タイトル | CUFFS ~傷だらけの街~ |
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原作・漫画 | 東條仁 |
出版社 | 日本文芸社 |
自分の子供に魂の乗り移った主人公。
周りの人間はそんなことは知らず
またいじめをたくらむ。
ケンカの強くなった主人公は
クラスの不良ぐらいなら
簡単にやっつけてしまう。
通っていた学校の番長から狙われてしまうが
苦戦しながらも完勝。
母親や身内の背景も問題があり、
ヤクザとも戦う羽目に。
初めて愛した女性も病気で亡くし、
戦いの絶えない世の中に
いらだちを感じてしまう。
新たな道をみつけるも彼の戦いは終わらない
CUFFS ~傷だらけの街~のあらすじ紹介
自分の子供に魂の乗り移った主人公だったが
周りの人間はそんなことは知らず
またいじめをたくらんでいく。
ケンカの強くなった主人公は
クラスの不良ぐらいなら
簡単にやっつけてしまう。
通っていた学校の番長から狙われてしまうが
苦戦しながらも完勝。
母親や身内の背景も問題があり、
ヤクザや売人とも戦う羽目に。
それでも度胸の良さできりぬけ、
ヤクザの組長からも一目置かれるように。
初めて愛した女性も病気で亡くし、
戦いの絶えない世の中に
いらだちを感じてしまう。
町一番の不良がいる学校に転校し、
新たな道をみつけるも彼の戦いは終わらない
CUFFS ~傷だらけの街~のネタバレと今後の展開は?
最強不良集団「ブラックコートマフィア」。
薬を資金源に稼ぐ彼らは
町の不良でも最高レベルのケンカの腕前。
もちろんそんな相手に戦いをいどむ
むぼうな奴はいない。
そこへ怖いもの知らずの主人公が挑戦する。
初戦の相手から実力差はかなりあり
相手にもならないほど…。
それでもケンカの経験とアイデア
そして仲間の手助けもありなんとか勝つ。
先が思いやられる展開だったが
ケンカを重ねていくと同時に
どんどん強くなっていく。
マフィアのメンツとの戦いも
五分になっていく。
しかしながらリーダーの轟の強さは
ケタ違い…。
背中の赤い刺青が怒ると
だれも彼をとめられない。
リーダーの指示で殺りく命令がでるが、
ことごとく主人公にやられてしまう。
マフィアの運営も怪しくなり、
マフィア内に裏切り者がおり話は急展開に。
マフィアを裏切り新たな勢力を作った堀田は
関西の強力な猛者を集めて一大勢力に。
マフィアと主人公
また、これまで関わった人物全てが
最終決戦にのぞむことになる。
CUFFS ~傷だらけの街~の読んでみた感想・評価
いじめられっこの生徒に魂がのりうつり
いきなり強くなるという意外性。
不良漫画が好きな私には
とてもタイムリーな内容です。
もちろん正義は主人公にあって
次々と体格の大きな不良や番長クラスを
倒していく様は衝撃的で快感さえ覚えました
登場人物はケンカが強いというだけではなく
個性豊かで、どうやって攻略するか
という点もみどころのひとつです。
敵もどんどん強くなり学生の立場で
ヤクザや一流の売人相手に家族を守る為
戦う姿はヒーローを見ているようでした。
「これは絶対無理だろう」という敵にも
不自然でない展開で勝利します。
主人公より魅力的なキャラクターもいて
感情移入することができました。
次の展開はどうなるんだろうと期待させる
話のもっていきかたは
超一流の漫画という印象を与えます。
友情と裏切りを繰り返す…
本当に生きていく上で大事なものは何か
という大きな問題として考えさせられる
内容にも好感が持てます。
何よりセリフの言い回しなど
バランスも優れています。
CUFFS ~傷だらけの街~はこんな方におすすめな作品!必見
いじめられっこが強くなっていく展開なので、
立場の弱い人間や実際いじめられていて
現状を変えたい方に読んでほしいです。
とても勇気を与えられる作品なので
実世界の自分と比べることができます。
ヤンキーや不良系またはバイオレンス系の
漫画が好きな方にも向いています。
不良の新しいスタイルなんかに
影響をうけるのではないでしょうか。
40代の方にはおなじみの
「ビーバップハイスクール」
それにあるケンカの前後の掛け合いや
セリフに似たような印象があります。
またキャラクターの個性が豊かだったり
登場人物の多さは「カメレオン」などにも
はまった方なら必見でしょう。
個人的には現代、
不良漫画という位置付けの中では
最高の作品だと考えています。
また、キザなセリフなどが
良い味だしているので、
バブル世代にも喜ばれると思います。
最近不良漫画が少なくなってきています。
かといって、時代が違うので「THE不良」
というイメージが合わない方でも
本作は丁度良い読みやすさとなってます。