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サムライソルジャーのネタバレとあらすじは!危険なzipではなく電子書籍で!

サムライソルジャー

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル サムライソルジャー
原作・漫画 山本隆一郎
出版社 集英社

群雄割拠する渋谷のギャングたち。

恐るべき実力者たちの中でも、
ひときわ強力な戦力を持ち、

しかし積極的に争わなかった、
桐生率いる「ZERO」。

しかしその「ZERO」が渋谷支配を
目標として打ち出し、渋谷に
再び血の匂いがたちこめる。

かつて最強の一角として
伝説を作ってきた
藤村 新太郎は、

親友の暴走を止めるため、
力を尽くしていきますが……。

渋谷のギャングをテーマにした、
正統派不良漫画の名作です。

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サムライソルジャーのあらすじ紹介

かつて渋谷最強の一人だった
藤村 新太郎。

ある事件を契機に少年院に入った彼は
出所後は真面目に働こうとしました。

しかし、住み込みに入った花屋の息子が
チームで悪さをしていたことがきっかけで
再び不良たちと拳を交えることに。

現役復帰をする気はありませんでしたが、
かつての親友、桐生が属するチームが、
突如武力での渋谷統一を狙い出したため、

新太郎は無用な流血を避けるべく奔走し、
ついには自ら拳を振るい、抗争を
終わらせようと決意。

再び伝説的な強さが発揮され、
それに伴って戦いも、
激化していくのでした。

サムライソルジャーのネタバレと今後の展開は?

少年院を出所後、花屋に勤めだした
藤村 新太郎。

大柄な割に物腰の丁寧なこの男、
実は渋谷最強の男として、
かつて勇名を響かせていました。

もっとも少年院を出た今では、
真面目に働いて生きようとも
考えていたのですが、

住み込んだ花屋さんの息子が、
新興ギャングの「ナダレ」に
加入していることもあって、

成り行き上騒動に介入することに。

「ナダレ」は小悪党的な弱小で、
大した脅威でもありませんでしたが、
新太郎はその騒動の中で、

かつて渋谷の平和維持軍として
静かに睨みをきかせていた
親友桐生が率いる「ZERO」が、

突如として勢いを増し、
渋谷の全てのチームを支配し、
頂点に立つべく動くのを知ります。

旧友を制止しようとする新太郎、
しかし桐生の野望は止まらず、
渋谷は抗争に向けて進んでいきます。

もはや仲間もいない新太郎ですが、
桐生の周囲の不穏な気配を知り、
独立独歩の一人チームとして、

桐生たち不良集団の喧嘩を
制止させるべく、
武力介入を開始するのでした。

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サムライソルジャーの読んでみた感想・評価

暴走族が廃れ、走り屋も色々な理由で
継続が難しくなってくる中、
現在の文化を示す不良漫画もまた、

「冬の時代」を迎えていました。

かつての武勇伝ではライブ感がなく、
かと言って「リアル」だと
スケールが不足してしまう、

実体的な暮らしならともかく、
漫画にはなりにくい状況です。

そんな時代に登場した本作は、
今時珍しいぐらいに真正面から
「力」による渋谷争奪を

もっとも重要なテーマにしていて、
その熱さに痺れましたね。

武器や大人の力といった
「反則」を基本的に用いず、
腕力で道を開く新太郎と、

強力な「大人」の力を
じわりと滲ませつつも
若い「不良」を続ける桐生。

彼らのぶつかり合いはそのまま、
「生き方」の違いでもあり、

ハードな生き方を続けてきた中、
味わってきたもの、見たものの
違いでもあると言えます。

ガチガチの喧嘩物語に人生や
互いの意地やメンツ、
そして虚無感さえ滲ます本作には、

「ゼロ年代の不良もの」としての
新しい軸とリアリティが、
含まれているように思いました。

サムライソルジャーはこんな方におすすめな作品!必見

歌は世につれ、という言葉もありますが、
不良漫画の世界も色々と変わってきました。

学校のメンツを賭けて戦う「番長」もの、
全国制覇を目指す暴走族もの等々、
現実の流行りに即した変化がありました。

とは言え、近年の少子化や若者の草食化で
最近はなかなか不良漫画は多くなく、
仮に出てきても変化球の作品が主です。

その点本作は、「暴走族時代」以後の、
十五年ぐらい前のギャング全盛時代を
真正面から取り上げており、

リアル感のあるバトル漫画としての
ディティールを有しています。

実際にこれほどヤバい勢力と
近くで暮らしていたら大変ですが、
漫画としてならこの真正面ぶりは

素直に好感が持てますね。

また、暴力沙汰自体には
もはや大した意味はないと、
新太郎をはじめとする不良たちが

本心では薄々感じているあたりも、
ワルいことがハク付けになった、
昔の光景とは一線を画しており、

その部分にも説得力があります。

ここからさらに時代が進むと、
カメラによる街頭監視が広まり、

街中での喧嘩という「手法」が
現実的ではなくなってくる意味でも、
本作が描写したタイミングは、

「不良文化」的にベターという
評価をすることもできるでしょう。

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