タイトル | トライガン・マキシマム |
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原作・漫画 | 内藤泰弘 |
出版社 | 少年画報 |
この「トライガン・マキシマム」は
「トライガン」の続編にあたる作品である。
地球(ホーム)から遠く離れた
砂漠の惑星が物語の舞台。
その星で主人公の
「ヴァッシュ・ザ・スタンピード」は
人間台風(ヒューマノイド・タイフーン)と
呼ばれている…。
彼には超高額な懸賞金をかけられていた。
そんな「ヴァッシュ」を中心に
世界が動いていく…
また、彼の手配書の備考には
こう書かれていた…
「平和主義者」
トライガン・マキシマムのあらすじ紹介
この「トライガン・マキシマム」は
「トライガン」の続編にあたる作品である。
主人公の「ヴァッシュ」は
双子の兄弟である「ナイブス」と再会する。
2人の再会をきっかけに「ヴァッシュ」は
フィフス・ムーン事件を起こす。
事件から2年後…
「ヴァッシュ」は「エリクス」と名前を変えて
隠居生活を送っていた。
そこへ「ニコラス・D・ウルフウッド」が現れる。
「ウルフウッド」は自身を案内人と例え、
「ヴァッシュ」を「ナイブス」の元へ
導こうとする…。
こうして2人の旅が始まる。
だが、「ナイブス」が送り込む
「GUNG-HO-GUNS」
…
「ウルフウッド」の本当の目的…
「ヴァッシュ」と「ナイブス」の関係と正体…
多くの敵や謎が
「ヴァッシュ」の旅に流れ込んでいく。
トライガン・マキシマムのネタバレと今後の展開は?
「ヴァッシュ」は「ナイブス」を
旅のゴール地点として旅を始める。
道中、「ナイブス」が送り込んでくる
「GUNG-HO-GUNS」という敵が
襲ってくる。
「ヴァッシュ」は
旅に同行する「ウルフウッド」と共に
「GUNG-HO-GUNS」と戦う。
そして、「GUNG-HO-GUNS」を
退けていく。
しかし、その「ウルフウッド」も…
「GUNG-HO-GUNS」の
…メンバーであった。
彼の本当の目的は
「ヴァッシュ」と「ナイブス」を
お互いに潰し合わせることにあった。
「ウルフウッド」は旅の途中で力つきるが
自分の意志を
後輩にあたる「リヴィオ」に託す。
このとき、
「GUNG-HO-GUNS」のメンバーの
ほとんどを倒していた。
しかし、最強の「レガート」と
「クリムゾンネイル」が残っていた。
「リヴィオ」は「クリムゾンネイル」を
打ち倒すことができた。
しかし、「レガート」に
人質として掴まってしまう。
この時、「ヴァッシュ」は二択を
迫られる
「リヴィオ」を助けるか?
「レガート」を殺すか?
「ヴァッシュ」は「レガート」を撃ち殺す。
ここまで殺さずを貫いてきたが
…初めて人を殺す…。
身も心もボロボロになりながら
「ヴァッシュ」は「ナイブス」のもとに
…たどり着く。
この2人の間には因縁があったが
「ヴァッシュ」は「ナイブス」を
最終的に許すという答えを出す。
トライガン・マキシマムの読んでみた感想・評価
この作品が出たときは
ヒーローは敵を倒してこその時代でした。
そんな中、主人公「ヴァッシュ」の
凄腕ガンマンなのに
人を殺さないという奇抜な設定に驚かされた。
作者がアメコミの影響を
強く受けていることから
絵が凄くかっこいい!
コミックの表紙を並べるだけでも
十分に楽しめてしまうほどである。
また登場人物の武器もかっこいい!
主人公の「ヴァッシュ」は
大口径のリボルバーを
主武器として使う。
ここまではよくある武器だが
この「ヴァッシュ」の左腕は義手で
高速連射が可能な隠し銃が仕込まれている。
「ウルフウッド」の武器は巨大な十字架。
普段は布に覆われているが、
中身は「パニッシャー」と呼ばれる重兵器。
ロケットランチャーやマシンガンなどが
搭載されている。
ときには地面に突き立てて盾にしたり、
ぶん回してハンマーのように使ったりと
見た目も内容も面白い武器である。
コミックの巻末漫画は
仕事の裏話なども書いてあり、
本編から最後まで本当に楽しませてくれる。
トライガン・マキシマムはこんな方におすすめな作品!必見
ストーリーも凄く面白いのだが
とにかく絵がかっこいいので
好きで絵を描いている人にも見て欲しい。
作者がアメコミの影響を受けているためか
コマ割りが独特だったり、
大胆な使い方をされているときがある。
また武器にこだわりがあるのか
オリジナルデザインの武器は細部に至るまで
緻密に描かれていて設定もきっちりとしている。
特に作中に出てくる「パニッシャー」は
ぜひともチェックして欲しい。
銃がメインのSFチックで
アメコミ風なタッチ!!
しかし、ハードボイルドな感じではなく
コミカルな部分も多い!!
このような男性向けの漫画を
読んだことのない女性にも
ぜひ読んでみて欲しい。
キャラクターの服装は武器と同様に
そのキャラクターの個性に合ったものなので
見ているとコスプレなんかもしたくなるかも?
ストーリー展開もサクサクと進むので
読んでいてストレスも少ない。
様々な角度から楽しめる漫画なので
ぜひ、いろんな人に読んでもらいたい。