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アイシテル ~海容~ネタバレとあらすじ!ドラマの原作を読む!

アイシテル ~海容~

この記事は約 4 分で読めます。
タイトル アイシテル ~海容~
原作・漫画 伊藤実
出版社 講談社

何気ない日常を過ごしていた小沢家と野口家

11歳の少年により7歳の少年が殺害される

そんな悲しい事件をきっかけにして、
ふたつの家族は
加害者と被害者にわかれてしまう。

そして、家族の生活は一変することになる。

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アイシテル ~海容~のあらすじ紹介

私の息子が殺された……
いつもと何も変わらない日常だったのに。

主人公は、都内に住む
ふつうの専業主婦・小沢聖子。

彼女には、家族思いで優しい夫と、
長女の美帆子、そして被害者になってしまう
キヨタンという家族がいた。

幼いキヨタンは、無邪気に
両親の愛情を当然のように独占していた。

「あんなやつ消えちゃえばいいのに」
ある日、姉弟ケンカの末に美帆子が
口にした悪口が、現実になってしまう。

キヨタンは、同じくまだ少年である
野口裕一に殺害されてしまう。

なぜ少年が少年を殺害してしまったのか…
被害者家族と加害者家族は
どうなっていくのか…

アイシテル ~海容~のネタバレと今後の展開は?

11歳の少年が7歳の少年を
殺めてしまうという悲しい事件。

ふたりの少年の母親を追う形で
ストーリーは進んでいきます。

どこにでもいるようなふつうの家族。

その家族が壊れてしまうのか、
それとも再生できるのか…。

殺人事件が起きたのは、
普段と変わらない平日の日。

聖子がちょっと家を留守にしていた間に
キヨタンが帰宅してしまいます。

でも、鍵は開いていないため
家の中に入ることはできません。

大好きなお母さんを
玄関前で待っていたキヨタン。

ですが、聖子が帰宅した時には、
ランドセルだけが
置きっぱなしになっていました。

でも、その時間はたった10分間。

そのたった10分間、
すれ違ってしまっただけで、
キヨタンは命を落としてしまうのです。

キヨタンが発見されたのは、翌朝でした。

キヨタンなんて消えちゃえばいい
と言ってしまったと落ち込む美帆子。

大事な息子を亡くしてしまい
心神喪失状態の聖子。

そして、
キヨタンを殺害した犯人が見つかります。

それが、
たった4歳しかキヨタンと違わない少年、
野口裕一でした。

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アイシテル ~海容~の読んでみた感想・評価

ドラマ化もした作品なので、
見たことがあるという方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

はじめてドラマを見たときには、
漫画にも興味がわいて、
調べてみたこともあります。

かなり重く、本当に胸が痛くなるような
…ストーリーでした。

読み進めていくうちに、
殺人犯となってしまった野口裕一側の背景も
明らかになっていきます。

次第にどちらも悪くないような
気分になってしまいます。

アイシテルというタイトルの意味も、
最後まで読むとようやく理解できました。

「アイシテル」は、少年が少年を
殺めてしまうという重いストーリー。

ですが、2人の母親こそ主人公であり
成長していく存在だと感じます。

愛してるから、殺してしまった。
愛しているから、殺されてしまった。

絵もキレイで読みやすく、
特に長女美帆子に感情移入する方が
多いのではないかと感じました。

すれ違ってしまった愛情が
行き付く先にあるのが希望なのか…

二つの家族は前に歩みだすことができるのか

ぜひ一度
手にしてほしい漫画作品となっています。

アイシテル ~海容~はこんな方におすすめな作品!必見

ストーリーを重視している方、
普段は小説などを読んでいる方などに
読んで欲しい作品です。

重厚な人間ドラマが描かれています。

ひとりひとりの心理状態や心の声など、
それらを受け止めて
最後まで読み進めてみてください。

絵も、殺人事件を書いていますが、
あくまでもそれはきっかけにすぎません。

残酷な描写だったり、
痛々しい描写はありません。

絵は癖があるかもしれませんが、
キレイで読みやすいです。

明るい漫画も好きだけど、たまには
考えさせられる漫画を読みたいという方は
ぜひ一度手に取ってみてほしいと思います。

特に、向いているのは聲の形、
砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない
などの漫画作品を好きな方です。

主人公や登場人物に
特殊な能力はひとつもなく、
戦うすべも持ちません。

どちらかというと、弱い側の人間が
弱いまま進んでいく作品です。

だからこそ、奇跡は期待できません。

でも、強く生きていく
人間としての強さが込められた作品です。

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