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アンダードッグのネタバレと気になる結末は?あらすじや感想もあり!

アンダードッグ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル アンダードッグ
原作・漫画 橋本以蔵 壬生ロビン
出版社 集英社

無気力で夢もなく、
犯罪すら繰り返すようになった、
大学生、国吉 直人が、

「殺してはいけない殺し合い」
という壮絶なぶつかり合いに、
その身を投じていく。

主人公も敵も黒幕も、
皆明らかな「悪」という、

シビアかつハードな
デスゲームの世界を描いた、
異色の意欲作です。

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アンダードッグのあらすじ紹介

大学に通う若者、国吉 直人。

しかし彼は無気力で夢も持たず、
小さな頃から「空気男」と呼ばれ、

今では興味本位で犯罪にすら
手を出してしまう男になった、

まったく見るべき部分もない男でした。

しかし、イライラから騒ぎを起こし、
捕まりそうになっていた彼を
かばった見ず知らずの謎の美女は、

「殺してはならない殺し合い」

への参戦を国吉に提案します。

無茶苦茶な話ではありますが、
初めて自分に「期待」してくれた
美女の言葉に国吉は電話で応じ、

トーナメントに参加することに。

しかし初戦の相手は、
かつて日本中を震撼させた
本物の極悪人でした。

アンダードッグのネタバレと今後の展開は?

大学に通う若者、
国吉 直人は、生きる目標を
見出すことができませんでした。

マスコミのマイクの前でも
取り繕わないほどの無気力の中、
学校に通う傍ら、

気に食わない少女にガムを吐き、
手頃な「ターゲット」を定めて
盗撮をしていくなど、

犯罪行為にすら日常的に
手を染めていました。

小学校の頃、「空気男」と
同級生に評価されたことが
トラウマになっている国吉は、

大企業勤めの父親にも
「空気男」とバカにされたことで
怒って家を飛び出します。

そこで数少ない友人の福田と会い、
ファミレスで話をしますが、

昔からの付き合いの福田から、
悪気なく国吉が呼ばれていない
同窓会が出てきたことで、

国吉は激しく感情を乱し、
ついにはうるさくしている
子供のコップにタバスコを入れ、

その場を去ってしまいます。

あまりにも惨めな自分に
店を出たところで
座り込んでしまった国吉でしたが、

自分が起こした騒ぎがきっかけで
職務質問されてしまうことに。

あわや捕まるかというところで、
ミステリアスな美女が彼をかばい、
国吉を車に乗せます。

そして美女は国吉に
巨大な勝利特典をダシに、

「相手を直接的に殺せない殺し合い」

への参加を持ちかけてくるのでした。

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アンダードッグの読んでみた感想・評価

さすがの橋本作品という感じがしましたね。

大多数のデスゲームものでは、
その気がなかった主人公が巻き込まれ、
戦いに突入していくものですが、

本作の主人公国吉は、
他のほとんどの作品の主人公と違い、
小者かつゲスな人間です。

私利私欲のために日常的に犯罪をする、
しかも悪びれないという国吉だけに、
ゲームに参加することになっても、

あまり同情感はわきません。

しかしその相手は、さらに凶悪な
強力な犯罪者だったりと、
一体どうなるのか的な、

ワクワクドキドキ感が
削がれていないのは、
デスゲーム作品として見事です。

また、何ともひどい国吉も、
妹さんにだけは愛情を示したりと、

経歴では分からない人間性も
描いているのが良かったですね。

登場人物の多くが、かなり
本気の入った悪として描かれ、

しかもピカレスク物的な
爽快感は薄めですが、

その分ドロドロとした怖さや
悪者たちの情念、ゲームの
明快な「面白さ」に強さがあり、

感情移入とはまた別の形で
作品を楽しんでいけました。

アンダードッグはこんな方におすすめな作品!必見

デスゲーム系作品を描く際の難しさは、
ゲームのルールやキャラ造形と並んで、
「結局ひどい悪徳を行う」ことにあります。

いかなる動機があろうと、相手を
死に追いやることには変わりなく、
だからこそ理由付けが大事だと、

ほとんどの作品ではなるところですが、
「軍鶏」で究極の悪を表現した
橋本 以蔵先生原作の本作は、

主人公があらゆる側面から、
孤独かつゲスな人間であり、
むしろ同情の余地がほとんどなく、

共感はできないものの、
だからこそのリアル感が
凄いことになっています。

のみならず、主要な
登場人物のほとんどは、
かなりの悪成分を持っています。

考えてみれば、追い詰められ
命が危険にあるわけでもないのに、
自分の充実や出世を目標に、

他人を死に至らしめるゲームへ
参加しようという人たちも、

彼らを殺し合わせて楽しむ
黒幕のスポンサーたちも、
社会一般的にマトモなはずがなく、

あり得ないようなゲームにも関わらず、
殺伐感溢れるリアリティがあります。

ルール的にもシンプルながら、

「相手を直接的に殺さず死に追いやる」

というルールは強烈かつえげつなく、
デスゲームものに慣れた読者の方の、
興味を惹きつけるだけの強さがあります。

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