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Stand Up !のあらすじとネタバレ!終わり方(結末)が見たい!

Stand Up !

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル Stand Up !
原作・漫画 山川あいじ
出版社 集英社

人より少し背が高い卯多子は、
自分と同じぐらいの体格の、
明るく朗らかで優しく、

その上笑顔が素敵な男子、
原田君と知り合うことになり……。

ちょっと甘く爽やかで、
ドロドロした感じがまったくない、
透明感溢れる青春が楽しめる、

王道にして傑作の恋愛物語です。

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Stand Up !のあらすじ紹介

この春から高校生になった卯多子は、
どちらかと言えば引っ込み思案で
大人しい感じの女の子でしたが、

彼女は172センチと背が高く、
そのことを少し引け目に
感じたりもしていました。

そんな折卯多子は、自分と
同じぐらいの体格の男の子、
原田直行と隣同士になります。

原田君は常にニコニコと明るく、
前向きで気配りもでき、
多くの人の中心になっていました。

しかし、一見真逆の二人は、
学校でのゲームや授業など、
何でもないような出来事を

一緒にこなしていく中で、
徐々に仲を深め、ついには
互いに好意を口にします。

原田君という特別な人が
すぐ隣にいる高校生活は、
卯多子にとっても特別でした。

Stand Up !のネタバレと今後の展開は?

この春から高校生になった卯多子は、
自分と同じぐらいの体格の男子、
原田君と知り合います。

人当たりが良い原田君は、早速
卯多子についたあだ名の
「うたまる」に興味を示し、

俺もそう呼びたいと言ってくるなど、
とても気さくな性格でした。

また原田君は良く気が付くタイプで、
卯多子のちょっと横に出た耳を
可愛いと褒めてくれましたが、

思わず卯多子は恥ずかしさのあまり
立ち上がってしまいます。

そのことで改めて卯多子の大柄さが
はっきりする形となりますが、
原田君は全く気にせず、

卯多子のアドレスを聞きにきたりと
積極的な態度でした。

しかし卯多子にとっては、その
「特別」にも思える優しさは重く
距離を置こうとも考えますが、

原田君は「カンちがいじゃない」と
これ以上なく明確に、
卯多子への好意を口にします。

卯多子もまた、色々な折に、
原田君が近くにいてくれるのが
かつてなく楽しく新鮮で、

まるでフライングをするように、
「好き」と自分の思いを
口にしてしまうのでした。

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Stand Up !の読んでみた感想・評価

本作の特徴は何と言っても、
主要な各登場人物の
チャーミングさにあると言えます。

ニコニコと朗らかで、
誰とも裏表なく仲良くできて、
気遣いができる原田君はその筆頭です。

また、自分の体格に引け目を
持っている卯多子さんにしても、
すっと背が高く、涼やかな目で、

一方で耳がちょっと出ていたり、
特徴的な見た目から仕草まで
とても可愛らしいんですね。

外見も内面も可愛らしい男女が、
それほどギスギスもせずに
じっくりと互いの関係を、

深めていってくれるのですから、
読んでいる側としてはドキドキと、
ニヤニヤが止まらない感じです。

こと異性関係においては
まったく冴えない学生時代を
過ごした身としては、

これほどまでに高校生活が
キラキラしてしまうのかと
信じられないような思いでした。

しかし卯多子さんや原田君の
表情や仕草に関して言えば、
ギリギリの微妙さを保ったまま、

リアルに「変わって」いき、
素晴らしい人生を送る姿を
目の当たりにできました。

さらに言えばいい人と
いい付き合い方をしているため、
周りもまたトラブルを収めたり、

変化していくような好循環も
実感することもできましたね。

Stand Up !はこんな方におすすめな作品!必見

大人からみると同じように見えても、
本人たちにとっては世界が大きく変わる、
そんな貴重な瞬間は少なくありませんが、

中学から高校へ上がった時も、
確かに世界が変わった感じがあります。

もちろん皆同年代なんですが、
安易なイジメに走ることも少なく、
ちょっとした恋も経験しているので、

近しい関係になるにも大分「安心」して、
距離を詰めていける部分があります。

もちろん、会社内にもイジメが
存在したりする場合もあるように、
なかなか理想的とは行きませんが、

本作に関しては良い意味で大人な
恋愛模様が楽しめるのが魅力です。

嫉妬のために仲違いを繰り返したり、
ひどい場合には直接的に
嫌がらせを連続させたりといった、

テンプレ的な恋愛ものとは
一味違った従物感ある、
恋物語を満喫したいなら本作は最適です。

また、画力が非常に高く、透明感や
清潔感の中にわずかに「幼さ」が見え、
大人の恋とはまた微妙に違う距離感を、

セリフ以外のところで表現しているのも
素晴らしいところですね。

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