タイトル | バウンスアウト |
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原作・漫画 | 西条隆男 東元俊也 |
出版社 | 講談社 |
店側から頼まれ店内で起きる
揉め事を解決する人間達
その名は「バウンサー」
店内外で暴れる人間が
屈強でもそれに立ち向かい
解決しなければならない。
その「バウンサー」になることを
親友から勧められた男がいた。
その男のバイオレンス活劇!
バウンスアウトのあらすじ紹介
大和壮平。
彼はある理由で1年半少年院に
入っていたがようやく退院する
ことになった。
だが彼はお世話になった
先生に笑顔で言う。
「更生するつもりはないよ」
そして外に出た彼の前に
親友の木嶋が待っていた。
2人で他愛もない話を
しながら地元である六本木に
着くと雰囲気が違うのがわかる。
ガラが悪い道と悪くない道が
ハッキリとわかった。
だが彼はら気にもせず
悪い道へと向かったその時!
ガラの悪い外国人達に
囲まれてしまった!
2人はどう切り抜けるのか!?
バウンスアウトのネタバレと今後の展開は?
屈強そうな外国人に囲まれる
大和と木嶋。
しかし大和は当たり前のように
喧嘩を買い彼らを圧倒する!
するとそこにガラの悪い外国人の
元締めらしい人間が大和たちに
話しかけてきた。
そこで木嶋は大和にこの人が
今日会う予定の人間だと紹介する。
彼らはクラブに移動し
木嶋が説明を始めた。
木嶋は地元のヤクザから
「バウンサー」をする人間が
いないか相談される。
しかし「バウンサー」になる
くらいの人間はいないため
困っていたところへ大和が出所。
すぐさまヤクザに大和を紹介して
今日会うということだった。
木嶋は勝手に紹介したことを
あやまるが大和は言う。
「ダチはお前だけだから
いつでも力になる」
それだけ言ってヤクザを
待っていた時だった。
急に店が騒がしくなり
店外から覆面を被った
複数の男たちが乱入してきた!
その男たちはVIP席に座っていた
男を見境もなくバットで
殴り始めた!
周りの人間は騒然とし逃げ惑う!
その暴挙を見た大和は
立ち上がりその覆面の男たちに
向かって行った!
大和は救うことができるのか!?
バウンスアウトの読んでみた感想・評価
完全なる裏社会のマンガです。
恐らく本当にある職業では
ないかと思います。
私の時代にはクラブという
箱はありませんでしたが
同じようなものはありました。
そこに行くと本当に屈強な
男性が立っており常に目を光らせて
いた記憶があります。
数回しか行ったことはありませんが
彼らの喧嘩というか揉め事を
一度だけ見たことがあります。
そのバウンサーを見たときは
私でも勝てるのではないかと
思ったくらいヒョロヒョロでした。
その彼を見てイキがった大柄な
白人男性が彼に何か文句を言い
始めたんです。
でも次の瞬間。
なにをやったのかわからない
くらいの早業で取り押さえ
られました。
あれには戦慄しました。
一緒にいた友人と私は
何故かその光景に震えて
いるました。
そんな友人の姿を見たのも
初めてです。
人間は本能的にわかるんですね。
ヤバい人間だって・・・・。
とにかくそれを見て
わかりました。
人間は体のデカさも必要だが
いざとなればあの体でも
勝てるんだということ。
喧嘩は慣れということと
気持ち次第なんでしょう。
このマンガを見て
さらに痛感しました。
バウンスアウトはこんな方におすすめな作品!必見
アウトロー好きな方に
オススメします。
このマンガは時代毎に起こった
暴力事件等を基に作っている
と思われます。
もしかしたらそのことを題材に
したことで関○連合の人間たちから
狙われるかもしれません。
でも私は思います。
この事件は絶対に風化
させてはいけませんし
許されないことです。
なんの罪もない一般の方を
襲撃してバットで殴りつけ
死に至らしめる行為。
幾ら何でも普通ではありません。
まだリーダー格の男は服役中
ですがある歌舞伎役者を殴った
人間は外で出ています。
外にいることで彼らは新たな
ことを繰り返すはず。
彼らが反省するということは
私は絶対にないと思っています。
このマンガの主人公は
その連合のモデルであろう
人間たちと戦って行きます。
そうなると私の気持ちも
スッキリして益々目を離せない
マンガになるでしょう。
読んでいるだけで手に汗が
滲んでくるほどハラハラ
してきます。
本当に面白くて
スリリングなマンガです。