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IS(アイエス) ~男でも女でもない性~のネタバレと感想!あらすじや無料試し読み!

IS(アイエス) ~男でも女でもない性~

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル IS(アイエス) ~男でも女でもない性~
原作・漫画 六花チヨ
出版社 講談社

男でも女でもない性・ISの確率は
2000人に1人といわれている。

自分らしく生きられない世の中で
葛藤しながら前に進む人たちの物語。

女として育ったヒロミは自分の体が
生まれつき人とは違った。

好きな人ができたヒロミが
選んだ道は・・・

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IS(アイエス) ~男でも女でもない性~のあらすじ紹介

女として育った咲坂ヒロミは
職場の人間関係が上手くいかず
転職を繰り返している。

会社で出会った加藤大は気さくで
明るい男で、付き合うことになった。

キス以上を求められたらどうしよう、
体のことを知られたらどう思う
だろうかといつも悩んでいた。

ヒロミは生まれつき卵巣と精巣が
1つずつあり、男でも女でもなかった。

どうして他の子と違うのか
家族は教えてくれなかった。

周りの子の体が女らしく変化していく
時期に自分の体は男みたいに体毛が
濃くなり、声は低くなった。

IS(アイエス) ~男でも女でもない性~のネタバレと今後の展開は?

それから、女の子らしくしなきゃと
考えて生きてきた。

高校生のときに自分がIS
(インターセクシャル)だと知った。

ほとんどが生殖能力を持たず
男女どちらかとして生きている。

同じ会社の人に体のことが知られて
大には理解できるように
努力すると言われた。

半陰陽者のほとんどが生まれてすぐに
男女どちらかの治療をするという。

しかし、女性化手術を受けても
成長するにつれ男性化する
可能性もある。

生まれてすぐに決めるのは
良くないと分かっていても
女になりたかったと考えていた。

会社では大の夢は大家族だから
ヒロミには無理だと酷いことを
言われてしまう。

どう頑張っても子どもは産めないと
大に冷たい態度を取ってしまった。

母が男でも女でも大丈夫なように
「ヒロミ」と名付けてくれたことや
大切に思っていてくれたことを知った。

ISについて知ってもらうため、
同じように悩んでいる人の支えに
なるために前に歩き出した。

大は男も女も関係なく
ヒロミが好きだと言ってくれた。

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IS(アイエス) ~男でも女でもない性~の読んでみた感想・評価

この漫画を読んで初めてISという
男でも女でもない性別を持っている
人がいることを知り、驚きました。

作品の中でも語られていたように
2000人に1人と結構多いのに
あまり知られていません。

物語の世界だけの話ではなく
現実の身近な所に本当にある話だと
知って、重みを感じました。

この作品を読んだことで
考えさせられたので
読んでよかったと思いました。

体のことを隠して女の子らしく
しなきゃいけないと必死に生きてきた
ヒロミを見ると胸が痛かったです。

みんな違うのが当たり前なのに
同じじゃないと生きづらい

世の中が少しでも早く
良くなるといいなと思いました。

重くて難しいテーマだと思いますが
もっと多くの人に知って欲しい

内容なので、描き上げた作者さんも
素晴らしいと思います。

嫌がらせを受けたり全てが嫌になった
瞬間や母がつけてくれたヒロミという

名前のエピソードなど
沢山泣いてしまいました。

辛い思いをしても明るく前を向いて
進んでいったので本当に良かったです。

IS(アイエス) ~男でも女でもない性~はこんな方におすすめな作品!必見

あまり多くの人には知られていない
男でも女でもない性別・ISについて
描かれています。

この漫画ではISが
どういったものなのかが説明しながら

それぞれ主人公が代わり、
短編が収録されています。

自分の体と向き合う人々の葛藤や
苦しさが痛いほど伝わってきます。

人の温かさに感動し、
泣いてしまうシーンもあるほど。

半陰陽者と聞くと自分とは遠い世界の
話に思えるかもしれません。

私も読み始めたときは初めて知った
事実に驚きながらも信じられない
思いでした。

しかし、読み進めていくうちにとても
身近な話だと分かり涙が出ました。

2000人に1人もいるのに
全く今まで知らなかったことが

恥ずかしくなるほどに
心に突き刺さる作品です。

難しく、デリケートな問題がテーマに
描かれていて驚いたり心が痛んだりは
もちろん心を動かされます。

今まで知らなかった現実を知って、
途中で読むのを辞めようかと思うほど

辛く感じる話もありますが
最後まで見てほしい作品です。

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