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Harlem beatのネタバレや結末が気になる!あらすじや無料試し読み!

Harlem beat

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル Harlem beat
原作・漫画 西山優里子
出版社 講談社

バスケには色々な形がある。

部活でやるのもバスケだが、
路上にも熱いバトルがある。

万年補欠だった成瀬が
路上に出会い変わっていく。

部活に励む高校生を主役に
ストバスの世界を軸にし、

部活と路上双方の良さを描いた、
爽快かつ熱血なバスケ漫画です。

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Harlem beatのあらすじ紹介

ずっと補欠ばかりで、
一度もプレイヤーとして
注目されることがなかった

高校生、成瀬 徹。

高校進学を機にバスケを始め、
ハードな部活に挑んでいくも、
経験も身長もなく、

しかも入った先が強豪校では、
出番があるはずもありません。

そんなある日、新入生らしく、
お使いを頼まれる成瀬。

入ったバスケショップには
本格的な試合用品は
ありませんでしたが、

代わりにそこの店員で
かつての同級生でもある、
楠田 みずきに、

近場のストリートバスケの
コートを紹介されたのを機に、
成瀬もまたストリートの道へ。

圧倒的に実力差がある相手にも、
決して屈することなく向かう中で、
バスケに対してもやりがいを感じ、

部活の練習にも熱が入るように
なっていくのでした。

Harlem beatのネタバレと今後の展開は?

小学校では野球、中学ではサッカーと、
常に運動部に属しながらも、
万年補欠だった成瀬 徹。

高校では心機一転バスケを始めるも、
未経験な上にサイズ的にも目立たず、
しかも強豪高校では、当然補欠です。

そして新入部員であるため、成瀬は
練習帰りに買い物に行かされるハメに。

部長に渡された地図にしたがって
入ったバスケショップ。

NBA選手のグッズはありますが、
試合用品はなかなか見当たりません。

そんな中成瀬たちに声をかける
美少女がいました。

その娘はよく見ると、

成瀬の小学校時代の同級生で、
「ミニバスの女王」だった
楠田 みずきでした。

久しぶりにみずきと話す成瀬が、
バスケへの自分の決意を述べると、

みずきは成瀬を「デート」に
連れ出してしまいます。

向かった先はちょっと色っぽい
街の一角でしたが、
みずきが成瀬に紹介したのは、

ストリートバスケ用のコートでした。

そこで出会ったのが「最強」の
チーム、スリーメンのシュウ。

みずきは、シュウに、
成瀬に教えてくれと頼みますが、
シュウはゲーム形式が望みで、

成瀬はまったく勝算がないまま、
シュウとの対戦を開始しました。

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Harlem beatの読んでみた感想・評価

熱く、痺れる展開が多かったですね。

私もスポーツが大好きで、学生の頃は
様々な競技をやってきましたが、
何をやっても万年補欠で、

本作の成瀬君のように、
どこか満たされない感を持っていました。

しかし、成瀬君は、多くの場合途中で
退部してしまうか、進学したら
競技を変えたりするところで、

決して諦めず、組織の中で埋もれず、
ストリートに活路を見出しても、
部活を熱心に続けていき、

さらに、キツくて報われない状況からも、
自分にとって身になることを、
うまく突き止めているのは凄いですね。

こういった部活ものの漫画では
天才タイプでも努力タイプでも、
早々に認められていくものですが、

補欠のモヤモヤした日々を
主人公目線から描きつつ、
大胆な解決策を示しているのは、

スポーツ漫画としては非常に大胆で、
かつ斬新な展開だとも言えます。

成瀬君だけでなく、チームメイトの
浩介もみずきも、他の選手たちも

皆、レギュラーとしての熱さと
競技に縛られない自由さを持ち、
破綻なく主役をやろうとしているのが

部活系のスポーツものとは違い、
大胆で面白かったですね。

Harlem beatはこんな方におすすめな作品!必見

どうしても本気で部活をやるとなると、
ハードな練習や規律が重要になってきます。

団体競技であるバスケでも同様ですが、
極めて組織的なプレイが必要なだけに、
縦関係が強力で、実力主義になりがちです。

しかし、特にアメリカなどでは
非常に優れた「遊び」でもあるバスケは、
もっと自由で奔放な一面もあります。

本作はそんな「もう一つのバスケ」である
路上での3on3を主軸として描いた、
90年代のヒット作であり、

「SLAMDUNK」や「DEERBOYS」などの、
当時大流行した部活バスケものとは
明確に区別化がなされている一作です。

野球でもサッカーでも、高校で始めた
バスケでも、常に補欠だった
主人公の成瀬君が、

プレイヤーという「舞台」を与えられ、
必死の闘志と創意工夫によって、
強敵と渡り合っていくその姿には、

階級主義の部活にはない
自由なハツラツ感と、
責任感で人が成長するという、

必然的な要素が絡み合っています。

やらされている練習と自発的な練習、
という対立的な図式だけでなく、

ストバスをやったことで昔よりも
部活よりもずっと身が入り、
そのことが路上でも活かされる、

そうした相乗効果が描かれており、
遊びを肯定して部活を否定しないのも、
懐が広く、視野を広げてくれる感じです。

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