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まんがの花道のあらすじとネタバレ!最終回が早く見たい漫画!

まんがの花道

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル まんがの花道
原作・漫画 桜小路むつみ 金井たつお
出版社 実業之日本社

昭和五十年、春。

東北の漫画少年だった
日本一(ひもとはじめ)は、

プロの漫画家になるべく
上京して、
一旗を上げようと試みるが……。

若者が成長して
漫画家を目指す
「業界もの」でありつつ、

熱血漫画的な要素も非常に強く、
グイグイ読み進んでいけるような
バイタリティ溢れる一作ですね。

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まんがの花道のあらすじ紹介

漫画家になろうと
東北から東京にやってきた
日本一(ひもとはじめ)。

しかし、春風に原稿を吹き飛ばされて
せっかくの作品が
読んで貰えなくなってしまったり、

貯金を置き引きに
すべて取られてしまったりと、

上京早々ひどい状態に
陥ることになってしまいます。

やむなくアシスタントとして
腕を磨くことにしたハジメですが、

少年ガッツの
エース格とも言われている天道や

強烈過ぎるキャラの持ち主で、
しかも自分と同時期に

東北から上京してきた
杉坂というライバルもおり、

漫画家への道は、
一筋縄ではいかないもの
だったのでした。

まんがの花道のネタバレと今後の展開は?

昭和五十年四月、
春の訪れとともに、

漫画家になろうと
上京してきた
日本一(ひもとはじめ)。

しかし、
春風に原稿が飛ばされてしまい、

せっかく描いた作品が
ドロドロに汚れてしまいます。

やむなくそのまま提出したものの、
当然編集部の評価は散々で、

突き返される形になりますが、
人手不足の折、

ペンを使うことができるならと、
アシスタントに
ならないかと誘われます。

自分の作品を描くために
東京まで来たということで、

一度は断るハジメでしたが、
貯めていたお金を
全て置き引きに取られてしまい、

まったく生きていく手段が
なくなったために、
応じることにしました。

仕事場に行ってみると
そこにいたのは、

「やったれ番長」の
天道登であり、

今や少年ガッツの
エースとも言える存在で、

ハジメにとっても
憧れの存在でした。

しかし、段取りが
うまく行っていなかったためか、

ハジメと同様に
アシスタント志望の杉坂と、
その座をかけて争うことになります。

しかし、杉坂とは
技術では歴然とした差があり、
ハジメは怖気づいてしまいますが、

天道の口から出てきたのは、
まったく思いもしなかった、
意外過ぎる提案だったのでした。

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まんがの花道の読んでみた感想・評価

王道の成り上がり物語でもありますが、
その中にうまいくすぐりや
意外な展開も多くあり、

先の読めない展開の
楽しさを味わえましたね。

まず、主人公である
ハジメの性格がいいですね。

向こう見ずで一本気で
強気なのですが
脆い一面もあったりと、

これから成長する
若者特有の雰囲気が
強く漂っていますよ。

目標が大きかったりすると、
得てして初期からの能力を
高くしていきがちなのですが、

そうすると作品が
平板になりがちだったり
するわけで、

ありがちな落とし穴に
ハマっていない感じは
読んでいても楽しかったですね。

また、主人公たち若者を
導く役どころである天道先生の
豪快さも凄かったですね。

豪胆で何者も恐れないような
気性の持ち主ですが、

新人をキッチリと指導したり、
時には人情を前面に出して、

下の人の意向を
汲んだりもする、

まさに「兄貴」といった
感じであり、

彼ならやってくれそうな
雰囲気がありますね。

さらに言えば、
敵役は本当に憎々しいものがあり、
女性は実に魅力的といった形で、

さり気なく描き分けが
非常にキッチリしているのも
見逃せないポイントと言えるでしょう。

まんがの花道はこんな方におすすめな作品!必見

漫画家や作家の先生方が、
小説や漫画のことを描く

「業界もの」は
そのリアルさもあって
非常に人気がありますが、

中でも新人から成り上がっていく
若者の姿を描いた成長系は
熱くて痛快ですね。

ただ、どうしても描いた、
あるいは原作を担当した
当人の経験によるだけに、

作品のカラーは様々で、
「動き」が少ないという難しさが
あるのがネックと言えます。

どうしても漫画を描いたり
という作業はインドアなので、
没頭すればするほど、

キャラが動くような
イベントが起こりにくく
なってしまうんですね。

しかし本作の
ハジメも天道先生も

超熱血系と言っていいほどの
パワー系で、

そのために思わぬ形に
展開が転がっていく
読めない面白さがあります。

それでいて
人情味もありますので、

しっかりと「人間」の深い部分まで
描かれている「作家もの」を
楽しみたい方にはオススメです。

また、登場人物の造形も、
一昔前の少年漫画を思わせつつも、
線はスッキリと読みやすく、

幅広い年齢層に
支持される要素があるのも
オススメポイントだと言えるでしょう。

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