タイトル | B.O.D.Y. |
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原作・漫画 | 美森青 |
出版社 | 集英社 |
美森青の代表作で、
別冊マーガレットの
2003年~2009年に
連載された作品で、
単行本は全15巻です。
タイトルの「B.O.D.Y」は
作者の友人が着ていた
Tシャツに書かれた
「BODY&SOUL」という
ロゴに由来しています。
B.O.D.Y.のあらすじ紹介
主人公の女子高生の佐倉凌子は、
席替えで隣の席になった
藤竜之介に恋心を寄せていました。
凌子の友達は、
根暗なイメージの藤に
あまり好感が持てず、
凌子が藤に
好意を持っていることを話すと、
凌子は友達に趣味が悪いと言います。
ですが、凌子は藤のことを
真面目な好青年と思っていました。
ある日、
先生の手伝いを
することになった凌子。
先生には、
もう一人手伝ってくれる生徒がいるので
一緒にやってほしいと言われ、
部屋に入るとそこには、
藤がいて…!?
B.O.D.Y.のネタバレと今後の展開は?
せっかく二人きりになれたので、
仲良くなろうと
話す話題を探す凌子。
そんな時、
藤の鞄の中身が見えて
その鞄の中には、
凌子も知っている漫画が
入っていました。
話題が見つかった凌子は、
その漫画の話を
勢いよくしてしまいます。
あまりにも勢いよく
話しかけてきた凌子に
びっくりする藤。
そんな藤の様子に
気づいた凌子は焦り、
先生に頼まれた書類を
落としてしまいます。
凌子は
悪いイメージがついたかもと、
落ち込んでいました。
でも、
藤はそんな凌子を見て
思わず笑いました。
初めて藤の笑った顔を見て、
凌子はやはり藤のことが
好きだと確信します。
そして次の日から、
凌子の藤へのアタックが始まります。
その日、
藤は学校を
欠席していたのですが、
放課後凌子は
街で藤を見かけます。
でもいつもの藤の雰囲気とは
違っていました。
すると、一人の女性が車で現れ、
その女性が藤にキスをして
無理矢理藤を
車に乗せようとします。
凌子は思わず藤の腕を掴み、
その場から逃げ出します。
凌子はキスをしていた女性が
誰なのか藤に尋ねると、
藤は出張ホストをしていると
カミングアウトしてきます。
B.O.D.Y.の読んでみた感想・評価
最初の感想はまず、
凌子のオシャレさと、
この作品の絵の可愛さに
すごく惹かれました。
2003年から
連載された作品ですが、
2003年にこんなに
ヒロインが可愛くて、
男の子もカッコ良く描かれている
作品はあまりなかったので、
2003年から連載されたと知って
衝撃を受けました。
そんな衝撃もあり、
美森青さんの作品はほとんど読むぐらい
大好きになりました。
高校生ホストで
最初はチャラそうな藤が、
どんどん変わっていく過程が
ぎっしり15巻に詰まっている
作品だと思います。
凌子も
最初から最後までオシャレで、
可愛く元気な主人公でした。
二人が色々な困難を
乗り越えていく内容が面白く、
読み応えのある作品でした。
途中出てくる人たちも可愛かったり、
カッコ良かったりと、
すごく嫌な人も
出てこないので良かったです。
15巻という
少女漫画としては
少し長い作品ですが、
高校生から大人になるまでの
お話しなので、
色々なエピソードがあり、
最後まで
飽きることなく読めました。
少女漫画になくてはならない、
キュンとする場面も
ちゃんとあってお気に入りの作品です。
B.O.D.Y.はこんな方におすすめな作品!必見
学生の頃などに一度
この作品を読んだことがある
大人の女性の方に、
ぜひもう一度
読んで欲しいです。
今の少女漫画とは違う
キュンとする所など、
懐かしいなと思い出しながら
読んで欲しい作品です。
懐かしすぎて
一気に読んでしまうと思います。
同じように
高校生の恋愛漫画で
オススメなのが、
この作品と同じ頃に
連載されていた
中原アヤさんの「ラブ★コン」です。
女の子の方が男の子より、
身長が15㎝も高い
凸凹カップルのお話しです。
身長差カップルの
設定はよくありますが、
女の子の方が
高いという設定は珍しく、
当時すごく新鮮でした。
そしてすごくピュアな恋愛の
お話しなのですが、
このカップルの
二人の掛け合いが
関西弁で面白く、
心の底から笑える作品です。
こちらも登場人物の
ファッションが可愛いので、
そこも注目して読むと、
より楽しく読むことが
出来ると思います。
読んでいて
ハッピーになれる漫画とは、
このような漫画の
ことだと思える作品なので、
こちらもすごくオススメです。