

ある日、エーリクが家庭に
問題を抱えている事を知ったトーマは
彼にと言い急接近しようとします。

一度だけ気持ちが近づきますが、
自分の事でいっぱいいっぱいな

エーリクとの気持ちは
離れてしまいます。

それから数日後、委員長から
「トーマが死んだ」と衝撃の一言を

エーリクは受け色々な事実を
知る事になります。

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11月のギムナジウムの読んでみた感想・評価

私にとって人は自分の事で
いっぱいいっぱいになってしまうと
周りの優しさに全く気が付かない事を

痛感させられる作品でした。

そしてそれをエーリクのように
永遠に失ってから知るのは
とても辛い事です。

私は学生時代弟が私よりかなり優秀だった
事もあり両親や友人に少々反発的に
なってしまった時期があります。

この時期は自分の事を分かってくれる人は
誰もいないと思いこんでいました。

幸い、私はエーリクのように
自分の事を気づかってくれる人を
失ってはいません。

大人になった今両親や周りの人が
自分をきちんと愛してくれている事を

理解し生意気な態度を取ってしまった
事を反省しました。

そして今は自分の周りの全てを
大切にしようと思っています。

ただ、やはり日々生活をする中で
この大切な事は忘れてしまいがちです。

そんな時はこの作品を読んで
気持ちを改めます。

11月のギムナジウムは
約45ページほどの短い作品ですが、

その短いページの中に人を愛する
大切さが描かれています。

これは恋愛はもちろん、友情や家族等
身の回りの人全てに対する
愛だと私は思っています。

11月のギムナジウムはこんな方におすすめな作品!必見

11月のギムナジウムは同じく
萩尾望都先生の有名な作品である
トーマの心臓のプロット版と

言える作品です。

なのでトーマの心臓を読んでいて
この作品はまだ見ていないという人に
是非読んで欲しいです。

トーマの無償の愛というテーマは
両方に通じているので、

この作品を読む事でトーマの心臓が
より楽しめると思います。

また、とても短い漫画なので
少女漫画を読んでみたいという人や

萩尾望都先生の作品に
触れていみたいという人にも
おすすめです。

11月のギムナジウムが面白かったなら
同じ文庫本に収録されている
「セーラ・ヒルの聖夜」がおすすめです。

冬休みエアおばあさまの家に行くために
セーラ・ヒルにやってきたキャロンは
新婦からクリスに似てると告げられます。

ある日、偶然クリス本人にあった
キャロンはお互い本当にそっくりで
驚きます。

ある日、二人は本当の事を知るために
養護施設を訪れます。

そしてやはり二人は本当に兄弟で、
すでに両親は事故で亡くなっている
事を知ります。

ですが、お互い今の両親から
大切に愛されています。

11月のギムナジウムと同じく
愛が描かれていますが、

こちらは読んでいて
心が温かくなる作品です。

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