タイトル | 彼女とカメラと彼女の季節 |
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原作・漫画 | 月子 |
出版社 | 講談社 |
高校生活にはいくつかの
決まりごとがある。
それは生徒手帳にのっている
ことではなく女子たちの
小さい決まりごと・・・。
この小さい決まりごとを
厳かにすると自ずと一人に
なっていく。
そんな生活に嫌気が少しさした時。
たまたま一緒のクラスになった
女子に魅かれてしまう女子。
そんな2人の恋物語・・・。
彼女とカメラと彼女の季節のあらすじ紹介
いつも透明感で綺麗だな。
そんな目で見ていた彼女と
ある事件をきっかけに話すように
なった主人公の深山あかり。
周りの雰囲気に流されず
いつも一人でいた同じクラスの
仙堂ユキ。
そんな彼女のことが不意に
きになり後を追いかけていく。
あかりが追いかけて行った時
その彼女はあかり向けて
カメラを取り出し撮影を始めた!
突然の出来事に驚くあかり。
だがユキはその行為を気にすることも
なく教室に帰って行ってしまう。
あかりはその行為に憤慨し
ユキに文句を言いに行くが
全く覚えていないと言う・・・。
ここから2人の仲が進展していく。
彼女とカメラと彼女の季節のネタバレと結末(最終回)は?
撮った撮ってないの言い争い
になりユキは写真室に来て
見てみようと提案しあかりを誘う。
あかりは仕方なく行くことになる。
そこであかりは不思議な感覚に
陥ってしまった。
写真室に入り薄暗いユキが
現像している姿を見ると
変に体が火照ってきた。
しかし暗い部屋で緊張して
いるのだろう位にしか思っていなかった。
そこでユキから以前撮った写真を
見せられたあかりは写真を褒める。
その時にユキが笑ったのを初めて
見たあかりはもっと色々な表情を
見てみた意欲求にかられる。
そんな時ユキからモデルの依頼が
ありあかりは心踊り忘れていた
バイト先に向かった。
翌日教室にいたあかりはユキに
いつもの場所で待っていると
声をかけられる。
声子かけられたあかりは
何故か敬語になり直ぐさま
立ち上がり走ってその場所に行く。
そこで待っていたユキは
カメラを携えていた。
嬉しそうにカメラを触るあかり。
初めて触り始めて撮影したカメラ。
とても楽しいと思ったと同時に
ユキとの友情を感じた瞬間だった。
彼女とカメラと彼女の季節の読んでみた感想・評価
ドロドロではない綺麗な
恋愛物語だと思います。
題名にカメラという名が入っているので
カメラをメインに話が流れていくのかと
思いきやその描写は少なめに感じます。
しかし話の分岐点ではカメラが
あることで物語の進行がされて
いくという部分では題名通りなのでしょう。
人付き合いは大変なものだと
考えされられる話でもありますね。
確かにこの時期は仲間はずれに
ならないように頑張って周りに
人に話を合わせる。
今考えるとめんどくさかったですね。
でもこの物語のように本当に
仲良くなる人間とは特別気をつかわない
うちに仲良くなるものなんですよね。
この物語でもそうで本当にたった一言
でお互いの関係が変わり何となく意識を
しはじめていつも一緒にいる関係になる。
親友というのはこの漫画のような
感じでできると思います。
ただ私は同性を好きになるという
感情は分かり兼ねますが・・・。
確かに親友が別の人と話していると
何を話しているのだろうと気にして
しまうこともありますが・・。
多分これがヤキモチになって
同性を好きになっていく最上級の
表現になってしまうのかと思いますね。
色々な感情があって楽しい漫画です。
こんな方におすすめな作品!必見
恋愛マンガ好きや学園生活物が
好きな方にオススメです。
ただこのマンガは同性を好きに
なるという表現がありますので
それが苦手という方はお控えください。
ただ変にドロドロした感じではなく
綺麗な同性愛マンガだと思います。
ただ男子と女子が入り混じっているので
様々な感情が入り乱れています。
もしかしたらカメラという名が
入っているのでそれを期待した方は
少し残念かもしれません。
所々にカメラの描写は入りますが
そこまで詳しいことは書いていませんので
それだけは念頭に思っていただければと思います。
ただ素人の私が見る分には
とてもカメラのことを詳しく
描写していると思います。
やはり学園マンガでもありますので
学生時代の甘酸っぱい描写も多々
出てきます。
周りに合わせて学生生活をしていく
描写などはとても同感でした。
朝は話したくないのに
一応友達の前だから
頑張って会話をする。
自分は全く興味ないことでも
その場では一応合わせ家に帰り
そのことを調べ翌日には合わせる。
それを気にしない人をみると
とても羨ましく思いましたが
そうやると一人になってしまう。
そんなそれぞれが葛藤しながら
学生生活を送る描写がとても
いい感じにまとまっていて読みやすいです。