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コイバナ!―恋せよ花火―のネタバレや感想を書いてます!最終回ってどうなってるのか続きが気になる!

コイバナ!―恋せよ花火―

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル コイバナ!―恋せよ花火―
原作・漫画 ななじ眺
出版社 集英社

生理的にどうしても男を
受け付けない「超男嫌い」の花火。

しかし学校の廊下ですれ違った、
超イケメンの宇野誓を
意識するようになっていき……。

個性豊かなコースがある学校や、
かなり尖った主人公の性質など、
他では見られない要素が満載された、

異色かつ楽しい学園ラブコメです。

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コイバナ!―恋せよ花火―のあらすじ紹介

春から高校生になった、
丸井花火。

しかし彼女は男子をどうしても
生理的に受け付けられず、
女子高への進学を願っていましたが、

当日高熱で倒れてしまい、
第二志望の七歩学園に進みます。

しかし、女子のみのクラスがあるという、
その学園は、実は男子だけの
クラスが七つもあり、

実は学園中が男だらけだったのです。

当然、教室にたどり着くまでは、
しんどい思いをする花火でしたが、
男子なのに何故かいい匂いがする、

宇野誓に態度をツッコまれ、
それから彼を妙に意識するように
なっていくのでした。

コイバナ!―恋せよ花火―のネタバレと今後の展開は?

とにかく生理的に「男子」がダメで、
だからこそ女子高に、進学しようと
決意を固めていた丸井花火。

しかし受験の当日、42度の高熱で
倒れてしまい、女子高には
行けなくなってしまいました。

ならばと女子専門クラスがある、
第二志望の七歩学園に、
進むことにしましたが、

学園にはそれ以外にも合計七つの
男子専門クラスがありました。

つまり学校全体の男女比は
七対一ということになるわけで、
花火はクラスに到着するまで、

四苦八苦しながら歩くことに
なっていました。

しかし、猫背で歩いていたところを
超イケメンである宇野誓に言及され、
ショックを受けたりしますが、

とは言え女子だけの教室に入れば、
すぐに調子は回復、
気の合う仲間と実習に励みます。

周りの女子たちが外の男子に
熱を上げていても、まったく
無風状態の花火たちでしたが、

木々が生い茂る「ステキロード」で
誓と再会した花火は、強烈に
彼を拒んでしまいます。

一方、全ての学科が専門的な
コースになっている七歩学園では、
文化祭も専門的で盛り上がるのですが、

花火たちのグループも「職人科」に
カゴを作って貰いおにぎりを
運んでいこうという計画を立てます。

そうした学校中の盛り上がりに
花火はついていけませんでしたが、
その後も度々誓と会い、

自分の中での印象を
強めていくことになるのでした。

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コイバナ!―恋せよ花火―の読んでみた感想・評価

一つの「恋」が価値観を変える、
王道の物語ながらも、
色々と斬新な設定が光りますね。

まず、主人公の花火が斬新です。

基本的に恋愛ものの主人公は当然、
恋に関して興味を持つものですが、
彼女は極端なほどの「男嫌い」、

しかも重い背景云々以前に、
生理的にイヤ、という、
身も蓋もない感情を持っています。

実際こういうケースは存在し、
現実的ではあるのですが、
作品で語られることは少なく、

だからこそ読んだ時は
かなりビックリしましたね。

理由なく拒絶するというのは
主人公側が「悪者」になり、
だからこそ難しいのですが、

ただ花火自身には、悪気はなく、
明るく元気で楽しい性格で、
嫌味さがなかったのは嬉しいですね。

またお相手の誓君も、チャラっぽい
格好に反して一途なタイプで、
良い意味で「軸」を感じさせる人で、

想いを向けるにふさわしいと
読み手にも分かるのもいいですね。

また、受験が失敗した花火が
通うことになる七歩学園も、
工業、商業、家政に分かれた、

専門コースが完備されているなど、
非常に特色ある感じです。

だから調理実習や学園祭といった
各種イベントも専門的ですし、
生徒たちにも独特な雰囲気と、

地に足がついた雰囲気があり、
非常に読みやすい印象を
覚えることができました。

今や選ばなければ
大学に行けるのが当然な
「全入時代」ですから、

手に職をつけられる
こうした学校風景は
見ていても有意義な感じがします。

また、花火たちが飼っている、
柴犬のナンパ君もとても可愛く、
動物好きにも必見の一作ですね。

コイバナ!―恋せよ花火―はこんな方におすすめな作品!必見

男性と距離を感じる女子が主人公という
恋愛漫画は多々あります。

そもそも「違い」を意識することで、
異性関係が始まっていくからには、
その差は必要なものかも知れません。

しかし本作の花火ちゃんは、完璧なほどの
「男嫌い」全開のスタンスを取っており、
しかも大きな理由なく溝を作っています。

男性からすればひどい話に聞こえる
性質でもあると思うのですが、実際には、
こうしたケースは少なくないだけに、

今まで作品化しにくかった性質を
正面から捉えたという意味で
有意義だと思いましたね。

恋愛系の少女漫画で、ここまで同性に
べったりなヒロインというのも珍しく、
さらに言えば学校自体も、

「家政」、「商業」、「工業」を
まんべんなく備えた感じのところです。

個性的な学校を舞台に独特の物語を
楽しみたい方にはまさしく最適です。

また、高校入学の年齢から、
徹底的に「実学」に即した教育を
施している学園は非常に実践的であり、

今から思えばこういう学校生活を
送りたかったなと思い返すことも
できるという部分も見逃せません。

また、根拠なく超男嫌いという
考えてみればかなり厄介な花火にも、
周囲の視線は温かい部分が多く、

殺伐とするところが少ないのも、
読んでいて安心できますね。

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