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PYGMALION-ピグマリオン-のネタバレ(結末、最終回)ってどうなるの?早く続きが読みたい!

PYGMALION-ピグマリオン-

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル PYGMALION-ピグマリオン-
原作・漫画 渡辺千紘
出版社 マッグガーデン

パニックホラー作品。

始めは仲の良い兄弟愛を描く
ハートフルな作品かと思い、
読み進めていくと、絶望につぐ、絶望。

描写の綺麗さやグロさもあり、
希望を一掃する展開に
ある種の爽快感すら感じます。

短いながらも濃密なストーリー構成と
なっており、全3巻をあっという間に
読み終わってしまいます!

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PYGMALION-ピグマリオン-のあらすじ紹介

主人公は綾原ケイゴ(兄)と
綾原マコト(弟)、2人の兄弟。

二人はある日、ご当地マスコットが集まる
地元の催しに足を運ぶが、突如
マスコットが狂暴化し、人々を襲い始める。

なんとか逃げようとするも、マコトが
マスコットに襲われ狂暴化。

それでも命をつなぎとめているマコトを
救おうとするケイゴだが、この現象の

背景には二人の父親が絡んだ
大きな秘密があった。

国家を巻き込み、行われていた実験に
巻き込まれていく兄弟二人、

目の前の弟を救おうとする兄、
そして立ちはだかる敵。

めまぐるしく変わる話の展開に
興奮する作品です。

PYGMALION-ピグマリオン-のネタバレと今後の展開は?

暴徒と化したマスコットを
「ガラテア」と呼び、操っている
黒幕の名はシンゴ。

シンゴはケイゴとマコトの父親、
ユウゴが生み出した
ガラテア側の存在だった。

かつて人間に裏切られたシンゴは
人間を滅ぼそうと計画し、実行していた。

また自分を生み出したユウゴを
復活させるべく、マコトをその器として
利用しようとしていた。

マコトの体を借り、復活するユウゴ。

シンゴは自分の計画を進めるべく、
ケイゴを殺そうとするが、ケイゴの

体に仕込まれていたガラテアを殺す
ウイルスにより、計画は失敗に終わった。

元々ユウゴが携わっていた実験では
マスコットに命を吹き込むことに
成功していたが、計画が当初の予定通りに

進まなかったため、ユウゴはケイゴの中に
ガラテアを殺すウイルスを仕込んでいた。

シンゴの計画は失敗に終わり、
ユウゴがケイゴにマコトを

元に戻そうとする方法を伝えようとする矢先
シンゴに妨害され顔が爆破してしまう。

復活するも暴走するユウゴからケイゴは
身を挺してシンゴをかばう。

ガラテアと人間が分かり合えることを説く
ケイゴだったが、シンゴは受け入れることが
出来ず研究室は爆発する。

シンゴによってケイゴとマコトの命は
助かったが、ユウゴとシンゴは
爆発の中、絶命する。

最後は成長したマコトとケイゴが家族の
墓参りに訪れる描写で物語は幕を閉じる。

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PYGMALION-ピグマリオン-の読んでみた感想・評価

漫画全体としては物語の展開が
非常に早く、読みやすい。

ストーリー構成も、全3巻という
短い作品ながらしっかりしていて、
めまぐるしい展開で読者を飽きさせない。

内容に関しても、兄弟愛や
家族愛といったハートフルな要素を

取り扱いながらも、それとは真逆の
残虐な惨殺のシーンやグロテスクな
描写があり、良い意味でギャップを感じる。

そして神話とマスコットという一見、
かけ離れた要素を組み合わせた点も
斬新で面白かった。

黒幕の一端を実の父親が担っていた点も
印象的で、複雑に絡み合った物語を
より面白くしていると思う。

また各キャラクターの設定も
しっかりしていたため、立場や主張の違いも

理解しやすく、漫画初心者にも読みやすい
内容になっていたのではないかと思う。

非日常を体験するには読書体験は
持ってこいだと思うが、特にこの作品は
ストーリー展開もスピーディで短時間で

没頭することが出来るので、
手っ取り速く非日常を味わうためには
もってこいの作品だと思う。

PYGMALION-ピグマリオン-はこんな方におすすめな作品!必見

個人的には
(1)サスペンスやホラーが好きな方
(2)日々同じことの繰り返しで
飽き飽きしている方、にオススメしたい。

(1)の方々については、話の設定や
伏線も十分に効いているし、

サスペンス好きの人間も飽きさせない
展開になっていると思う。

キャラの設定も細かいので、そこを
踏まえたうえで、序盤は黒幕が

誰なのか、どういう意図で事象が
起こっているのかなどを考えて
頂くのもよいのではないか。

また(2)の方々についても
手っ取り早く非日常の感覚に
没頭できるので、オススメ出来ると思う。

全3巻という短さながら非常に濃厚な
作品となっており、かつ導入部分は
本当に街中でやっていそうな祭りへの

参加シーンから入っていけるので、
違和感なく作品の世界に
入っていけるだろう。

個人的には映像化しても非常に
面白い作品になるのではないかと

思うので、バイオハザード的な立ち位置で
映画化してほしい作品。

またこの作品が好きな方は
進撃の巨人や

アイ・アム・ア・ヒーローなども
好みではないかと思う。

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