校舎のうらには天使が埋められているのネタバレとあらすじ！試し読みや感想もあり！

赤ヶ瀬小学校に転校した後堂理花は、
内気な性格で新しい生活に不安がいっぱい。

「自分から友達をつくる」という目標を
かかげて勇気を出そうとするも、
なかなか上手くいきません。

そんな理花に最初に声をかけ、早くクラスに
馴染めるように手助けしてくれた人物…。

それは、同じクラスで勉強も運動も得意な
美少女、蜂屋あいでした。

でもそんな完璧美少女蜂屋あいと
転校先のクラスには秘密があって―？？

校舎のうらには天使が埋められているのあらすじ紹介

赤ヶ瀬小学校に転校してきた後堂理花は、
新しい友達を作ろう！と意気込む。

しかし、内気な性格が災いして
なかなか上手くできません。

そんな理花に声をかけ、助けてくれたのは
同じクラスで才色兼備の蜂屋あいでした。

蜂屋あいの手助けもあり、
徐々にクラスメイトと打ち解けていく理花。

しかしそんな4年2組のクラスは、
表向きは“素晴らしいクラス”として
振舞っていました。

ですが、実際は壮絶ないじめが
繰り返されているクラスでした。

理花はクラスメイトから
首輪をプレゼントされる…

その日から、クラスの“わんこ”として
いじめの標的にされます。

リードを付けられたり、
ドッグフードを食べさせられたりといった
いじめを受けることになってしまいます。

校舎のうらには天使が埋められているのネタバレと今後の展開は？

当初、なかなかクラスに馴染めない
後堂理花を手助けしてくれる
良い子として登場した蜂屋あい。

その正体は、理花の転校してきたクラス―
赤ヶ瀬小学校4年2組で行われていた
いじめの主犯格となる人物であった。

4年2組はクラスの一人を“わんこ”として
ドックフードを食べさせたり、
裸の写真を撮ったり…

壮絶ないじめを繰り返していたのだった。

表向きはクラスで団結し、“仲間思いの
素晴らしいクラス”を演じていた。

そのため、周囲の大人は
誰もこのことに気が付きません。

そんな光景を見て可哀そうだと感じた
クラスメイトの浜上優。

理花に手を差し伸べてしまったことで標的が
浜上優へと変わってしまいます。

どんどんエスカレートしていく
4年2組のいじめ…。

そんな中、
唯一いじめを止めようと立ち上がったのは、
蜂屋あいと同じクラスの光本奈々芽でした。

奈々芽はいじめにより自殺した曽良野まりあ
のような人を二度と出さないために
いじめを止めるため、たった一人で戦います

蜂屋あいといじめを行うクラスメイト、
4年2組を素晴らしいクラスと信じて
疑わない担任の先生が障害となります。

なかなか、思うようにいきません。

それでも奈々芽のいじめを止めようとする
熱い思いに、何人かのクラスメイトが
心を開き、共に戦うようになります。

そしてついに社会科見学で訪れた美術館で、
奈々芽は蜂屋あいに戦いを挑みました。

奈々芽とその味方のクラスメイト、
蜂屋あいとその味方のクラスメイトの
直接対決が繰り広げられます。

最終的には光本奈々芽が勝利、
蜂屋あいが行方不明…
という形で決着を迎えます。

蜂屋あいという
独裁者のいなくなったクラスは、
徐々に平和を取り戻していくのです。

校舎のうらには天使が埋められているの読んでみた感想・評価

“内気な主人公を手助けし、クラスに
馴染めるよう様々な困難を乗り越えていく”

そのような友情系のストーリーだ
と思って読み進めていました。

しかし、一話の終わりで
一気にサスペンスのような展開となり、
その前後の話のギャップに引き込まれました

あまり他の漫画では見れない…
小学4年生とは思えないほどの心理的攻撃、
それを隠すためのクラス単位での集団演技。

そんないじめを止めようと光本奈々芽が
立ち上がったところから…
物語が一気に面白みを増した感じがしました

光本奈々芽が
主犯である蜂屋あいと直接対決するシーンが
とてもハラハラしました。

4年2組を“素晴らしいクラス”と信じ、
いじめを疑う周りの先生の話に
聞く耳を持たなかった担任の先生。

その担任が真実を知った時、
一番爽快感がありました。

ストーリーだけでなく、
絵も丁寧で細部まで描きこまれており
とても読みやすいと感じました。

いじめにおびえた生徒の表情や、
反対にいじめを楽しむ生徒の表情が
とても良かったです。

校舎のうらには天使が埋められているはこんな方におすすめな作品！必見

普段の日常にスリルを求める方…
正義感の強い方…

物事の謎が
徐々に解き明かされていくのが好きな方…

そういった方に読んで欲しい漫画です。

物語の序盤は、
蜂屋あいたちのあまりに壮絶ないじめに
ムカムカするだけかもしれません。

しかし、物語の所々に出てくる
“ソラ”という人物はいったい誰なのか。

なぜ光本奈々芽はそこまでして
いじめに立ち向かうのか。

徐々にこの赤ヶ瀬小学校4年2組に隠された
それらの秘密が解き明かされていく感覚は
ゾクゾクとします。

また、光本奈々芽だけでなく
4年2組にいじめがあるのでは？

そう疑う他クラスの担任教師の戦う様子にも
ハラハラドキドキします。

これらの先生は一度、
4年2組の生徒たちの策略によって
地に沈められてしまいます。

ですが、その汚名を返上したときの
すっきり感はとても爽快です。

この漫画はただ“いじめ”を
扱っただけではありません。

隠された謎を解き明かしていく様や、
心理的な駆け引きも特徴として
挙げられると思います。

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