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【MARSのネタバレ】とあらすじは?感想や無料試し読みもあり!

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル MARS
原作・漫画 惣領冬美
出版社 講談社

この作品はドラマ化、
映画化された人気少女漫画です。

生と死が重要なテーマになっています。

内気で人と関わらない主人公のキラと
容姿端麗で遊び人の零が出会い、
お互い惹かれあっていきます。

二人にはそれぞれの暗い過去があり、
悩みながら乗り越えていきます。

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MARSあらすじ紹介

主人公の麻生キラは絵を描くのが
得意な高校生です。

中学生の時に継父に強姦された
過去を持ち、男性恐怖症になり、
人に心を開かない少女でした。

同じクラスの樫野零はバイクを
乗るのが得意で、外見もよく、
女子からモテモテの遊び人です。

キラにとって自分と
正反対の零が苦手なタイプでした。

しかし、零はキラが描いた絵に興味を持ち、
キラと話すようになります。

零はキラの絵のモデルをすることになり、
ふたりの距離が縮まります。

キラは零に心を開くようになり、
お互い両思いになります。

キラと零の仲をよく思っていない
杉原晴美によって
キラは嫌がらせを受けます。

しかし、キラの零への真剣な想いに
気づいた晴美とは、
のちに親友になります。

零にもキラと同じように
暗い過去があります。

零は幼少期に実母を亡くしました。

双子の弟は零の前で
飛び降り自殺をしました。

弟の死は自分が原因だと後悔し、
トラウマになっているのです。

零は過去にいじめられていた
弟を守るために、いじめた相手に
暴力をふるっていました。

零には優しい一面もありますが、
ふとしたときに
暴力的になることもあります。

キラも零の暴力的な部分を
こわいと思っています。

零は元々父親と仲が良くありませんでした。

高校生になると同時に
ひとり暮らしをしてバイトを
しながら生活しています。

零とキラは家族愛に恵まれませんでしたが、
お互いを信じあって成長をしていきます。

そしてこの過去によって二人に
立ちはだかる障害が何度もあります。

MARSネタバレ・今後の展開

キラと零の前に後輩の桐島牧生が現れます。
牧生は零の凶暴な性格に憧れをもっています。

キラによって穏やかになった零に絶望し、
キラを憎むようになるのです。

キラは牧生に殺されそうになりますが、
何とか助かります。

牧生はのちに捕まり、
退学となり二人のもとを去ります。

その後、キラの母が病気になり、
頼る人がいなくなった麻生家は
再び継父と暮らすことになります。

零にとって継父と暮らす
キラの気持ちが理解できず、
一方的に別れを告げます。

キラと出会う前の遊び人だった頃に
戻ろうとした零。

でもどうしてもキラを忘れられず、
二人は再びつきあいます。

しかし、継父は見た目が派手な
零とキラがつきあっていることを
よく思っていませんでした。

キラが家で晴美と電話をしていると、
零との電話だと思った継父は
キラに怒ります。

継父に手を触れられた瞬間、
キラは強姦されていた過去を思い出し、
家を飛び出して零の家へ逃げます。

零とキラは二人暮らしを始めますが、
キラの継父は零を誘拐罪で
訴えようとしてきます。

行き場のなくなった零は
父に助けを求めます。

なんと零の父は大企業の社長だったのです。

零がバイクレーサーになるのを
諦める代わりに、
零は訴えられずにすみました。

バイクに乗れなくなり、
元気をなくした零を
かわいそうに思ったキラ。

零の父にバイクレーサーになることを
認めてくださいと頼みます。

キラのおかげでバイクに
乗れるようになった零は、
ふたたび元気を取り戻します。

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MARS読んでみた感想・評価

綺麗な絵からは想像できないような
重いテーマの作品でした。

はじめはキラと零の恋愛が
初々しくて羨ましいと思いました。

読み進めるうちに二人の過去から
心の闇が出てきました。

キラの過去には女性として共感でき、
読んでいて辛い部分もありました。

しかし、心理描写がわかりやすく、
キラが乗り越えていく姿に感動しました。

キラと零が一度別れたときに、
キラが零を想う気持ちが痛いほど
伝わってきたので涙が出ました。

キラと零の不器用な恋愛もみどころです。

零の過去にも家族の死があり、
どうして亡くなったのかが
読んでいくとわかってきます。

零、キラ、弟、母目線があって、
それぞれがどのように
考えているのかがわかります。

価値観は違いますが、
何のために生きていくのかを
とても考えさせられました。

二人の前に現れる、
桐島牧生にも暗い部分があります。

何のためらいもなく殺人を犯す彼は、
読んでいてもとても
こわい存在だと思いました。

牧生みたいなキャラは
今まで読んだことがある少女漫画には
出てきたことがなかったので、衝撃でした。

牧生の気持ちは理解できませんが、
この作品の重要な鍵を握っていました。

この作品を読んで、人間のいい面、
誰にでもある嫌な面。

それをどう受け入れていくかが
重要なことだと思いました。

生と死といった難しいストーリーですが、
読み手を惹きつける魅力があります。

続きが読めない展開で、
気がつくとページを
開いてしまうくらい面白かったです。

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