タイトル | ビブリア古書堂の事件手帖 |
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原作・漫画 | 三上延 交田稜 |
出版社 | 講談社 |
ある町にあるとても小さな
古書堂を舞台に本を巡って
様々なことが起こる。
その事件を解決するのは
古書堂の店主である
篠川栞子。
とても内気な彼女だが
本のことになると饒舌になり
色々と解決していく。
そして今日も本が持ち込まれ
不思議なことに巻き込まれる・・・
ビブリア古書堂の事件手帖のあらすじ紹介
大学卒業後の就職が決まらず
家でゴロゴロしている五浦大輔。
そんな大輔に母が無くなった
祖母の本を整理すると言ってきた。
その中で母が“夏目漱石全集”を
大輔の前に出してきてこの本は
価値があるものかもしれないと言う。
しかしその本は大輔にとって祖母との
苦い思い出がある本だった。
そしてその本を開くと中から
「ビブリア古書堂」と書かれた
一枚の紙が出てきた。
その紙を持ってビブリア古書堂に
いったことで大輔の人生が大きく
変わることになる。
ビブリア古書堂の事件手帖のネタバレと今後の展開は?
高校生の頃にたまたま通った
路地裏に見つけた古書堂。
その古書堂を気にする人間は
あまりいなかったがその日は
違った。
その古書堂の中から出てきたのは
とてつもない美人。
そんな彼女を外から覗いていた
日から6年経った・・・。
そして大輔は祖母の本を持ち
”ビブリア古書堂の前に立っている。
その彼女が射ることを願い店に
入るとそこには前に見た美人の
女性ではなく少女が座っていた。
仕方なくその子に本の鑑定を頼むと
店主は今入院しているからその病院に
行って鑑定してくれと言われる。
嫌そうな顔をしたが大輔の心の
中はあの美人に会えるかもしれない
という気持ちでいっぱいだった。
そして病室につき中に入ると
そこにはその女性が眠りに
ついていた。
誰かが入ってきたことに気づいた
女性は店を任せている少女が来たと思い
大輔に話しかける。
そこで大輔が挨拶をするとその少女では
ないことに気付いた女性は挙動不審になり
挨拶を始める。
「ビブリア古書堂店長の篠川栞子です」
ここから栞子と大輔が織りなす
様々な事が巻き起ころうとしていた。
ビブリア古書堂の事件手帖の読んでみた感想・評価
ご存じの方も多いと思いますが
この漫画は原作小説を元に
描かれている作品です。
原作の挿絵の栞子さんと少々
雰囲気が違いますがそれでも
原作の良さを壊していない漫画です。
やはりこの漫画のいいところは
呼んでいる側の気分を害さない
ことでしょうね。
何か事件が起きる際の入りは
嫌な気分というか何となく引っかかる
ことから入ります。
でもそれも栞子さんと大輔が
事件を解決しようと奔走し結果
いい方向へ話は進んでいく。
そしてその解決していく過程も
本当に読んでいて飽きない内容です。
基本ですが起承転結がしっかり
しているので読んでいて苦にならない
内容なんですよね。
最近の小説でもこの“起承転結”が
出来ていない小説が多々見受けられます。
新しい事をしていくのはいいことですが
あまりにも斬新過ぎると読んでいて苦痛に
しかなりません。
やはり普通の小説が一番だと
私は思います。
内容で勝負しましょう!内容で。
その内容がしっかりしているので
毎作楽しみにしております。
ビブリア古書堂の事件手帖はこんな方におすすめな作品!必見
本を通じて起こる事件を古本屋の
女主人と店員で解決していく漫画です。
この本の存在は知っているが活字を
読むのが苦手な人にはとてもいい漫画
だと思います。
小説と違うところはやはり主人公の
栞子と漫画の主人公の絵が違うという
ところでしょうか。
私はどちらかと言うと小説側の
栞子さんが好きで原作を読んでいながら
どういう動きを想像するのが好きでした。
でもやはり漫画の栞子さんもいいですねぇ
少し萌え化していますがやはり
栞子さんは栞子さんです。
あぁこのシーンはこんな感じで動いて
いたという考えもあるか・・・
などと色々なことを考えながら
読んでいけますので原作を読んだ
人でもとても楽しめると思います。
結局どっちなんだ?と言われると
思いますが・・・・
結論は・・・やはりどちらの栞子さんは
可愛くて綺麗だということ!
栞子さん話になってしまいました・・・。
それとこの漫画(小説)はこれから
映画アニメかと舞台化も決まったと
発表されました。
でもその発表から半年以上も音沙汰が
ないのでどうなったのでしょうか・・・。
そちらも楽しみにしております。