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【これは恋のはなしのネタバレ】とあらすじ!感想や無料試し読みあり!

これは恋のはなし

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル これは恋のはなし
原作・漫画 チカ
出版社 講談社

内海真一は31歳・小説家。

スランプになり気分転換に亡くなった
祖母の家に引越してきた。

ある日、森本遥・10歳が捨て猫を
拾い、空き家だと思っていた真一の
家にやってきた。

自宅で飼う事ができずに
真一の家の庭へ通いながら
猫の世話を世話をし始める。

そしてある日、遥が真一の事が
好きだと言いだした…

31歳の小説家と10歳の少女が
惹かれあっていく繊細な物語。

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これは恋のはなしのあらすじ紹介

スランプ中の小説家・内海真一(31歳)
は気分転換を兼ねて、亡くなった祖母が
残した実家に引っ越してきた。

そこへある日、子猫を抱えた
森本遥(10歳)が現れた。

この家は真一の祖母が亡くなってから
2年ほど空き家になっていた。

その空き家でこっそり猫を
飼おうとやってきたのだ。

そして遥は自宅で飼うことが
できないので真一の家の庭
で飼わせてほしいとお願いをする。

普段ならすぐにつっぱねる真一だが
遥の不思議な雰囲気に押され
庭で飼うことを許してしまった。

そこへ旧友で真一の
担当編集でもある大垣がやってきた。

状況を見た大垣は何か思いついたように
不敵な笑みを浮かべていた…

これは恋のはなしのネタバレと結末(最終回)は?

31歳になる真一だが、学生の頃から
何気なく書いていた小説が仕事になり
そこそこ売れて賞をとったりもした。

順調に小説家としての道を歩いていたが
30代に入り、闇が見え隠れしてきて
現在スランプ状態だ。

そこへ10歳の少女・遥が現れた事により
真一の状況が急遽変わり始める・・・

大垣は普段ハードボイルド系の小説しか
書かない真一に遥をモデルとした
恋愛小説を書くよう勧めた。

そして大垣は真一の了承を得ないまま、
1年半ぶりの新連載は恋愛小説だと
大々的に予告してしまった!

小学生の少女を題材にして書くなんて
無理がある。

せめて高校生位なら・・・
その時ふと遥が高校生の姿に!

幻か、それとも真一の願望が
そう見せたのか。

真一は小説を書き始めた。

そんな日々が続いたある日、
真一の同級生サトミが現れた。

真一と親しくするサトミを見て
遥は浮かない表情だ。

そして好きという感情がまだ
よくわからない遥にサトミは
耳打ちした。

一緒にいたかったり、その人の事を
ずっと考えたりするのが好きという
事だと。

そして遥はその気持ちを真一に伝えた。

サトミとが仲良くしているのを見て
浮かない表情を浮かべていたのは
ヤキモチだった。

10歳の少女の真剣な思いに
動揺する30歳の真一。

世間的には一緒ににいるだけで
不審がられて真一としては距離を
置きたいがほっておくことができない。

真一は遥とどう向き合っていくのか。

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これは恋のはなしの読んでみた感想・評価

30歳の男と10歳の少女・・・

その言葉を聞くだけで
幼女愛・変質者といった
言葉が一般的には浮かんできます。

しかしこの物語はそんな単純な言葉
では無くもっと繊細な、人の気持ちの
深い所が描かれています。

10歳少女が人を好きになり、
その気持ちが判らずサトミに
教えてもらう所。

すごく単純な事ですが、1番大切な本質
を時々忘れてしまいそうになった時に
思い出したい場面です。

そして30歳の真一の揺れ動く
複雑な気持ちの変化。

子供の頃遥と同じような
「ひとり」を味わった真一だから
遥をほっておけない。

しかし世間的に一緒にいるだけで
周りから変な目で見られてしまう
という恐れ。

とても難しい状況ですね・・・

そんな葛藤もあって一度遥を
もう家には来るなと
突き放してしまう真一。

しかしそんな葛藤を振り切り
もう一度遥を呼び寄せる
場面がとても好きです!

世間体は大事ですが、それに縛られて
行動していたら大切な事を見落として
しまうという事を教えてくれます。

2人の5年後、10年後とずっと
後の事まで気になってしまう
深い物語です。

こんな方におすすめな作品!必見

絵のタッチは女性向けですが、
クセが無くストレートな描き方で
是非男性に読んで欲しい作品です!

周りの目ばかりを気にするのでは無く
自分の考えのもと動く真一はとても
カッコいいです!

真一は小説家という事もあり、
とても繊細な感性を持っているの
だなと思いました。

この真一の繊細な感性が
読んでいてとても惹かれます。

そして10歳の少女の思いを、
子供だからとはぐらかすのでは無く
同じ目線でキッパリ答える所。

真一は子供相手に何を言ってるんだと
悩んでいましたが、その方が大人に
見えました!

ちょっと不器用ですが、ストレートで
カッコいい大人像が描かれていて
います。

それから10歳の少女・遥の存在。

小学生の女の子が持つストレートで
純粋な気持ちと、小さくても「女」を
見せてくれます。

同級生の男の子との対比が
やはり女の子は成長が早いのだなと
教えてくれます。

2人の年齢や環境など関係無く、
「人」としての距離の縮まり方が
魅力の作品です!

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