タイトル | 君に届け |
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原作・漫画 | 椎名軽穂 |
出版社 | 集英社 |
大人気の純愛ラブストーリー!
暗い見た目のせいで
クラスになかなか溶け込めない
主人公、爽子。
爽子は自分とは正反対の
明るくて爽やかな人気者、
風早に憧れている。
そんなある日、
クラスで肝試しをやることになり、
爽子も参加することになって!?
君に届けのあらすじ紹介
暗い見た目のせいで
みんなから怖がられてしまう
主人公、黒沼爽子。
あだ名は“貞子”。
そんな爽子は自分とは正反対の
クラスの人気者、風早に
密かに憧れを抱いている。
爽やかで明るい風早のように
自分もなりたいと思い、
日々頑張ってみるもなかなか上手くいかない。
そんなある日、
クラスで肝試しをやることになる。
爽子も参加することになり、
肝試しで爽子と風早は一気に縮まる。
しかし、そんな2人の関係を
クラスメイト達は誤解してしまう。
次の日、男子の1人が風早に
罰ゲームとして爽子と1週間付き合えと
言い出して_!?
君に届けのネタバレと結末(最終回)は?
肝試しの一件以来、
様々な噂が広がるも、
爽子と風早の距離は縮まっていく。
夏休み明け、爽子は
席替えで風早と隣の席になる。
そして、
爽子は少しづつではあるが
クラスメイトとも打ち解けていく。
そんな中、
爽子の友達、矢野と吉田の
悪い噂が広がり始める。
しかもその噂は
爽子が自分の立場を上げるために
流し始めたと囁かれている。
そのことを聞いた矢野と吉田は、
爽子がそんなことするわけがないと
笑い飛ばす。
しかし、ある日矢野と吉田は
爽子が自分達のことを
友達じゃないと言ったのを聞いてしまう。
そして矢野と吉田は
自分達のことをどう思っているのか
爽子に尋ねる。
爽子は好きというより大好き、
そう伝えようとするも伝わらず
矢野と吉田は誤解してしまう。
一方、爽子は
自分がみんなと一緒にいると
迷惑がかかると思いこんでしまう。
爽子は矢野と吉田だけでなく、
風早のことも避け始める。
せっかく仲良くなったみんなと
爽子はすれ違っていく。
爽子は誤解を解くことができるのか!?
君に届けの読んでみた感想・評価
風早みたいな人が現実にいればいいのに…
読み進めていくうちに
そう思ってしまいました。
それくらい、主人公爽子が憧れる男の子、
風早は爽やかでかっこいいです。
そんな風早に純粋な気持ちで
憧れている爽子もとても素直で、
2人を応援したくなりました。
ストーリーは王道な感じですが、
胸がときめくシーンがたくさんあり、
飽きずに一気に読んでしまいました。
誤解されがちな爽子が
一生懸命自分のことを話そうとする姿も
心に響きました。
根も葉もない噂がすぐに広まってしまう辛さは
同じ女子としてとても分かります。
ですので、
爽子の誤解が解けるシーンは
自分のことのように嬉しかったです。
また、恋愛のシーンばかりでなく、
爽子と友達との友情も細かく描かれていて
共感できてよかったです。
絵も可愛く、綺麗で、
とても読みやすかったです。
読んでいると、
心が真っすぐになって元気が貰える、
そんな漫画でした。
こんな方におすすめな作品!必見
高校生のピュアな恋愛漫画です。
王道な恋愛漫画が好き!
そんな方に自信を持っておすすめします。
主人公の爽子はとにかく性格が良く、
嘘のない素直な女の子です。
そんな爽子が憧れる男の子、
風早もまた真面目な性格です。
そんな2人の恋模様は
擦れたところが全くなく、
ピュアで純粋なものです。
こんな真っすぐな恋がしてみたい!
読み進めていくと
そんな風に思う方も多いかと思います。
私自身も
風早君みたいな人がいればいいのに、
とついつい思ってしまいました。
また、登場人物の成長も描かれているので、
そちらも見どころだと思います。
爽子と風早の恋の展開はゆっくりです。
真っすぐな2人だからこそ、
なかなか前に進むことができません。
しかし、少しずつではありますが、
2人の中は深まっていきます。
そんな2人の様子を
ぜひみなさんにも見届けてもらいたいです。
『君に届け』はアニメ化、実写映画化、
ゲーム化、小説化など、
多方面に展開されています。
漫画だけでなく、
そちらも魅力的です。
気になった方は
一度チェックしてみてはいかがでしょうか。