ロマンチカ クロックのネタバレとあらすじは！危険なzipではなく電子書籍で！

幼いころから比べられてきた
双子の兄妹。

何でもできる兄に
絶対に負けたくないという
思いがあった妹。

本当は大切な家族だと思っているのに
すれ違いばかり。

時間が止まっている。

そんな2人の
時間がついに動き出す
ヒューマンドラマ！

ロマンチカ クロックのあらすじ紹介

加治屋一家は緑に囲まれた
鎌倉の一軒家に住んでいた。

大学教授のお母さん
90歳になるおばあちゃん
2歳の末っ子。

蒼と杏花音は双子の兄妹。

双子なのに兄の蒼ばっかり
成績優秀で幼いころから
比べられていた。

絶対に負けたくない！と
思っていたのに蒼は引きこもって
暗くなってしまった。

杏花音は好きな男の子、
辻莉くんに3日もかけて書いた
ラブレターを渡しに行った。

しかし、頭の良い子が好きだから
付き合えないとあっけなく
フラれてしまう。

ロマンチカ クロックのネタバレと今後の展開は？

杏花音は可愛くて
運動神経も抜群なため
学校中の女の子から憧れられている。

完璧な女の子に思えるが
どうしても勉強だけは苦手だった。

双子の兄がいることも
仲の良い友達以外には内緒にしていた。

暗くて引きこもりの兄がいると
思われるのが嫌だった。

頭が良くなれば辻莉くんに
振り向いてもらえるかもと思い、
勉強を頑張ることにする。

頭の良い蒼に勉強を
教えてもらうはずだったが

負けたくないと思い、
蒼の力は借りないことに。

「学校に来ればいいのに」と
杏花音は少し寂しそうに言った。

ついに中間試験の
成績発表の日がやってきたが

どの教科も点数は1桁代という
悲惨なものだった。

周りが騒がしく、見に行ってみると
張り出された成績の1位に
蒼の名前があった。

双子の兄であることもバレて
成績優秀なうえにイケメンだと
あっという間に人気者。

学校に来るようになったことは
嬉しいが、自分より目立つなんて！
と複雑な気持ちになった。

杏花音は、私たちは一生ライバルだ！
と宣言した。

ロマンチカ クロックの読んでみた感想・評価

幼いころから比べられてきた
杏花音と蒼。

比べられてしまうのは
仕方がないと分かっていても
良い気はしないものです。

杏花音自身、蒼と比べて
落ち込んだりしていました。

しかし
明るくパワフルな持ち前の性格で
乗り越えていったので安心しました。

確かにテストの点数は悲惨で
おバカな杏花音ですが

驚くほど前向きな姿勢は
見ていて気持ち良かったです。

天然なところが可愛くて、
絵も可愛らしいので
とても癒されました。

天然といっても
計算で演じている女じゃなく、
根から良い子です。

そのせいで、
実際にこんな子がいたら

イラッとしてしまうだろうな～
というシーンもあったものの
なぜか憎めないキャラでした。

蒼がクールで正反対なので
画面がうるさくなりすぎず
ちょうど良かったです。

絶対に負けないと心に決め、
蒼が学校に来ていない間も
頑張っていた姿には

自分も頑張らないと！と
思わされました。

止まっていた2人の時間が動き出し、
本格的に話が進むのは
これからといったところです。

ロマンチカ クロックはこんな方におすすめな作品！必見

この作品は、
小学生～高校生くらいまでの

女の子向けの漫画雑誌
「りぼん」で連載されていました。

最近は男女関係なく、
少年漫画や少女漫画を
読む人が増えています。

しかし
自分の年齢と合っていない作品には
なかなか手が出にくいものです。

この作品を読んでどんな作品も
低年齢向けの漫画という理由だけで
避けるのは勿体無いと感じました。

私自身、小～中学生くらいまで
りぼんを愛読していて
槙ようこ先生のファンでした。

成長するにつれ、
少女漫画を読まなくなっていた
という方もいると思います。

少女漫画を読んで
心を踊らせていた時のことを思い出し、
懐かしさを感じてほしいです。

それぞれの恋愛もあるので
もちろん今、青春の真っ只中！

という方にも
きゅんきゅんできる内容です。

女の子が好きそうな要素が
沢山詰まっています。

双子が主人公として描かれているので
恋愛メインになりすぎず、
淡々と進んでいくストーリー。

不自然な急展開もなく、
甘々とした展開が苦手な方にも
読みやすいと思います。

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