タイトル | 神様のバレー |
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原作・漫画 | 渡辺ツルヤ |
出版社 | 芳文社 |
バレーボールにおけるアナリストとは
試合中細かいデータを分析し
監督やコーチにアドバイスする人間のこと。
主人公阿月総一はバレーボール実業団の
アナリストをしていた。
彼はとても有能であり数々の
戦略を打ち立てチームを
勝利に導いていた。
しかしそんな時実業団の
会長から阿月にある賭けを持ちかける。
それは一体何なのか・・。
神様のバレーのあらすじ紹介
アナリストとし実業団バレーボールの
一員として携わっている主人公の阿月総一。
彼には大きな目標があった。
それはいつか全日本の監督になり
世界を制するということだった。
そんな彼の元に実業団チームの
会長が阿月の元へやってきて
一つの掛けを提案してきた。
それは会長の友人の学校の
バレーボール部を全国に導いて
全国制覇をしてほしいと。
そして監督の座を用意すると!
だが阿月は実業団の監督では
割に合わないと断ると会長は
阿月に言った。
「全日本男子の監督の座を用意する!」
阿月は賭けに乗った。
神様のバレーのネタバレと結末(最終回)は?
賭けに乗った阿月は早速学校に訪れる。
しかし学校名をみて驚愕した。
なんと中学校だったのだ!
しかし賭けに乗った手前仕方なく
教えることを決める阿月。
理事長と顔合わせをしバレー部が練習
している体育館へと向かう。
そこで見たバレー部のコーチは
元全日本女子の鷲野孝子だった。
しかし彼女の練習風景をみた阿月は
「この効率の悪い練習は何だ」
と鷲野に尋ねる。
だが鷲野は
「気合と根性があれば
勝てるので大丈夫です!」
と言う。
口を開けて唖然とする阿月だったが
言葉にしていってしまった。
「気合だの根性だの
精神論で勝てるわけねーだろ
ばーーか」
だが阿月は言葉だけの人間ではない。
しっかり練習をみて言っている。
彼等は「負けの方程式」ができているとう。
このバレー部は競争に負けたものが
立場の低い者同士で傷を舐め合う。
そして競争に勝ったものでも
試合に負けて負け犬に落ちていく。
阿月はたった数時間練習をみただけで
このバレー部の実態を掴んだのだった。
神様のバレーの読んでみた感想・評価
いいですよねやっぱりスポーツ物は。
バレーボールは体育でやったことしか
無い私ですがとても楽しめました。
ただ驚いたのがベンチ外にいる人間が
ベンチに対してインカムで指示が
出来るという点です。
(それがメインのマンガなのですが・・・)
これはいつぐらいから始まったのでしょう。
私が中高生の頃はこのようなのはなかった
ような気がしますが・・・・。
でもこれってどうなんでしょう。
何か純粋にスポーツで戦っている
ということに反している感じがします。
まぁこの行為を全体でやっているのだかたら
反しているのではないのでしょうが
スポーツバカの私としては何かモヤモヤします。
もしかしたら今の人達に「老害め」と思われて
しまうと思いますがこれは何か紳士的では
ないでしょう!
確かに今は様々な戦略はあると思いますが
このバレーボールのように上から見て
指示してそれのおかげで勝つ・・・。
まぁあまり批判すると本当に
怒られそうなのでやめます。
でも中学で教えている限りでは
そのような描写もないので
なさそうですが・・・。
それでもとても楽しいマンガです。
こんな方におすすめな作品!必見
題名の通りバレーボール好きな
人にはオススメです。
ただスポーツ全般好きな方にも
オススメですので読んでいただければ
と思います。
この本を読んでいて少し気づいたのが
新しいコーチが来て以前のコーチの
肩身が狭くなっていくというところです。
これはちょっと気になりますね。
まぁこれはちょっと戯言として
読んでみて下さい。
確かに新しいコーチが来て
そのチームがだんだん強くなる。
これはとてもいいことだと思いますが
それでは今までのコーチが何もやっていない
みたいな描写は少し可愛そうな気がします。
(決して女の子だからというわけでは・・)
このコーチも今まで何もやってきていない
わけではないのでそれも評価してあげて
欲しいいなとは思いました。
多分このマンガを読む人はバレーボールや
スポーツを現在進行形でやっている人が
多いと思います。
皆さんはもしこのような状況になったら
決して変な態度は取らず今まで通り前の
コーチに接してほしいと思います。
少し熱くなってしまいましたが
ちょっと批判を書くぐらい
熱くなれるマンガだということです。