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かんかん橋をわたってのネタバレと試し読み!あらすじや感想も書いてます!

かんかん橋をわたって

この記事は約 4 分で読めます。
タイトル かんかん橋をわたって
原作・漫画 草野誼
出版社 ぶんか社

一本の川を挟んで、
川東(かわっと)と川南(かーなみ)と
いう左右に分かれた街があります。

その川に架かる橋は、
「かんかん橋」と呼ばれています。

その橋を境にして、
そこに暮らす人々の性質や人柄が
異なっていると言われています。

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かんかん橋をわたってのあらすじ紹介

川南で明るく伸び伸びと生まれ育った
萌は、反対側の川東で育った早菜男に
出会い結婚します。

かんかん橋を渡って、川東の渋沢家の
嫁になったのです。

初めは問題無く思われた
渋沢家での暮らし・・・

1年過ぎた頃を境に、暗雲が広がる。

姑の不二子に何か得体の知れない物を
感じ始める萌。

不二子が夜中に足を忍ばせて、
台所に行く目的とは、一体何!?

萌が炊くお米が、
何故かバサバサしている理由とは!?

全ては姑の不二子に仕組まれた事
だったのです!

嫁姑の壮絶な闘いが、
ここに幕を開けたのでした。

かんかん橋をわたってのネタバレと今後の展開は?

川東一の「おこんじょう」・・・

それは何と!!
萌の嫁いだ渋沢家の姑、
不二子だったのです。

川東の町の皆んなが、好奇の視線で
萌をコソコソ見ていた理由。

それが、おこんじょうの不二子の家に
嫁いだ嫁への同情からくる視線でした。

萌の優しさと素直さ・・・

それに心打たれた川東のおばさん達は、
萌に不二子に対抗する知恵を
授けてくれるのでした。

もう一つ、川東の変わった習慣。

「嫁姑番付」なるものがある事です。

これは萌のように大変な思いをしている
人達の苦労や不幸の度合いを
番付にしたものなのでした。

ちなみに萌は番付で4位にあたります。

川東の男は、嫁がいじめられている事を
絶対に気付かない・・・

これは萌が知り合った
番付5位の女性から聞いた事でした。

番付3位の女性からは、
嫁姑の苦しみを夫に知らせる方法を
聞きました。

ーそれはー

白いツヤツヤした小石を、
自分の番付の順位の数だけ並べるという
方法です。

おこんじょうの姑不二子の
嫌がらせは更にエスカレートして
行くのでした・・・

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かんかん橋をわたっての読んでみた感想・評価

今でも良く聞く話、
~県の人は~なタイプ!の様なこと。

それを街になぞらえて考えて見ると、
確かにあるあるだと思い
ちょっとゾッとしてしまいました。

姑さんは1年間、
萌さんへの意地悪い行動は
していなかった・・・

何故か!

それは萌さんの行動パターンを
把握する為にです!!

それだけ用意周到に準備された
悪意ある行為とは、
なんと恐ろしいこと!

小さい事と見逃していると、
ボディーブローは
致命傷になりかねないですからね。

萌さんは、父親の死に目に会う事が
出来なかった。

姑の性根の悪さによってです。

萌さんが感情が弾けたのが、
唯一あの時でした。

嫁姑を初めとした、それを取り巻く家族
そして町の人々・・・

まるで!
息遣いまで聞こえてくる様な細かい描写

それは文字と画で書かれた作品を
飛び越えた様なリアルさです。

人の心の闇って深い・・・
嫁姑の問題は解決し難いし、悲しい。

表面的見えている事が、
実は何代も続いている現象だったり
見えている部分だけで捉える事が

そもそもの間違いだったりしますよね。

かんかん橋をわたってはこんな方におすすめな作品!必見

作品の内容がとても深く、
考えさせられる漫画です。

ですから、読んでいる私たちも
漫画から沢山の事を感じ、
また学ぶ事が出来ます。

嫁姑バトル的な漫画だと、
一見してどこまでも暗い作品だと
思ってしまいがちですが!

この漫画は明るい要素や、
救いの要素も!

きちんと散りばめられて
いるのでご安心下さい!

主人公の渋沢萌さんの素直さに、
救われると言うか、
あんな状況下にあっても!

川東っで、
きちんと人間関係を築いている事に
関心させられました。

番付に上がっている人達と、
お友達になったりしていて、
お出かけしたりと・・・

それなりには!
楽しい事もあったりしています。

姑の不二子さんはブラックですが、
不二子さんの娘さんとは
仲良くなったりもしています。

この漫画を読んで、
久しぶりに先の気になる漫画に
出会えたと思いました!

争いは新たな争いしか生まないんだ!
とか・・・

しみじみと考えている自分がいました。

漫画の中に問題提起があって、
きちんと読める本って感じかしました!

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