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Dr.アシュラのネタバレや感想を書いてます!最終回ってどうなってるのか続きが気になる!

Dr.アシュラ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル Dr.アシュラ
原作・漫画 こしのりょう
出版社 日本文芸社

その技量と気性から、「アシュラ」と
あだ名される女性医師、朱羅。

重症患者でも諦めず凄まじい
救急医療の腕を見せる彼女は、
しかし病院には受け入れられず……。

医療漫画としてしっかりとした
ディティールがありつつも、
主人公の強烈な「エゴ」が独特な、

異色かつ痛快な救急医療漫画です。

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Dr.アシュラのあらすじ紹介

アシュラとまで呼ばれるほどの、
迅速かつ正確な技量と、
荒々しい気性を有する医師、朱羅。

重症患者を自分の獲物だと、
言ってはばからない彼女は、
たとえ相手がヤクザであっても、

脅しには一歩も退かないほどの
胆力と決断力を持っていました。

しかし、ヤクザの組長を
救った一件が問題になり、
元々病院の方針に合わない朱羅は、

次第に追い詰められていきますが、
スタンスは一切変えませんでした。

それはある人との約束が
強く影響していましたが、
ようやく再会したその人は、

以前とはまったく異なる方針を示し、
朱羅に衝撃を与えるのでした。

Dr.アシュラのネタバレと今後の展開は?

鋭敏な嗅覚で、
遠くからの救急車のサイレンも、
聞き逃さない救急担当医、

杏野朱羅。

病院では「アシュラ」として
評判高い彼女は、診る患者を
選り好みするなど、

極めて風変わりながらも、
本物の重症患者に対しては
「私の獲物」といきり立ちます。

そしてその日、朱羅の病院に
運ばれてきたのは発作で倒れた、
一般男性と、銃で撃たれた、

ヤクザの親分でした。

ほとんど経験のない研修医と
自分しかいないような環境でも、
朱羅はまるで慌てず対応し、

切羽詰まったヤクザたちから、
銃を突き付けられても一喝する
もの凄い胆力を発揮します。

そして脳の応急処置を済ませると、
親分の治療に取りかかり、
何とその場で開胸をして、

むき出しの心臓に直接
心臓マッサージを始めます。

この大技によって両者を
命の危機から救った朱羅は、
ヤクザたちから猛烈に

感謝されることになりますが、
この件が報じられたことにより、
市民から病院が叩かれてしまいます。

元々、本当の重症患者は扱わない、
「二次救急」のセクションの中で、
マニュアルを曲げて対応した朱羅は、

上層部からの厳重警戒され、
太い釘を刺されますが、しかし朱羅は、
まるで自分を変えませんでした。

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Dr.アシュラの読んでみた感想・評価

しっかり骨太の医療漫画としての
ディテールや熱い展開はありつつ、
超個性的な主人公の活躍が凄い、

新感覚の傑作という気配を
存分に感じることができました。

本作の特徴は何と言っても、
主人公のアシュラさんにあります。

一刻を争う救急担当と言うのは、
とかく生死の境の局面が多い、
医療漫画においては、

珍しくないですが、彼女は患者を
獲物とまで言い切るんですね。

そして治療を仕留めると定義し、
使命感だけの行為とも違う、
野性味溢れる本能的な動きで、

患者と対峙していくので、
その強さは他の作品とは
まるで違うものを感じました。

しかし、人道的な要素だけでなく、
本能的な部分も絡んでいるだけに、
その濃密さは並大抵ではなく、

朱羅の懸命な働きぶりの中に、
半端でない説得力を
味わうことができました。

もちろん医療漫画として必要な
知識やドラマ的な側面も、
非常に骨太ですので、

痛快なキャラと物語に
グイグイと入り込めるという
総合的な魅力もあります。

Dr.アシュラはこんな方におすすめな作品!必見

学歴経歴としては申し分なく、
また、高収入も見込めるものの、
生死に関わるハードな部分が多いため、

決して私利私欲だけではやれないのが
医師という職業です。

そのためか、多くの医療漫画に登場する
名医たちは皆、利己的ではなく、
高潔なほどの思いを持ちながら、

患者と向き合う人が多いですね。

しかし本作のアシュラさんは、
運ばれてきた救急患者を獲物と呼び、
治療することも仕留めると言うほどの、

もの凄い「エゴ」を持っています。

お金とも名声とも関係のない、
本能をむき出しにするかのような、
とてつもない意思の強さは、

野性的とさえ言える魅力があり、
今まで医療漫画が苦手だった方にも
オススメできるだけの「引力」です。

とは言え、医療漫画としての下地は
実にしっかりとしており、
基本的に見返りが見込めない、

一般向けの救急医療よりも、
VIPに的を絞った方が利益を
得られる現実も描かれています。

ただ結局の軸足が「医療」なので、
単なる拝金主義にはならず、
そこにも正義は見られますが、

その中で究極の救急医である、
アシュラさんはどう動くかなど、
内容も濃密です。

タフでハードなシーンは多いですが、
何しろ主人公が強烈なだけに、
その分濃密な人間ドラマを、

楽しみたいといった方にも
オススメできる内容と言えますね。

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