タイトル | 鬼を飼う |
---|---|
原作・漫画 | 吉川景都 |
出版社 | 少年画報社 |
昭和7年。
日本の東京にある本郷でのお話です。
本郷は坂が多いことが特徴でした。
帝大に通う司と鷹名は、
一人の少女に出会いました。
金髪の髪の毛を持つ可愛らしい女の子
二人は何故かその少女から
目が離せなくなってしまいました。
鬼を飼うのあらすじ紹介
その少女の後を付けると、
とある古いお店に辿り着きました。
そのお店の佇まいと場所から
あまり多くのお客さんは
来ないように思いました。
店内に入ると・・・
薄暗く、何となく薄気味悪い様子です。
ーここは鳥獣商でしたー
このお店に司と鷹名を呼び寄せた
少女の名はアリスと言います。
このお店の店主である四天王にも
懐くことが無かったアリス。
ですがアリスが鷹名の腕に
しがみついているのを見た四天王は
懐いている事に驚いたのでした。
鬼を飼うのネタバレと今後の展開は?
四天王は司と鷹名に言いました。
ー特別なものをみせてやるー
すると鳥かごを持って来たのでした。
なんと!!
中に入っていた動物は
サル・・・?と鷹名が
四天王に問いました。
サルではないようです、
それには角が生えていたのでした。
しかし、
見た目はサルのようにも見えました。
なんと!その正体は「鬼」だそうです。
奇獣を専門に扱うお店があって、
ここのお店がそれにあたるそうです。
日本や海外によくある物語の中で
登場する、伝説の生き物。
そう呼ばれている生き物は
実際に存在するそうなのです。
一部のお金持ち達の間で、
高額な金額で取引がされるそうです。
ただ飼い方を誰も知らなかったり、
育て方を間違えると大変な事になる
そういった問題が有るそうなのです。
司は四天王が嘘を言っていると
相手にしない様子でした。
しかし鷹名は目の前のサルに似た
生き物が、、、鬼である事を全く
疑いませんでした。
帝大で動物を学んでいる鷹名は
真実か嘘かは見破れると言いました。
その上でこの生き物が鬼であると
疑わず、そして恐る事もなかったのです
そんな鷹名を見込んで、
四天王は言いました。
ー鬼を飼ってみないかー
鷹名はどう答えるのでしょうか。
鬼を飼うの読んでみた感想・評価
色々な伝説の生き物、
妖怪と呼ばれている物の紹介ページが
初めに有りました。
こんな妖怪がいるんだ!と興味を持って
読み始めることが出来ました。
奇獣店の店主から飼わないか?と
言われた鬼・・・
鬼から鷹名に突然話しかけてきた時は
かなり驚きました!!
謎かけが好きな鬼なんているんだ・・・
昼間に7問
夜中に5問・・・
鬼から謎かけをしてきた場合は
必ず答えなくてはならない。
なんて不気味なのか!と思うのと同時に
確かに湧いてしまった鬼に対する興味。
この興味は、きっと鷹名が四天王の前で
感じてしまった興味なのかも
知れませんよね!
なんか分かる!と、
一人納得してしまいました。
もしも回答が間違えていたら・・・
ー鬼に喰われるー
それを聞いても、
飼いますと即答した鷹名には
感心してしまいました。
もし私なら、飼いますと言えるかな。
怖気付いてしまいそうだな・・・
でも見てはいけない心理のようなものに
勝てないかも知れないとも
思ってしまいました。
鬼を飼うはこんな方におすすめな作品!必見
日本にも実に沢山の妖怪がいますよね。
メジャーなものから、
マイナーなものまで様々いますよね。
私自身は妖怪知ってるかな?と
考えてみると・・・
空で5種類くらい言えるかな・・・
と言う感じです。
日本人に馴染み深い、様々な妖怪達。
しかし
それはあくまでも伝説だったり、
空想だったりと、実際には存在し得ない
生物ですよね。
逆に実際には存在し得ないからこそ!
その事柄のファンになってしまうのかも
知れないですよね。
なので妖怪が好きな方は
楽しめる漫画だと思いますよ!
また伝統的なものとかに興味がある方も
楽しんで読めるように思います。
謎かけが好きな人は
謎を解きたくなってしまうかも
知れませんね!
そう考えて見ると、
この作品は色々な角度から
読み進められる漫画だと思いました。
アリスの魅力にもメロメロに
なりそうですね。
あんな美しい少女に
手招きされたら・・・
冒頭でお店に付いていってしまった
そういった気持ちも
分かるように思いました。
色々な種類の妖怪が知りたいと
思いました。