[PR]Yahooプレミアム会員が最大6ヶ月無料+毎週(金曜)20%ポイント還元中!【ebookjapan】

華麗なる食卓のネタバレや結末が気になる!あらすじや無料試し読み!

華麗なる食卓

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 華麗なる食卓
原作・漫画 ふなつ一輝
出版社 集英社

行き倒れたところを少女に
命を救われたマキトが、
かつての恩人の店を、

その腕で大いに盛り上げていく。

柔軟で面白いカレーの数々が
読者の胃袋を刺激する。

みんな大好き、でも奥が深い
「カレー」に焦点を当てた、
本格グルメ漫画です。

サイト内で【華麗なる食卓】を検索!

華麗なる食卓のあらすじ紹介

街で行き倒れになっていた青年、マキト。

彼を救った少女、結維は、
かつてマキトが世話になった恩人の
娘さんでもありました。

恩人に会いに旅をしていたマキトですが、
店の売れ行きが芳しくなく
恩人が去ってしまったと知ると、

結維と二人で店を立て直すことを決意、
最初は客の入りも悪かったですが、

次第に、マキトの柔軟性と実力により、
盛況になっていきます。

しかし、店をやる以上は、
様々なトラブルはつきもの。

売買契約の話など、
一筋縄ではいかない難題もあり、
ピンチに立たされるマキトですが、

持ち前の情熱と知識によって
それらを切り抜け、絶品の料理を
仕上げ続けていきます。

華麗なる食卓のネタバレと今後の展開は?

次第に客足が戻りつつある店内。

しかし、その日は結維の様子が妙でした。

当然マキトも気にかけますが、
すぐにシャキっとはなりません。

そんな中、背広姿の男が来店。

彼は、店を散々にこき下ろしてから、
結維と交渉を始めます。

彼は企業グループの一員で、
店を譲り渡すと結維の父親と
話をつけていました。

しかし結維たちがなかなか手放さず、
再び顔を付き合わせる形になり、

仕事が予定通りに進まないこともあり、
彼は完璧に焦れていました。

父親が不在だということを聞いても、
娘の結維が判をつけばいいという
極めて強硬な姿勢を崩さず、

徹底して店を馬鹿にする態度を取ります。

そのやり口に怒ったマキトたちは
男を実力でたたき出してしまいますが、
事態が解決したわけではありません。

恥をかかされた男は、宇童という
「潰し屋」に連絡をして、

マキトたちの店のすぐ隣に、
カレーショップを開店させるという
攻勢に出てくるのでした。

様子見をするマキトたちでしたが、
潰し屋宇童は、女性を連れて
マキトたちの店に来店、

挑発的な態度で勝負を仕掛け
強烈なカレーを作ってくるのでした。

サイト内で【華麗なる食卓】を検索!

華麗なる食卓の読んでみた感想・評価

ラーメンを題材にした作品は
非常に多い上名作揃いなのですが、

もう一つの定番食、カレーは、
なかなか漫画になりにくい、
そんなイメージがありました。

実際、「カレー」と言っても
その料理の幅は極めて広く、
各人のこだわりも強い分野なので、

「正解」を見つけ出すのが
難しいところが多いのです。

しかし本作では、豊富な知識と情熱を、
柔軟な思考力でくるんでおり、

たとえインスタント食品でも、
とてもおいしく食べられるやり方を
紹介してくれたりもしています。

どうしても料理漫画となると、
技巧を凝らした勝負になっていったり、

現実には無理目のレシピを看板に掲げて
勝負をしなければならない中で、
本作のユルさはありがたいですね。

また、主人公のマキトにしても、
カレー作りには並々ならぬ情熱を
持ち続けている一方で、

いつも陽気でフランク、それに
「女性好き」な一面を持ち続けており、
良い意味でのユルさがあるので、

読んでいて「精神的胃もたれ」を
することが一切なく、

実際にカレーを食べてみようかなと
思わせてくれる優しさがあります。

どうしても「道」を極める形に
至りがちな料理漫画において、
このスタンスは嬉しいものですね。

華麗なる食卓はこんな方におすすめな作品!必見

料理を題材にした漫画は数多いですが、
それは料理が大人気なことの証明です。

さて、料理の中でも、定番かつ人気なのが
「カレーライス」ですね。

手軽な一方で果てしなく奥深く、
人によって好みも様々ですので、
その探求には終わりがありません。

だからこそ逆に漫画作品にするのは、
かなり勇気がいる分野でもあると言えますが、

本作は確かな知識と濃密な描写によって、
カレー漫画の第一人者としてのポジションを
確固たるものにすることに成功しました。

基本的にカレーは香辛料を活かすもの、
等々の基本をきっちり踏まえながらも、

女子学生に訴求するために甘いカレーを
全力で作り上げる柔軟性やこだわりを
作中序盤から展開させていったり、

予想外に難しい客を即座に唸らせる
絶品料理をものにしてみたりと、

本作の主人公であるマキトのスキルは、
多くの料理漫画の主人公よりも
かなり基礎的能力が高く、

プロとして仕事をしているのに、
主人公の成長を待たねばならない
やきもきとした感じとは無縁です。

また、潰れた店を立て直すという
タフなテーマであるものの、
陽気で楽天的なマキトたちの気質が、

作品を過度に深刻にさせないことに
結びついています。

やはり食事はおいしく食べたいし、
漫画で楽しむ際にもそれは同じ。

食べ物を提供する際の「基本」が
常に踏まえられているのが、
読み手にとって嬉しい一作ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA