なみだうさぎ～制服の片想い～のネタバレと感想です！どうなる結末は！？

席替えで隣になったのは、
超地味系眼鏡男子の鳴海君。

しかし付き合えば付き合うほど、
彼が素敵な男性だと気付いて……。

席替えや卒アル作り、
校外イベントなど、
「学園もの」ならではの要素を、

ふんだんに、かつ巧みに含めつつ、
先の読めない展開と各キャラの可愛さが、
読み手のドキドキを誘ってくる。

非常に完成度が高く、しかも
マンネリ的ではまったくない、
学園恋愛漫画の傑作です。

なみだうさぎ～制服の片想い～のあらすじ紹介

超地味系眼鏡男子で、
隣になると一生彼氏ができないと
悪い噂を立てられている鳴海君の、

隣になってしまった、
動物大好き少女、宇佐見桃花。

しかし近くで時を過ごすうち、
鳴海君の素敵な姿が見えてきて、
やがて桃花は鳴海君のことを、

信頼できるだけでなく、
異性として好きだと
意識し始めます。

しかし、二人で一緒にカメラを操り、
卒アル制作に励み、卒業式を
間近に控えていたある日、

鳴海君が北海道に引っ越すことを
桃花は知ってしまうのでした。

なみだうさぎ～制服の片想い～のネタバレと今後の展開は？

中学三年のクラスの席替えで、
超地味系内気男子、鳴海空大の、
隣に座ることになった宇佐見桃花。

しかし鳴海君は無愛想で、
さらには彼の隣になると、
一生彼氏できないとまで、

噂が広まっており、
彼とキラキラ系男子天野君が
仲良しなのが不思議なぐらいでした。

いつか素敵な彼氏ができれば、という
淡い希望が遠のいてしまい、
隣の席はハズレだったと、

自分のブログに書き込む桃花ですが、
そんなある日噂通り、
地面を這う鳴海君を目撃します。

彼の姿におびえていた桃花ですが、
体育のマラソン中に生理によって、
腹痛で具合が悪くなってしまいます。

するとそこに現れた鳴海君は、
怪我をしているのかと声を上げ、
生理だからと桃花が言うと、

ぐいっと彼女を抱き上げて
保健室に駆け込んでくれました。

隣の席だから、具合の悪いことに
早く気付けたという鳴海君に対し
桃花は印象を改めますが、

桃花が嫌がっていたという話が、
鳴海君の耳に入ってしまい、
彼を傷付けてしまいます。

鳴海君の本当の姿を知る桃花は
思い悩みますが、その翌日、
自分の行動によって、彼を、

嫌ってなどいないということを
皆に示すことにするのでした。

超地味系眼鏡男子で、
隣になると一生彼氏ができないと
悪い噂を立てられている鳴海君の、

隣になってしまった、
動物大好き少女、宇佐見桃花。

しかし近くで時を過ごすうち、
鳴海君の素敵な姿が見えてきて、
やがて桃花は鳴海君のことを、

異性として好きだと
意識し始めます。

しかし、二人で一緒にカメラを操り、
卒アル制作に励み、卒業式を
間近に控えていたある日、

鳴海君が北海道に引っ越すことを
桃花は知ってしまうのでした。

なみだうさぎ～制服の片想い～の読んでみた感想・評価

地味系な男の子と知り合って、
徐々に気持ちが近付いていく、
王道系のお話でありながらも、

予想できないイベントが実に多く、
先が読めないドキドキ感も
楽しむことができる良作です。

本作のポイントは、可愛さと
全体的な面白さの、リアルな
バランスにあると思います。

うさぎが大好きなヒロインの
宇佐見さんはもちろん
とても見ていて可愛いです。

しかし本作は、多くの作品で
性格がキツかったり
オラオラしている印象のある、

男の子サイドにも確かに
青春ならではの可愛さがあって、
そこが非常に良かったですね。

実はとても人に優しく、
ワンちゃんの写真を撮ったり、
意外に活動的な鳴海君や、

超人懐っこい阿久津君は
見た目イケメン補正があるものの、
学生のリアル感があるんですね。

その上で宇佐見さんたちと
全力で接しようとするのですから、
やはり胸にくるものがありました。

そしてそんな無理のない感じの
少年や少女たちによる、
様々なイベントが起こるのですから、

これはもう読んでいる側としても
キュンキュンする感じがありました。

下手に奇をてらうことなく、全力で、
若者のキラキラした感じと、素直で
打算的ではない気持ちに対して、

向き合うように描かれているからこそ
「普通のシーン」でもとても美しく、
感動的になるんだと思えましたね。

なみだうさぎ～制服の片想い～はこんな方におすすめな作品！必見

修学旅行にテストなど、学校ならではの
ドキドキのイベントは沢山あり、
多くの学園ものでも頻繁に、

クローズアップされてもいますが、
ついつい定例イベントのような感じで、
流してしまったりする場合もありますね。

そうなると学園生活がテーマでも、
なかなか「学校」ということに
必然性が示せずに、「らしさ」がない、

学園っぽさがない青春ものに
なってしまいがちです。

その点本作は、席替えやフォークダンス、
野外学習などの多くのポイントを、
実にうまく拾ってくれている上、

そのドキドキ感もリアルに
表現されていますので、
学園ものとして非常にオススメです。

また、彼の隣になると彼氏ができない、
とまで言われていた鳴海君が、
高校に入って眼鏡を外すや否や、

超モテ系になっていくなど、
時間経過とルックスの変化が、
本筋に絡んだりもしています。

だからこそ少しの間でも、
「成長」をうかがうことができたり、
マイペースな鳴海君を変えたのは、

一体どんな出来事だったのかと、
想像を巡らせられる余地もあり、
より作品にハマれる感じです。

まったく予想できないドキドキと、
ガッチリ王道な展開が融合した、
完成度の非常に高い作品なので、

最近少女漫画でドキドキできない、
先が読めてしまうと考える方にも
オススメできる作品だと思います。

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