タイトル | 虹色デイズ |
---|---|
原作・漫画 | 水野美波 |
出版社 | 集英社 |
ピュアで妄想が激しい夏樹、
女好きでチャラい智也、ドSな惠一、
空気が読めないオタクの剛。
キラキラした青春を送る高校生たちの
物語が描かれています。
男子4人の視点で進むちょっと
変わったドタバタ日常ラブコメディ!
虹色デイズのあらすじ紹介
中間テストが終わって
クリスマスも近くなり、
高校生たちは盛り上がっていた。
羽柴夏樹は彼女の百合ちゃんと過ごす
初めてのクリスマスデートプランに
悩んで友達に相談する。
腹黒い姉を見て育ったため
清純でかわいい百合ちゃんに惹かれ、
付き合っていた。
松永智也はモテ男で彼女が
5人もいるため日にちや時間を
少しずつずらしてデートするという。
直江剛は漫画好きなオタクで
片倉惠一はドSで自分のことを
「ご主人様」と呼ばせている。
虹色デイズのネタバレと今後の展開は?
百合ちゃんとデートしていると智也と
惠一が通りかかって邪魔してきた。
2人の話は参考にならなかったが
クリスマスプレゼントを選ぶために
一緒に買い物へ行くことに。
優柔不断でなかなか決められない
夏樹を置いて2人は
ファストフード店へ行った。
ナンパしようとした女の子たちの
なかに百合ちゃんがいて、
会話を聞いて夏樹とは金目当てで
付き合っていることを知ってしまう。
プレゼントを選び終えた夏樹は
百合ちゃんは金目当てだと
聞かされるが信じられなかった。
2人は女経験が豊富だが言っている
ことはいつもめちゃくちゃで
邪魔もしてくるから信用できない。
百合ちゃんは良い子だし、2人は何も
知らないだろと言ってしまい
険悪な雰囲気になった。
クリスマス当日、一生懸命選んだ
マフラーをプレゼントすると
ブランド物が欲しかったと言い、
去っていった。
失恋して街を歩いていると
同じくフラれてしまった
智也と惠一に会った。
3人はバカだよなと笑いながら
仲直りしたが剛には彼女が出来ていた。
虹色デイズの読んでみた感想・評価
夏樹はピュアで、彼女のために
一生懸命プレゼントを選んでくれたり
頑張ってデートプランを
考えてくれたり。
優柔不断で頼りない一面もありますが
彼女を大切にする思いが伝わってきて
その優しさにきゅんとしました。
智也は5人も彼女がいる
チャラ男ですが遊んでいたつもりが
実は遊ばれていてフラれたので
おもしろかったです。
ドSな惠一はムチを持ち歩いていたり
オタク男子な剛は学校でもゲームに
夢中だったりと皆のキャラが強くて
印象に残りました。
夏樹が背伸びしてブランド物を
持っていた所に目をつけ、
お金目当てで付き合っていた
百合ちゃんが怖すぎました。
清純そうなフリして近づいて騙す
というよくある手段ですが、
夏樹がかわいそうでした。
3人がクリスマスの日にフラれて
いるのに剛はちゃっかり彼女を
作っていて思わず笑ってしまいます。
言い合ったり喧嘩したりしても
何だかんだ仲の良い4人が
楽しそうでした。
失恋した3人にも新しい恋が
始まったのでこれからも
見守りたいと思いました。
虹色デイズはこんな方におすすめな作品!必見
高校生の仲良し男子4人組の日常や
恋愛がメインに描かれています。
少女漫画で男が主人公なのは珍しくて
斬新ですが絵も綺麗で男目線で
始まるので少女漫画が苦手な人や
男性でも読みやすい作品です。
学校での高校生の恋愛や青春を
描くのは珍しくはありません。
しかし、男子の視点で
進むことによって違った見方のできる
内容になっています。
男子目線だと恋愛要素が少なくて
楽しめないかもと思うかも
しれませんがきゅんとするシーンも
沢山あります。
小さなきっかけで恋に落ちて
告白したり、両思いになったり
付き合ったり。
学校生活でのイベントごともあり、
甘くて苦くて面白い憧れの
高校生活が繰り広げられます。
夏樹、智也、惠一、剛とそれぞれ
タイプが全然違う男子が登場するので
好みの人が見つかると思います。
女の子ももちろん、個性的で魅力的な
キャラばかりなので登場人物が
多くても覚えやすくなっています。
テンポも早く、巻数は多いですが
サクサク読めます。
実写映画化も決定している
人気作品です。