タイトル | ムダヅモ無き改革 |
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原作・漫画 | 大和田秀樹 |
出版社 | 竹書房 |
一国の長が国と自分の威信を
かけて戦うゲームがある。
そのゲームの名は「麻雀」。
やはり各国の長になった人間は
運の能力が非常に高い。
その中で各国の特徴を出し
戦いに挑み勝ち続ける。
その中でも技術力日本の
首相の力は圧巻!
その首相が様々な国と
立ち向かって行く麻雀漫画!
ムダヅモ無き改革のあらすじ紹介
沖縄で日米首脳会談が行われた
場に同行している杉村タイゾー。
その中タイゾーはアメリカ合衆国の
大統領ブッシュに呼び出された。
緊張の面持ちで部屋に着いた
タイゾーにブッシュはあるゲームの
やり方を教えてくれと言ってきた。
そのゲームは「麻雀」
タイゾーはブッシュにある程度
教えてるとブッシュが金を
賭けようと言ってきたので受けた。
だがそれはブッシュの策略だった。
ブッシュは初めからタイゾーを
陥れてある人物と勝負するのが
目的だったのだ!
その人物とは日本国総理大臣の
小泉ジュンイチローだった!
今後の展開に注目!
ムダヅモ無き改革のネタバレと今後の展開は?
タイゾーがブッシュに騙され
監禁されているのを知った
小泉はブッシュのもとに向かう。
小泉はなぜこのようなことを
するのかブッシュに聞くが
ブッシュは聞く耳を持たない。
それを見た小泉は仕方なく
麻雀を打つことに決める。
何故ブッシュが小泉に拘るのか?
実は首脳会談の3日間で
小泉と麻雀をやり全ての日に
負けていたからであった。
その後も打とうと小泉に打診するが
小泉が首を縦に振らなかったため
タイゾーをダシに使ったのだ。
麻雀を始めた小泉とブッシュ。
前半戦はブッシュが
つきまくり連戦連勝。
残り少ない点数になってしまう小泉。
だが小泉は全く動揺する
気配がなくオーラスを迎える。
小泉の配牌は悪くなく普通に
やれば上がれる手だったが小泉は
ある役を狙いに行く。
その役は国士無双。
はじめは無理に思えたが次々と
小泉の手配に変化が生まれる。
そう。
小泉はイカサマを仕掛けていたのだ!
そして次の瞬間!
「ツモ!」
小泉の勝利が決まった。
まだまだ小泉の戦いはつづく!
ムダヅモ無き改革の読んでみた感想・評価
表紙の迫力を見て読んだ
作品ですが内容に驚きました。
一国の長が麻雀をやって国同士の
威厳を保って行くという
とても破天荒で面白いマンガです。
麻雀好きな方はわかると思いますが
このマンガの登場人物のように
とても運がいい人っていますよね。
麻雀は8割の運と2割の実力
なんてことをよく言われます。
どんな強い人でも運が悪ければ
配牌も悪いので何も出来なくなって
しまいます。
でもこのマンガのように同じ
運を持った人の戦いになると
技術が生きてきますよね。
この漫画の中である人物が
技術力の日本というセリフを言って
相手に勝つ場面がありました。
思わずこのセリフを「おー」と
感嘆の声をあげてしまいました。
まさかここで各国の特徴を
取り入れてくるとは思いません
でした。
確かにこのコンセプトなら
これまで続いている理由が
わかり納得です。
今後の展開にもかなり期待して
いますが一言だけいうと何か簡単に
勝負が決まってしまう感じがします。
これをもう少し麻雀漫画っぽくして
くれればもっと楽しめると思います!
ムダヅモ無き改革はこんな方におすすめな作品!必見
麻雀漫画好きの方にオススメします。
ただこの麻雀マンガは詳しい描写で
表現するマンガではありません。
とにかく運要素が強いマンガですので
それを念頭にして読んでもらえれば
と思います。
もしかしたら私が求めすぎている
のかもしれませんが同調して
もらえる方は多いはずです。
上から目線というわけでは
ありませんが初心者の方たちは
楽しめる内容かもしれません。
何せ運がいい人間たちの集まりで
行う麻雀なので普段ではあり得ない
役を上ったりする。
でもこれを知ることでこれから
麻雀を続けて行くことで見逃す
ことはないと思います。
十三不塔や流し満貫とかね。
麻雀は本当に奥が深いです。
麻雀歴20年以上の私でも
ベテランの方からすれば
私なんてまだヒヨッコ。
私が弱いだけかもしれませんが
相手がどんなに調子が悪くても
最終的には負けてます。
恐ろしい世界ですよねホント。
でもこれが面白いんですよね
麻雀といゲームは。
とにかく読んで損はない
マンガだと思います。