タイトル | さぁ、ラブの時間です! |
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原作・漫画 | 上杉可南子 |
出版社 | 双葉社 |
小川瑞木26歳はフリーのライター。
彼女はある女性誌の取材で
とんでもない男と出会った!
イケメンでエリートだが
結婚したいタイプを聞くと
俺様感が半端ない!
ほとんどセクハラのような
発言に辟易した瑞木。
だがもう二度と会うことはない
関係ない人間として、その男は
瑞木の中で処理されていった。
しかし何の運命のいたずらか
二人は再会してしまう!
さぁ、ラブの時間です!のあらすじ紹介
酒盛はじめ28歳は
金融庁に勤める独身男性。
IQ180の頭脳で出世した彼は
その年にして課長補佐にまでなり、
そろそろ結婚を考えていた。
しかし問題が一つだけあった。
それは・・・
彼が今まで女性と一度も
付き合ったことが無い、
ということだった。
ある日、酒盛は上司の命令で
女性ファッション誌の取材を
受けることになった。
取材に来た女性の名前は
小川瑞木(みずき)。
そこで瑞木は酒盛に
結婚したい女性のタイプを聞く。
すると酒盛は、22歳から25歳までの
おとなしく料理ができる女性と
堂々と言い放った!
さぁ、ラブの時間です!のネタバレと今後の展開は?
酒盛の返答を聞いて
「こいつ絶対結婚できない」
と思う瑞木・・・。
だが今後酒盛と関わることはない
と思っていた瑞木は、酒盛の
言ったことなどただの仕事上のこと。
そんな人もいるのだ
という程度だった。
だがあるアクシデントで、
二人は同じマンションに住んでいた
ということを知る。
その際、酒盛から屈辱的なことを
言われた瑞木は、あるたくらみを
もって酒盛の部屋を訪ねた。
取材だと偽って・・・
少しだけならいいと酒盛が
瑞木を部屋にあげたその時!
ここぞとばかりに瑞木は
酒盛にのしかかった!
瑞木は酒盛への仕返しに、
酒盛が手を出してくるかどうか
試したのだった。
しかし、酒盛は体は反応しているのに
目をつむり微動だにしない。
もしかして、と瑞木は思って聞いた。
「経験ないってことはないよね・・・」
すると酒盛は、恋人がいたことも
肉体関係を持った経験も無いと答える。
何故か
「勝った・・・!」
と思う瑞木・・・。
そして瑞木は、酒盛に
女の子の扱い方を教えると言うが
酒盛は全く興味を示さない。
自分は特に困っていることなどない
と言うのだ。
しかし瑞木は酒盛に言う。
「このままだと40歳になっても確実に独身」
それを聞いた酒盛は、瑞木に
女性の扱いについてレクチャー
してもらうことになったのだが――!?
さぁ、ラブの時間です!の読んでみた感想・評価
しょっぱな、酒盛が言い放つ
結婚相手の条件が
インパクト強すぎでした。
正直といえば正直、かもしれませんが・・・
結婚相手を飯炊き女か
子育てマシーンとしか考えてないことが
丸わかり!
ある一定の割合でこういう男性は
いると思うんですけど、私は
こういう男性はご遠慮願いたいです。
超エリートでもムリですね!
しかし酒盛は、自慢の頭脳でも
恋愛という理解不能な感情に自分を
コントロールできなくなります。
そんな酒盛は、まるで可愛くて
恋愛にピュアな好青年に
見えてくるんですよね。
可愛くて超エリートの好青年・・・
これは最高の物件!
と思ってしまった自分も
条件で相手を見てますね、
すみません。
そこに出てくるのが男には好かれる
だろうけれど、女から見たら
クセ者以外の何者でもない、という女。
こんな女とだけは(最高物件の)酒盛と
くっついてくれるなよと
心から願いながらページをめくる・・・
すると思っていた以上の結果が!
これには言葉が汚くてすみませんが
ザマアミロ~!と思ってしまいました(笑)
しかしまだまだこの女
先をたくらんでいそうで
一筋縄ではいかなさそうです。
でも主人公と酒盛のつながりは
なかなか強い物でありそうなので、
心配ないかな?と思いながらも・・・
この敵キャラがいいスパイスに
なって盛り上げてくれるかな?と
別の意味での期待もしています!
さぁ、ラブの時間です!はこんな方におすすめな作品!必見
エリート男性(童貞)が主人公に
恋愛をレクチャーされるラブコメ!
恋のレクチャー系は
定番かもしれませんが
単純に面白いです。
中でもこの作品は、
教わる側が男性という
女性漫画としては珍しい作品!
しかも男性は童貞なので
初めての女性になれるわけですね・・・。
童貞はキライです!
という女性の方もいらっしゃるかも
しれませんが、この酒盛という男性は
かなり魅力的ですよ。
イケメンで頭脳明晰、東大卒に加えて
性格がとても可愛いのです。
それともう一つ、
ココが大事なところですが・・・
女にだらしなくない!(興味がない?)
それなのに主人公には~というところに
惹きつけられてしまいます。
また、二人の関係性も非常に面白い。
ある時は酒盛が俺様のようにふるまい
ある時は主人公が女王様のように
レクチャーする、
この二人が上下交互に入れ替わって
会話する様子は、読んでいて最後まで
飽きることがありません。
いつこの二人は同じ土俵で話をするときが
来るのだろう・・・?と気になって
ページを次々めくってしまいます。
笑いあり、ラブありでかつ
読んでスッキリする作品なので
ストレス解消にはもってこいだと思います。