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【はんだくんのネタバレ】と感想!気になる結末(最終回)は?

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル はんだくん
原作・漫画 ヨシノサツキ
出版社 スクウェア・エニックス

月刊少年ガンガンにて
連載されていた作品。

漫画『ばらかもん』より
6年前の半田清の(灰色の)高校時代が
描かれているスピンオフ作品。

勘違いが勘違いを呼ぶ、
半田清の人間関係を
取り巻くシュールな学園コメディ。

全7巻で完結しました。

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『ヨシノサツキ先生の連載作品』
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はんだくんあらすじ紹介

高校2年生の半田清。

父親は書道の大家、半田清明。

書道の世界では有名な
天才書道家の半田清。

クールで人を寄せ付けない雰囲気の彼は
「孤高の男」と呼ばれ、周りから
羨望の眼差しを送られていた……

が本人はそれを嫌われていると
思い込んでいました。

それというのも、友人の川藤がついた
嘘を信じ込んでしまっていたからです。

当時、中学生だった川藤は、
美人と有名な憧れの先輩から
こう言われます。

半田へラブレターを届けてほしいと。

人気者だった自分が橋渡しに
使われることに
ショックを受けた川藤。

先輩が半田の悪口を言っていた
という嘘をつき、
半田に吹き込みました。

甘やかされて育ち、批判に対して
耐性のない純心な半田はそれを間に受け、
以来心を閉ざすようになりました。

実際には人気者であるにもかかわらず、
半田ウォールが邪魔をして
彼がその事実に気づくことはありません。

そんな彼は、気づかない所で
ファンを増やしていました。

女子からの人気はもちろんのこと、
委員長の相沢順一、
読者モデルの二階堂礼緒。

また可愛い男の子から変貌を遂げた
不良の筒井茜、
普通の高校生男子、近藤幸男。

彼らは半田ファンの代表として
半田軍と呼ばれていました。

半田軍の他にも、半田に憧れすぎた
偽半田(愛称ニセ)。

徒競走で半田に勝つことを
夢見ているダッシュ東野。

男装女子生徒会長、
抜け駆けは許さないイレイサー。

肉食女子、占い師、
美画部、図書委員などなど。

個性豊かなファンから
信仰の対象のように
厚い支持を得ていたのでした。

はんだくんネタバレ・今後の展開

男装生徒会長、天王寺佐和子編では、
女性の楽園を目指す佐和子に
目の敵にされます。

昼休みに肉食女子を刺客に送り、
ハニートラップを仕掛けました。

しかし、
「ノラ猫2匹に食わせてやるものはない。
もっと自分のことを大切にしろ。
俺の肉は猛毒だ」

と諭された為に、
二人は改心してその場を去りました。

けれど、実際に半田の目の前には
ノラ猫が2匹いました。

半田は猫好きですが、
猫アレルギーです。

ハニートラップに失敗した佐和子は
怒りに震え、半田を呼び出しました。

生徒会長権限で女装を強制された
半田は逃げ回り、階段から
転がり落ちてしまいます。

階段から落ちたショックで
記憶喪失となった半田は
人格が変わりました。

相沢に病院に連れて行かれ、
診察を受けた後、彼は自分の記憶を
取り戻そうとアルバムに目を通します。

自分がとんでもない
モテ男だとわかりました。

半田ウォールのないフラットな状態な為、
気づくことができたのです。

人気者だから皆に受け入れてくれると思い、
明るい挨拶もしました。

が、何やら皆の反応が
予想に反しているので
戸惑ってしまいます。

半田の記憶を取り戻そうとする
鈍器を持った半田軍に
追い掛け回された彼。

人気者だと思っていた自分が
嫌われ者みたいじゃないか、
と思い始めました。

その『嫌われ者』というワードが
半田の記憶を取り戻す
カギとなっていました。

自分が嫌われ者だと認識することで
半田の記憶が戻り、元の思い込みの激しい
半田くんに戻りました。

その束の間、記憶が戻った事態に
気がつかない半田軍によって
襲い掛かられてしまいます。

鈍器から逃れようとして、
またも階段から盛大に滑り落ちた半田。

人間不信を悪化させながら
復活を果たしました。

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はんだくん読んでみた感想・評価

『ばらかもん』から読み進めていた一読者としては、
あの半田先生はこういう青春時代を
送っていたからああいう人柄なのだと納得します。

でもばらかもんを知らなくても
十分楽しめる作品となっています。

危なっかしくて周りが
助けてあげたくなるのは、
今も昔も変わらない
半田先生の良さだと気づきました。

灰校の生徒達も、ばらかもんの島民に
負けず劣らず個性が強いです。

半田くんとの交流を通して
内面の変化が生まれて、
活き活きとしています。

愛情の形は人それぞれなので、
気づいた時に複雑な思いに
駆られるとは思います。

しかし彼らに慕われていることに
早く気づいて欲しいです。

そして、恋は盲目と言いますが、
周りも本当の半田くんの内面に
気づいてあげて欲しいです。

思春期の多感な時期は、
人との付き合い方が
まだ不器用なものです。

周囲の評価を意識してしまう
自意識過剰な頃が皆ありますが、
それを思い出させます。

それと要所要所で入る小ネタが、
ばらかもんと地続きの物語だと
感じさせてくれます。

猫アレルギーや、ダッシュ東野、
バスケ漫画を読んだことがある件。

押し花、半田の母が息子の為に
服を買った店の店員が
元クラスメイトなどがそうです。

作中では調理実習、修学旅行や文化祭など
様々なイベントが描かれていますが、
どうやって乗り越えるのかも見所です。

不器用ながらに友達を作ろうと
頑張っているので、半田くんを
応援してください。

学生時代を思い出しながら読むと面白いです

『ばらかもん』のファンなら是非、
ご一読頂きたいです。

また半田先生と同じくらいの年代の方が
自分の学生生活を思い出しながら
読むのが楽しめると思います。

周りとの温度差、
そのギャップに目が離せません。

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