タイトル | 神様のジョーカー |
---|---|
原作・漫画 | 楠みちはる 佐原ミズ |
出版社 | 講談社 |
人は何かがあると今まで
信じていない神頼みをする。
しかしその願いを言って直ぐに
頼んだことを忘れ自分の
快楽へと向かう。
だがその中で一度心のなかで
神頼みをすれば何でも叶って
しまう人間がいた。
でもその代償は大きい。
大事な人を失うからだ・・・
新感覚ミステリー漫画の始まり
神様のジョーカーのあらすじ紹介
就職活動を行っているが
中々内定が決まらない主人公の
希和(きわ)。
大学に通っている間ずっと働いて
いるバイトを終え彼女との待ち合わせ
場所に向かう希和。
彼女の名は茉洋(まひろ)。
茉洋と待ち合わせしその中で
まだ就職が決まらないことを話すと
「もう神頼みしかないね」と
彼女が言ってきた。
そこで希和は言った。
「神頼みは嫌いなんだ。
なんでも叶ってしまうから・・・」
その言葉を聞いた茉洋は言葉を失う・・・
その言葉の意味とは!?
神様のジョーカーのネタバレと今後の展開は?
就職が中々決まらないとのことで
パワースポットに行こうといい始める
茉洋に希和は言った。
「神様って言う表現は嫌いだ・・・」
それを聞いた茉洋は「願った所で
叶わないしね」というと希和は驚く
事を言い始めた!
「いや逆で、叶うんだ」
そこで希和は語り始めた
「昔から何か嫌なことがあって
神様に願うと何でも叶ってしまう。
でも何か叶うと何か犠牲が生まれて
しまうんだ・・・。」
それを聞いた茉洋はそんなこと聞いた
ことがないと言うが希和は初めて誰かに
話したという。
だが茉洋はその話を全く信じないまま
希和に対して蹴り飛ばし喝を入れる。
そして二人は部屋に行き酒を
飲み始める。
希和がまた過去にあった神頼みの
話をしていると茉洋に一本の電話が
入った。
その間も希和は茉洋と出会った時の
事を思い出していると茉洋が帰って来て
酒を煽り始めた。
そこで茉洋は希和に一緒に働こうと
言うが希和は返事を返さない。
そんな話があった翌日。
茉洋が仕事している姿を
みた希和は一緒に働く決意をする。
だがこの決意がとんでもないことに
なるとは二人は知らない・・・
神様のジョーカーの読んでみた感想・評価
誰もが一度は願いますよね。
「神様」って・・・
普段は信仰深くいるわけ
ではないので何かがあると
神頼みしてしまう。
なんでなんでしょうね?
私も何度かあります。
でも毎日神様にお祈りをして
いる人は何もないのか?というと
なにもないわけではありませんよね。
こんなこと言ってしまっては
バチが当たるかもしれませんが・・・。
まぁ間違いなくこの漫画の主人公も
毎日神様に祈りを捧げているわけでは
ありませんよね。
でもこれはマンガです(笑)
あまり考えても仕方ありません。
それにしてもこのような話を
よく思いついたものですね。
何となくありきたりの漫画は
ありますがトランプのジョーカーを
神様と一色譚にするとは・・・。
ジョーカーは悪いイメージ
しかないですからね。
でもやはりジョーカー。
見返りに何かを代償にしなければ
ならないなんて・・・。
その見返りである何かが起こるのが
この漫画の面白さだと思います。
大事な人を無くしてしまうとかね・・・。
とても面白いマンガです。
神様のジョーカーはこんな方におすすめな作品!必見
ミステリー漫画でしょうか。
なのでミステリー好きな方は面白い
漫画だと思います。
簡単に物語を言うと心のなかで
神頼みをすればなんでも叶う。
でもその叶った代償として何か
大事な物や人を無くしてしまう
という物語です。
これだけで何かワクワクしませんか?
何となく暗い雰囲気の漫画ですが
読んでいる内になれます。
まぁミステリー漫画ですから
暗いのは仕方ありません。
感想の方でも載せましたがやはり
この漫画の肝はジョーカーでしょう。
初めは願い叶えるならいいと思って
いましたがよく考えると大事なものを
無くすのですから・・・。
まぁよく考えなくてもわかりますか(笑)
でも自分には家族も何もなく1人だったら
このような願いも全然苦にならないだろうと
考えてしまいました。
結局この漫画で言いたいことは神頼みはなく
自分の力で全てを切り拓けと言うことでしょうね。
無神論者の私から言わせてもらうと
それは当たり前のことですが・・・。
そんな色々なことを考えさせられる
漫画でした。