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ガチンコッ!のあらすじとネタバレ!終わり方(結末)が見たい!

ガチンコッ!

この記事は約 6 分で読めます。
タイトル ガチンコッ!
原作・漫画 山下てつお
出版社 講談社

山下てつおによる相撲を
題材にしたスポーツ漫画

相撲史上最強の大関・栃の嵐と
虚弱体質の高校生・赤城まことは、

事故によってお互いの中身が
入れ替わってしまう。

週刊少年マガジンで、
1997年25号から
1998年18号まで連載されていた。

全5巻。

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ガチンコッ!のあらすじ紹介

大相撲五月場所。

相撲史上極悪最強と言われる
大関・栃の嵐は、優勝を掛けた
大一番に臨んでいた。

ブーイングを浴びるも、
大関・武闘山を下し見事優勝。

その夜、意気揚々と飲み歩いていた
栃の嵐は、尿意をもよおし、
路地で放尿し始める。

そこへ飛び降り自殺をした
男子高校生・赤城まことが
落下してきて、栃の嵐と衝突。

二人は意識を失い、
病院へ運ばれた。

栃の嵐が目を覚ますと、
寝ている自分を見下ろしていた。

てっきり自分は死んだと思い、
絶望する栃の嵐だったが、
ふと様子がおかしいことに気づく。

なんと自分の身体が、
貧相な赤城まことのものに
なっていたのだ。

中身が入れ替わってしまった
栃の嵐と赤城まことは、
無事元に戻ることができるのか。

ガチンコッ!のネタバレと今後の展開は?

大相撲五月場所。

両国国技館では、相撲史上最強の
大関・栃の嵐が、優勝を掛けて

大関・武闘山との大一番に
臨もうとしていた。

ここで勝てば2場所連続優勝で
横綱昇進は確実。

だが多くの観客や相撲関係者は、
品のない彼の優勝を
望んでいなかった。

観客からの野次に、
不敵に笑う栃の嵐。

取組が始まり、最初は苦戦するものの、
得意技の首投げで見事に勝利。

土俵上でダブルピースをして
ブーイングを浴びるも、
平然と笑う彼の姿があった。

その夜、栃の嵐は弟子たちの
心配をよそに、祝勝会も
そっちのけで飲み歩いていた。

同じころ、虚弱体質の高校1年生・
赤城まことは、高校の相撲部での
イジメに耐え兼ね、

ビルの上から飛び降りようとしていた。

恐怖のため一旦自殺を躊躇するも、
バランスを崩しそのまま落下。

ちょうどその下では、
栃の嵐が気分よく放尿をしていた。

その頭上へ落ちてくるまこと。

衝突し意識を失った二人は
病院へ運ばれた。

しばらくして目を覚ました
栃の嵐は、
様子がおかしいことに気づく。

なんと自分の身体が
筋肉隆々の大関のものではなく、

骨と皮だけのガリガリの
男子高校生のものになっている。

そう、栃の嵐と赤城まことは、
さっきの衝撃により中身が
入れ替わってしまったのだ。

彼は、まことの家族に事情を話すが、
頭を打ったことによる
記憶障害だとして聞き入れてもらえない。

医者も体に異常はないというので、
その日彼はまことの家に
帰宅することに。

翌日、目が覚めても自分の状況を
受け入れられない栃の嵐だったが、

幼馴染の女子高生・トモと一緒に
学校へ。

教室に入ると、まことをイジメていた
相撲部員が待ち構えていて、
部活へ出ることを強要してきた。

放課後、部室を訪れた彼を
待っていたのは、
2年生によるしごきだった。

理不尽なしごきに遭いながらも、
反撃する栃の嵐。

そこへ部長である3年生の
北村が部室に入って来る。

途端にしごきを止める2年生たち。

イジメをしていた2年生に
制裁を加える北村。

その様子に感心した彼は、
北村に馴れ馴れしく接してしまう。

その1年生の馴れ馴れしい態度に
北村は怒り、ツッパリで彼を吹っ飛ばす。

部室の外まで飛ばされた栃の嵐だったが、
なんとか立ち上がった。

高校生に吹っ飛ばされたことが、
彼の闘争心に火をつける。

「俺と相撲で勝負しろ」

そういって大きく四股を踏む栃の嵐。

かくして貧弱な男子高校生・栃の嵐と、
相撲部部長・北村との一戦が始まった。

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ガチンコッ!の読んでみた感想・評価

読んで思ったのは、
1997~1998年に連載してい
た作品なのに古臭さがないこと。

絵柄は若干時代を感じさせますが、
ストーリーなどは今でも十分楽しめます。

その理由は、この作品が、
スポーツマンガの王道というべき
展開だからでしょう。

非力な主人公が、
努力と根性で強敵を倒していく。

すると、それまでバカにしていた
相撲部員たちが、
主人公を認めるようになり、

最終的には信頼し合うようになる。

スポーツマンガとしては
定番中の定番ですが、
読んでいてワクワクしますね。

昔も今も、王道の展開には
人を惹きつける力があります。

そんな展開を支えているのが、
山下てつお先生の画力の高さ。

主要キャラの描き分けが上手く、
一目でそのキャラが覚えられます。

また取組のシーンは非常に迫力があり、
相撲のスピード感や力強さが
伝わってきます。

特に張り手で顔が腫れあがるシーンは、
見ていて辛くなるほど。

このような高い画力だからこそ、
陳腐になりそうな王道の展開でも
面白いのだと思います。

正直この面白さで
全5巻というのは短すぎますね。

もっと続きが読みたい、
久々にそう思えるマンガに
出会った気がします。

ガチンコッ!はこんな方におすすめな作品!必見

・熱いスポーツマンガが好きな方

主人公が決してあきらめず、
努力と根性で強くなっていく。

非力さを補うため、頭を使って、
自分より大きな相手を倒す。

そんな熱い展開が続く
スポーツマンガです。

どんな強敵でも恐れず戦う主人公の姿に、
きっと勇気をもらえるでしょう。

・相撲のことを知りたい方

相撲を題材にしているので、
普通の人では知らないような
知識が出てきます

例えば、栃の嵐が他高との
練習試合で見せた
「軸線ずらし」という技術。

身体の小さい力士が巨漢力士を
仕留める際に使う高等技術で、

巨漢力士の張り手をいなしながら、
円を描くように
姿勢を入れ替えるというもの。

結果、巨漢力士は自らの勢いで
土俵際に追い込まれ、

小さい力士は土俵中央から
攻めることが可能になります。

他には、まわしを取るのに、
実は手の小指が重要というのも。

小指で取れば脇が締まり、
スムーズにもろ差しに
移行できるからです。

そのような知識があれば、
実際に相撲を見るときも
今まで以上に楽しめると思います。

相撲のことを知りたい方は、
ぜひ読んでみてください。

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