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イミガタリ―忌み語り―のあらすじとネタバレ!最終回が早く見たい漫画!

イミガタリ―忌み語り―

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル イミガタリ―忌み語り―
原作・漫画 矢樹純 加藤山羊
出版社 ビーグリー

香川 良子は、人が互いにつながっている
「糸」が見えるようになりました。

しかし、それは運命の糸のようなもの
ではなく、むしろ悪事のツケをすぐさま
反映させるというもので……。

キレがあり、しかも地に足が着いた
正統派ホラー短編集です。

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イミガタリ―忌み語り―のあらすじ紹介

香川 良子は、ある日一つの
「発見」をします。

それは、「すべては
つながっている」ということ。

しかも観点的な話ではなく、
目に見える糸によって

結び付けられているのが
見えてしまったのです。

良子は、その手の話を嫌がる夫ではなく
主治医に切り出してみますが、
まったく相手にされませんでした。

病院を出た良子は、呼び出していた
由佳と会います。

良子は由佳に向かって、人は常に
他人とつながっていて、悪いことをすると

すぐにその接続先の相手に不幸が
訪れることを、ベランダから

落ちそうになっていた子供の写真を
撮ろうとした、自分とその子が

つながっていたからだ、とする
エピソードを交えて語ります。

そしてもっとも悪いのは
繰り返すことだと言い放ち、

由佳に一つの要求を
突きつけるのでした(「咎の糸」)。

イミガタリ―忌み語り―のネタバレと今後の展開は?

一年前までゲーム開発の仕事をしていた
裕介ですが、体を壊し退職し、

なかなか次の職を
見つけられないでいました。

引越し先の宇都宮では東京のような
求人がないというのが大きな理由でした。

そんな中裕介は妻の晴香から、
彼の寝相が悪くなっていることと、

寝ている人の頭と足を
逆さまにしてくる妖怪
「枕返し」の話を聞きます。

もちろん、妖怪の話は冗談だと
分かっていても、夢を見ている時に

逆さまにされると死んでしまうという
話を聞いてしまっては
平静ではいられません。

いつまでも就職できない裕介と
働き出した晴香の間には
隙間風が吹いていたからです。

そして、言い争った夜、裕介は
妻に引きずられて目を覚まします。

ベッドから落ちそうだったと
晴香は言いますが、裕介は
疑心暗鬼に陥ってしまいます。

そしてついに裕介は自分が狙われている
と感じ、就寝中の様子をカメラに
収めますが、そこに映っていたのは

信じがたい行動に出る自らの姿だったのです
(「枕返しの棲む部屋」)。

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イミガタリ―忌み語り―の読んでみた感想・評価

非常にコンパクトにまとめられている上に、
ぞくりとした怖さが強烈でした。

個人的には怖い話は苦手なので、
妖怪が人と友達だったりしてくれた方が

ストレスはないのですが、しかし
昔ながらの怪談の怖さというのは
こんな感じですね。

まったくの新作ながら、伝統的な
お話のような深みのある怖さがあり、

しかも「救い」がない話が多い点が
今時風の話とは違うインパクトと
なっているように思います。

主人公たちは霊能力者ではなく、
またそうそう都合良く除霊の
専門家がいるわけではないので、

どうしても人は妖怪に対して
無力になってしまうんですね。

ほとんど理不尽なぐらいの勢いで
妖怪が登場して害をなしていく
「赤ねぶり」や、目を合わせた人間には

容赦なく攻撃を加える「やまわろ」の
恐ろしさもさることながら、
妊娠している女性の目を通じて

見えるようになったという
無数の「糸」や、悲惨な事態に陥った
女性がその正体であるという

「赤塗仏」など、人か妖怪かも
分からない、現実か超常現象かも

はっきりしないエピソードの怖さは、
後々まで響くような凄みがありました。

イミガタリ―忌み語り―はこんな方におすすめな作品!必見

一頃に比べてテレビでの怪談特集などは
目立たなくなり、妖怪が出てくる漫画や
小説も、人と友好的だったりそもそも

主人公が妖怪だったり、という感じで、
「ソフト化」が進んでいる昨今ですが、

本作に出てくる妖怪たちは何の前提も
前置きもなく人に害を加えてきます。

その真っ直ぐな恐ろしさは
むしろ明快な雰囲気にも

つながっており、古典的なホラーの
名作につながるものを感じました。

一方で、妖怪なのか人なのかも分からない、
むしろ人の残酷さや悪意を感じる作品も
多く収録されていました。

果たして、病院に通っていた妊婦が
目にした糸は、彼女の思い込み
だったのでしょうか? 

いわくがあり成仏し切れず
赤塗仏となった女性は、本当に
人のままで生きていたのでしょうか? 

察することができる要素はありませんが
確かなのは強烈な人の思いが
あることであって、その湿った怖さは

非現実的なホラーではなく
サスペンス的だとも言えるでしょう。

こうしたまったく種類の異なる「怖さ」を
別々に描き分けることが
できているのが本作の魅力です。

絵柄同様登場人物にも
落ち着いた現実感があり、

そのことがよりいっそうの
怖さを引き立てているようでもあります。

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