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【未来日記のネタバレ】とあらすじは?感想や無料試し読みもあり!

この記事は約 6 分で読めます。
タイトル 未来日記
原作・漫画 えすのサカエ
出版社 角川書店

12人それぞれで予知の頻度・
予知の対象が異なる『未来日記』を
武器にした異能力バトル。

たった1人の勝者には神の座、
負ければ死。

策略・奇襲は当たり前。

探索・調査や組織力から格闘技能まで、
キャラクターたちが自分の全てを
用いて戦うローファンタジー・サスペンス!

サイト内で【未来日記】を検索!

未来日記あらすじ紹介

自らを「傍観者」で周囲で起こったことを
携帯電話の『日記』に記すだけの
毎日をすごす中学2年生・天野雪輝。

無気力な雪輝の唯一の楽しみがある。

『時空王デウス・エクス・マキナ』と
その小間使い『ムルムル』という
自分の空想上の存在たちと語り合うこと。

「寂しいか?」「変わりたいか?」

そんな妄想との自問を繰り返す雪輝に
デウスは面白いゲームを用意したという。

雪輝はそれを笑って受ける。

「まあいいや どうせ空想だしね」
現実に対して何もアクションを起こさず、
妄想ばかりふける後ろ向きな生活。

その日々は、『日記』に
未来が書かれ始める
という謎の現象によって終わりを告げる。

雪輝の空想にすぎないはずのデウスが
未来予知の力と制約を与えたという。

『日記』が、つまり携帯電話を
破壊すれば雪輝も死ぬのだとも。

「お前は僕の空想であって現実じゃない」

と叫ぶ雪輝に

「神ならば空想に住むことも可能」
と笑うデウス。

最初こそ怯える雪輝だが、
未来を知ることのメリットを
存分に活かして成績を上げます。

妬みから危害を加えようとする
生徒からも上手く逃げ回る。

『日記』に書かれた未来は
絶対に覆せない予言の類ではない。

異なった行動を取れば
それに応じて未来も書き換わるからだ。

しかしクラスメートの我妻由乃が
粘土細工で作った
『ムルムル』を見て雪輝は恐怖する。

なぜ自分の空想である『ムルムル』を
彼女が知っているのか?

そして『日記』で予知される
「通り魔に僕は殺される
DEAD END」の文字。

恐怖する雪輝に由乃が告げる、
「それがあなたの未来よ」と。

未来日記ネタバレ・気になる今後の展開

『未来日記』を所持するのは
雪輝だけではない。

他に『日記』で未来を予知できる人間が
11人もいることが判明します。

それは偶然ではなく、
時空王デウスによるゲーム。

寿命で崩壊しつつあるデウスは
後継者を決めるため『未来日記』を与えた
雪輝を含む12人に殺し合いの
ゲームをさせるのです。

12人の内1人だけが神となり、
残る11人には死。

あまりにも理不尽かつ
唐突なルール。

ゲームから降りた者はデウスによって
存在を消滅させられると脅されます。

つまり、生き残るためには
他の『未来日記』所持者を
殺害しなければなりません。

しかしながら12人の
『未来日記』所持者は
原則として互いの顔を知りません。

また『未来日記』の性能は基本的に
それまでの所有者の日記の形式に
従っているのです。

そのため『日記』に記される対象や
『日記』が表示される頻度もそれぞれ違います。

病的なまでに
雪輝を愛する由乃の『雪輝日記』。

周囲で起こったことを無条件に書き出す
雪輝の『無差別日記』の連携で
通り魔を返り討ちにします。

通り魔は『未来日記』
所持者の英語教師でした。

いきなり成績が上がったことで、
雪輝が『日記』所持者だと
ヒントを与えてしまっていたのです。

自分以外を全て予知する雪輝と、
雪輝だけを予知する由乃の『日記』。

組み合わせれば
ほぼ完全な予知が可能となる
無敵のコンビ。

しかし雪輝はひどく恐怖します。

最後に生き残れるのは1人。

そして最後の2人となった時、
雪輝だけをピンポイントで予知する
由乃の『日記』は最悪の敵となるからです。

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未来日記読んでみた感想・評価

いわゆる異能力バトルものです。

でも未来予知という情報の形でしか
超常的な力が発揮されない点が
面白いところです。

雪輝は『日記』の性能だけで言えば
トップクラスなのです。

しかし生来の優しい性格が災いして
後手に回ることが多いのです。

またあくまで中学2年生なので
腕力はもちろん武器を
入手するルートもありません。

対して他の『日記』所持者たちは
予知の内容を補完する
情報網を持っています。

またケンカや犯罪など
実戦経験が豊富。

組織のトップとして
部下を駆使することで
表に出ないようにしていたり・・・

能力の優劣がそのまま勝敗を
決定しないので、
常にハラハラし通しです。

何より上手く緊張感を持たせているのが
ヒロインである我妻由乃のメンヘラっぷり。

雪輝のためなら善人だろうが
子どもだろうが容赦なく
手にかける彼女の性格。

よくも悪くも穏やかな雪輝とは
かみ合わないことが多い。

戦力として優秀ながら2人の関係に
亀裂が入ることがたびたび起こります。

実際、由乃のキャラクターは
ヒロインとしてはかなり
ギリギリを突いています。

おそらく読む人によっては
一風変わったラブストーリーになります。

また人によってはサイコパスに迫られる
変則ホラーになり、作品そのものの
読み味が大きく変化するでしょう。

最後の結末は予想できるわけもない
意外なものです。

しかし読んでしまえばキャラの性格を考えて
「まあ当然こうするだろうな」
と思える不思議さがあります。

「神になる」という条件はもちろん
普通に生きていく分には必要のないもの。

それだけに12人
それぞれにドラマがあります。

実は「死にたくない」という
真っ当な動機なのは雪輝くらいのもの。

他の『日記』所持者たちにはそれぞれ、
神にならないと不可能な目的があるのです。

ただ結末を追うだけでなく、
12人それぞれのドラマでも楽しめました。

能力者バトル、サスペンス、ヤンデレ好きな人におすすめ!

バトルものとしてもサスペンスとしても
完成度が高く、本格的な頭脳戦が
読みたい方にオススメです!

またヤンデレな女の子が大好きな方にとっては
ラブストーリーとして極上かもしれません。

ヤンデレ嫌いな人には
ホラーとしてオススメです。

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