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明治メランコリアのネタバレと試し読み!あらすじや感想も書いてます!

明治メランコリア

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 明治メランコリア
原作・漫画 リカチ
出版社 講談社

時は明治ーー
遊郭の禿(かむろ)・鈴子は
青年・津軽と出会う。

それから
身請けされて五年
津軽と仲良く暮らしてきたが

15才になった今
津軽への”恋心”が
芽生えてきて…!?

『明治緋色綺譚』から
待望の続編登場!

明治時代を舞台に
波乱万丈の愛を描く
年の差ラブストーリー!

サイト内で【明治メランコリア】を検索!

明治メランコリアのあらすじ紹介

津軽に身請けされて五年…
15才の少女へ成長した
主人公・桐院鈴子。

女学生となった今では
同居人・藤島津軽を
密かに慕っている。

ところが
津軽には相変わらず
子ども扱いされていた。

そんなある日
鈴子は学生から
恋文を手渡される。

この出来事を津軽に
話そうとするが

彼には関係ないと
思い黙ることに。

外を歩いていると
津軽の友人・河内に
声をかけられる。

二人でお店に行き
デザートを食べる中

鈴子はしまい忘れていた
恋文を指摘された。

河内から恋文の内容を
教えてほしいと言われ

しぶしぶ
恋文の封を開ける鈴子。

すると中には
女学生を探してほしい
と綴られた文と

その女学生と思われる
写真が入っていて…。

明治メランコリアのネタバレと今後の展開は?

鈴子がもらったのは
恋文ではなく尋ね人でした。

文を書いた学生曰く
恋文をもらったものの

写真の女学生が見つからず
困っていると。

そんな中
“お助け鈴ちゃん”の噂を聞き

鈴子なら頼めると
思ったそうです。

鈴子はやはり自分には
魅力がないのかと落胆しつつ

河内とともに
津軽に相談します。

写真の女学生は
鈴子が通う女学校で
撮られていました。

鈴子は女学生の顔を見て
不自然な気がすると言います。

よく見ると
女学生の首から上は
替えているようでした。

津軽はこの女学生を
フォトモンタージュで
作られたものと指摘。

すると河内が
女学生の顔を見て
何かを思い出します。

ところが
なかなかそのことを
二人に言おうとしません。

鈴子は怪しいと思い
河内を問い詰めます。

どうやら女学生と同じ
顔をしたヌード写真を
持っていたようです。

これもおそらく
フォトモンタージュだと
津軽は言います。

それを聞き
ショックを受ける河内…。

鈴子たち三人は
ヌード写真を撮った写真館へ。

そこで
女学生の顔の正体を
知ることになります。

実はこの女学生の顔は
今から二十年前に
撮られたものでした。

写真館の主人曰く
現在この顔の女性は

ここから一区画向こうの
豆腐屋に暮らしている
とのこと…。

話をまとめると学生は
フォトモンタージュの写真と
恋文に”騙された”のです。

急遽学生を連れて三人は
女性のいる豆腐屋へ行きます。

するとそこで
二十年前と大きく違う
女性を目撃しました。

美しかったあの頃の
面影は一切ありません…。

鈴子は
ショックを受ける学生を
明るく励まします。

励まされた学生は
鈴子にトキめき
思わず告白するも

すかさず
津軽に断られるのでした。

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明治メランコリアの読んでみた感想・評価

主人公二人の
友達以上恋人未満な
感じにやきもきしました。

鈴子を見ると
早く告白しちゃえ!と
背中を押したくなりますが

相手(津軽)は
一回りちょっと
年上なんですよね…。

現代なら
賛否両論を呼びそうですが

昔では
年の差は当たり前
だったのでしょうか?

何にせよ
早くくっつくことを
祈っています!

ところで
今回ご紹介したお話…

恋愛がメインというより
どちらかというと
ミステリーでした。

これはこれで
面白かったですよ!

鈴子がいきなり
恋文を渡されたと思いきや

女学生を探してほしい
という尋ね人で

津軽・河内とともに
女学生を探しますが

予想外のオチに
笑ってしまいました!

歳を取ることは
承知していたものの

まさか女学生が
相撲取りみたいな
女性になるとは…。

読んでいて
思わず驚きました。

学生も相当なショックを
受けたようで。

それを励ましてくれる
鈴子は優しいですよね。

あんな可愛い女の子に
励まされたらトキめくのも
当たり前です!

にしても津軽は
鈴子を本当に子どもとしか
見てないのでしょうか?

学生の告白を
鈴子より早く断るあたり

鈴子に対して
特別な思いがあるのでは
と感じました。

これからの二人の展開が
ますます気になります!

明治メランコリアはこんな方におすすめな作品!必見

ロマンを感じる年の差
ラブストーリーものを
読んでみたい…。

そんな方には
「明治メランコリア」を
おすすめします!

ストーリーは
前作『明治緋色綺譚』の
五年後を描いています。

前作を読まなければ
分からないのでは?と
思う方もいるはず。

ですが大丈夫です!

前作を読まなくても
全然楽しめます。

主人公・鈴子と
想い人・津軽との

波乱万丈な年の差
ラブストーリーは

胸キュンすること
間違いナシですよ!

そして
可愛らしい絵も注目です。

ストーリーの舞台が
明治時代ということで

登場人物はほとんど
袴姿だったりします。

レトロなファッションを
好む方にはたまらないと
思います。

ちなみにタイトルにある
「メランコリア」は
“鬱”を意味するそうです。

意味を知る方からすれば
どんなストーリー!?と
驚くと思いますが…

作者・リカチさん曰く
ただの”雰囲気”らしいです。

こういう制作ウラ話も
作中に載っているので
おすすめです。

どのお話も面白いので
チェックしてみてくださいね!

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