タイトル | 図書館戦争 LOVE&WAR |
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原作・漫画 | 有川浩 弓きいろ |
出版社 | 白泉社 |
正化三十一年、
本は厳しい検閲により
取り締まりを受ける時代となっていた。
そんな中、本を守る最後の砦の
図書館で関東圏で史上初の
女性防衛員となった笠原郁。
郁には犬猿の仲の教官、
堂上がいて__。
図書館戦争 LOVE&WARのあらすじ紹介
正化三十一年、
“メディア良化法”により出版物は
厳しい校閲を受けなければならなくなっていた。
そんな中、図書館は
自由な表現を守る最後の砦となり、
本を守るために戦場化していた。
主人公、笠原郁は関東圏では
史上初となる“防衛員”として
軍事訓練に励んでいる。
防衛員は自衛隊よりも
危険な仕事だと言われている。
郁はそれを承知の上で、
必死に訓練に取り組む。
しかし、教官の堂上だけとは
どうしても馬が合わない。
堂上はなぜか郁にだけ厳しくて__。
図書館戦争 LOVE&WARのネタバレと結末(最終回)は?
郁は実地訓練で堂上に
怪我を負わせてしまったことから
気持ちを入れ替えて訓練に取り組む。
そんな郁を見守る堂上。
ところで、郁には
図書館防衛員になろうと思った
きっかけの人物がいる。
その人は、郁が高校生の頃、
本屋で本を取り上げられそうに
なっていたときに本を守ってくれたのである。
名前も分からないその人を
郁は“王子様”と呼んでいる。
王子様に多大な憧れを持つ郁。
しかし、王子様の正体は
郁とは犬猿の仲の堂上だった!!
もちろん郁は
そんなこと全く知らない。
訓練を終えた郁は、
図書特殊部隊に配属される。
その部隊に配属された郁の同期、
エリートの手塚のみ。
そして上司の一人は堂上もいた。
郁と堂上は喧嘩し合いながらも、
様々な事件から本を守り
成長していく。
そんな中、
郁は自分の中で堂上への
感情が変わり始めていることに気づく。
最初は大嫌いだったはずの堂上が
今では__。
図書館戦争 LOVE&WARの読んでみた感想・評価
図書館で戦争が起きるという、
現代では考えられない
設定です。
しかし、背景描写が
しっかりとしていて
全く違和感なく読み進められました。
最初は恋愛色の
少ない少女漫画なのかと思いましたが、
全くそんなことがありませんでした。
話が進むにつれて、
どんどん甘くなっていって
にやにやしていってしまいました。
なかなか素直になれない2人が
とても可愛らしかったです。
そしてストーリーも
軽くなく、しっかりしていました。
架空の未来の話ですが、
そこで起こる事件や問題は
驚くほど現実的で身近なものでした。
普段あまり考えたことのなかったことを
考えさせてくれる漫画でした。
絵も少女漫画らしく、
綺麗で読みやすかったです。
また、原作の小説に沿って話は進みますが、
原作にはない描写も
ところどころにあります。
ですので、原作の小説を
読んでいた私でも、
飽きることなく読み進められました。
こんな方におすすめな作品!必見
しっかりとしたストーリーの
少女漫画が詠みたい方に
おすすめです。
甘い恋愛の要素も含みつつ
ストーリー重視で話が進んでいく。
『図書館戦争 LOVE&WAR』は
そんな漫画だと思います。
主人公、笠原郁は
負けん気が強く、
何事にも全力で取り組みます。
不器用で、失敗することも
たくさんありますが、
好感が持てる主人公だと思います。
一方、堂上教官は
郁のことが好きなあまり厳しく当たったりと
こちらも不器用です。
そんな2人の恋は
さまざまな障害が立ちはだかって、
なかなか進展しません。
2人から目が離せずに
一気に読み進めてしまいました。
皆さんもぜひ
2人の恋を見守ってみてください。
また、この漫画は小説を
原作としており、アニメ化、映画化も
しています。
どれも面白いので
ぜひおすすめします。
漫画が面白いと思った方は
ぜひそちらのほうも
チェックしてみてください!